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2年で握力を8kgから40kgにあげた方法

西です。
僕は高校に入るまで自分をずっと肉体的に弱いものとして認識していました。しかしトレーニングによって、他と比較してどうかはおいておいてそれなりに自分に自信をつけることができたので、今回はその中でも特に自分の自信に繋がった話をしようと思います。


腕相撲最弱

僕は小学校、中学校にかけて腕相撲で誰かに勝った記憶がありません。
背の順でも常に先頭近くで、体格も小さかったためかずっと腕相撲は負けばっかりで、男子にも女子にも勝ったことがありませんでした。
自分でもそれが普通だと思っていて、別に嫌な気もしなかったし、勝てるよう強くなろうとも思いませんでした。

中学生のとき、体力テストの一環で握力測定がありました。
僕の仲良くしていた友達もそこまで力が強いような人たちではなかったので、握力は11kgだったり高くても17kgくらいでした。
僕はといえばなんと8kgしかなく、友達の手首を本気で握っても笑われるようなレベルでした。
僕もそれが面白かったです。笑

トレーニングを始めて

高校生になって筋トレを始めたのですが、最初はジムではなく自宅でトレーニングをしていました。
「自宅トレーニング」というアプリを使って行ったトレーニングの他に、100均でダンベルと、15kgのハンドグリップを買ってトレーニングを行いました。
よくやったのは椅子に手首より先がはみだすよう腕を寝かせておいて、手でダンベルをもち手首を上下に動かしてダンベルを持ち上げるトレーニングです。
手の向きを変えたりしてそれぞれ111回、計333回ダンベルを1トレーニングあたりで持ち上げます。
とはいってもダンベルは2kgだったので、終盤は凄く前腕がきつかったですがもっと効率のよいやり方はあったと思います。
ちなみになぜ111回かというと、みんながきりのいい100回やったとして、それなら僕はプラスαでやりたい。でも数字は好きだからきりの悪い数字ではやりたくない。やるなら111(1が好きだから)か125(5の3乗)か150(100の1.5倍)がいいという変なこだわりがあって、125はきつすぎるから111というような感じでした。
まあそれはともかく、このトレーニングをほぼ毎日続けていくうちに、自然と15kgのハンドグリップも楽に握れるようになっていきました。

握力測定

そして握力測定の日、前までは感じなかった、測定に対する「楽しみだ」という期待がありました。もしかすると30kgとまではいかなくとも25kgを超えてたりするのでは??と期待に胸を膨らませ、いざ測定。
なんと結果は37kgと少し。
強くなれた、と感じました。
自信がついたのを感じました。
ずっと自分がそうだったからといって、これからもずっとそのままなのではなく、自分次第で変われるのだと最初に気づいた瞬間だったかもしれないです。
それからまたトレーニングを続けて、しばらくして40kgのハンドグリップも握れるようになって、友達にも前腕の筋肉が固いと言われて、自分のことがもっと好きになれました。

目標

自分にでもできると分かれば、目標が生まれます。
僕の握力に対する目標は、りんごを片手で握りつぶせるレベルです。
挑戦したことすらありませんが、今の2倍以上の握力をつけないといけないと考えると、昔から今までトレーニングをしてきた以上にもっとハードな訓練を長期間継続してしなければならないのでしょう。
とてつもなく難しいとは分かっていても、かつての自分から握力を5倍にできたのだから、ここから2倍もいけそうだと思ってしまいます。
でもきっと想像してる何倍も過酷な道なのでしょう。
でもそれでこそ夢であって、やりがいのあるものだと思います。
僕のたくさんある夢のうちのひとつですが、それが叶う日を作れるよう日々努力を重ねようと思います。

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