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SmartHR クリエイティブディレクション研究所へようこそ【ナレッジシェア】| Vol.0
こんにちは、SmartHRでブランド領域のクリエイティブディレクターをしているsakana_chanです。パスタ巻いてる?
ところで、クリエイティブディレクターって名乗るのが小っ恥ずかしいのって、私だけですかね?笑。なんか、壮大ですよね。クリエイティブディレクションって全容が捉えづらいし、壮大な響きだけどある意味クリエイティブを軸にした何でも屋でもある。そしてその「ディレクションスキル」って明文化されていたり、誰かに教えてもらったりしたわけでもなく、結局おのおのの経験と勘に頼りがちなものだったり......(それが個性になったりもするけれど) そこで、立ち上げたのがクリエイティブディレクション研究所です。
今SmartHRは、企業として成長する中で、求められる課題解決スキルも加速度的に上がってきています。その中で、クリエイティブディレクションのスキルも個人に閉じずに可視化することで、お互いに高め合っていきましょう、という取り組みです。
社内ドキュメントを公開したところ好評につき外部公開する運びとなりました。今後いろんなディレクション・コミュニケーションなどの知見をインタビュー形式で公開していきます。今回はその前提となるプロジェクトの方針をnoteに記しておきます。
< 早速インタビュー記事を読みたい方はこちら↓ >
「クリエイティブディレクション研究所」ってなに?
簡単にいうと、こんな感じ。
”クリエイティブの力で課題解決する総合格闘技(=クリエイティブディレクション)のナレッジを収集・蓄積・可視化する研究所。 組織・課題のスケールアップに向けてみんなでもっと強くなるための、ちいさくはじめた活動です。”

そして、「ディレクションに正解はない、答えを教えるものではなく参考にしてもらう」というのを方針としています。
最初、クリエイティブディレクションの知見をどういう形式でを組織に還元すれば良いんだろうと悩んでいたネックの一つがこれでした。たとえば講義形式・ワークショップ形式なども検討しましたが、普段の業務と平行するには工数がかかりすぎる点と参加者のみ享受される点、そしてその人ぞれぞれのやり方があり正解がないものをこうすると良い!と言い切るのもなにか違うなと思っていました。私が答えを全部持ってるわけじゃないし、それぞれが持ってるものを引き出したい。そこでインタビュー形式でいろんな種類の知見を吸い上げ、その人のやり方・経験として皆に還元するやり方に行き着きました。
どんなスキルを収集するの?
ではさっそくクリエイティブディレクションの知見を収集します!と一口に言っても内容は多岐に渡ります。人によって捉え方も様々ですし、デザインクオリティの指揮を取ることだけと思っている人もいるかもしれません。
今回は想像しやすくするためにまず、「クリエイティブによる課題解決にまつわるスキル全般」を時系列・スキル種別に整理しました。


簡単に言うとスキル種別としては大きく3つに分けて 分解整理しています。
①戦略・プロデュース・プランニング力
②コミュニケーション・ディレクション力
③クリエイティブ能力・知見
これらの分解図は、ざっくり網羅するためのもので、スキルマップとして正しく完璧にすることを目的としていません。今回取り扱うクリエイティブディレクションってこの辺まで守備範囲なのか〜!をざっくり把握する用です。
インタビューで全部を網羅できるわけじゃないですが、あいまいな概念の全体像を掴むことで、インタビュイー側もインタビュワー側も想像しやすく&広い視野を持ってスキル収集することに役立ちました。
(ちなみにサラッと書いてるけど項目をまとめるのもまあまあ大変でした笑)
で、実際やってみたらめちゃくちゃいいインタビューになった
こんな壮大なお題、インタビューでみんなに役立つものをうまく引き出せるのか...?みんな似ちゃうのでは...?なんて思っていたけど杞憂でした。
やはり皆さんそれぞれにキャリアがあり、色んな経験・知見から凝縮された考えやノウハウが、出てくる出てくる。しかもそれぞれの個性がにじみ出ていて、とても学びがあり考えさせられるものが多かったです。

私自身もまだまだではあるものの割と長くディレクションに携わってきていますが、毎回本当に考えさせられる良い場になっています。ひとりひとりの仕事人生を凝縮したエキスのようなものを聞くことができてとても勉強になりました。
そんなこんなで社内に記事を公開し、好評につき今回noteでの公開に至ったわけです。
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という感じでハードル上がりすぎてないかちょっと心配なのですが、多分いいインタビューなはずなので読んでみてください!笑
インタビュー記事はこちら↓
これからもクリエイティブディレクション研究所は試行錯誤・改善しながら続けていく予定です。すでに新たにインタビュー済みのものもあるので公開おたのしみに〜!
(🌻最後に研究所メンバーをご紹介!)
sakana_chan(私)の他に、ihaさん/ A5さん/ ChihariさんのSmartHRブランドコミュニケーションデザイン部の有志で企画・運営しています。いつもありがとう〜!!!
🌷おまけ🌷
メインビジュアルは「研究所」+「格闘技」でAI生成しました。
もっと他にいいのあるやろ!って人は道場破りお待ちしております。
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