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気持ちが伝わる文章の極意!心を動かすメール術

はじめに

大切な気持ちを伝えるためにケータイメールを役立てて!

 みなさんは、友人や親しい人とのコミュニケーションで、メールをどれくらい使っていますか?
 最近は「LINE」や「Twitter」のような、ショートメッセージを送れるアプリやSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)を使う人が増えています。
 しかし、より大切なことを伝えたいときは、そうしたツールではなく、メールを使うのではないでしょうか。それは、メールが相手のケータイの中に、長く残るメッセージだからです。誕生日メールのように、いつまでも保存しておいて、何度も読みたいメッセージはメールで送ってほしいですよね。
 本書では、ケータイメールで相手にあなたの気持ちを伝えるための、いろいろな法則を紹介しています。すべてのメールでこれらの法則を全部守ることは、大変かもしれません。でも、法則の一部でも守ったメールを送ってみてください。それだけで、メールを受け取った人はハッピーな気持ちになれるはずです。
 メールは、「読みやすさ」が大切です。どんなに思いを込めたメールを送っても、あまりに長文で読みにくければ、相手が読んでくれないかもしれません。「1章 メールの基本は読みやすさ」では、メールを読みやすくする方法を紹介します。
 あなたの気持ちを誤解されずに相手の心に届けるためには、テクニックが必要です。「2章 自分の気持ちを伝えるテクニック」で、それをマスターしましょう。
 好かれる人と好かれない人では、メールの雰囲気が全然違います。「3章 好かれるメールのポイント」を参考にして、あなたのメールで好印象を与えましょう。
 送れば送るだけ、嫌われてしまう原因になりそうなメールもあります。「4章 要注意!こんなメールは嫌われる」をチェックして、愛されるメールに改善しましょう。メールで好印象を与える方法は、まだまだあります。「5章 まだある!好感度アップのポイント」では、メールで相手に気持ちを伝え、心をつかむためのテクニックを紹介しています。
 本書は、メールで自分の気持ちを上手に伝えたいと願う、すべての人のために書かれています。女性だけでなく男性もぜひ、本書をお役立てください。

1章 メールの基本は読みやすさ


Rule01 メールの文章は60字以内!

読みやすいメールの決め手は長すぎないこと! 長すぎメールは、好感度が激減です。

「久しぶりー!元気にしてた?この間……」
 仲のいい友人に、久しぶりに送ったメール。書きたいことがありすぎて、長文になってしまったということはありませんか?
 ついついやってしまいがちなことですが、自分が長文のメールをもらったとしたらどうでしょう。
 相手の思いがいっぱい込められていてうれしいって? たまに届くくらいならいいかもしれませんが、頻繁に長文メールが届くとなると大変です。
 メールに書かれている話題を1つずつ確認して、全部の内容について返信するのは、面倒に感じられます。
 仕事や勉強が忙しく、限られた時間しかない場合はなおさらです。

 長すぎると返信しにくいうえに、画面を何度もスクロールしないといけないので、読みにくくなってしまいます。
 読みやすいメールの基本は、60字以内と覚えておきましょう!
 メールの本文が60字以内であれば、画面をスクロールせずに済み、メールを開いてひと目で内容がわかるので、面倒がなくて好印象間違いなし! そのようなメールのほうが、ダラダラと長く続けたメールよりも記憶や心に残ります。

 少ない字数でメールを書くとなると、話題も絞らなければなりません。1通のメールに書く話題は、できれば1つ、多くても2つくらいにしましょう。そうすれば、メールを送った相手も返信しやすいはずです。
 反対に長いメールの場合は読むだけで疲れてしまい、返信する気力がなくなってしまうかもしれません。届いただけで「お腹いっぱい」な気分になってしまうようなメールを送らないようにしましょう。
 メールは読みやすさが第一です

★メールの法則★
メールの文章は短いほうが読みやすくてグッド!
書く話題を絞れば、返信をしてもらいやすくなります。


Rule02 メールアドレスで自己アピール

シンプルすぎるメールアドレスではもったいない! メールアドレスは、あなた自身をアピールする場所です。

 考えるのが面倒とか、覚えやすいからという理由で、こんなメールアドレスにしている人はいませんか?

「hana090XXXXXXXX@…」(名前+自分の電話番号)
「yoshiko19901130@…」(名前+生年月日)

 こういうアドレスは確かに実用的ですが、アピール度はゼロに近いといってもいいでしょう。
 メールアドレスも、あなたを表現する大事な情報だということを忘れてはいけません。メールアドレスを交換した相手に、あなたのことをアピールするチャンスを逃しては、もったいないですよ!

 たとえば、動物が大好きな人は「neko」や「dog」と入れてみるなど、あなたの好きなものや思い入れの強いものをアドレスに入れて、自己アピールしてみましょう。

 ほかにも例として、「好きなバンド」「好きなキャラクター」「好きなお笑い芸人」「好きなブランド」などが考えられます。そのままアドレスにしてもいいのですが、これらの要素にプラスしてあなたの名前などを加えると、一見してあなたのメールアドレスだとわかりやすくなります。

 メールアドレスでアピールすると、どんな効果があるのでしょうか?
 アドレスを知った相手が、あなたのアドレスに入っているものを好きだった場合、「もしかして同じ趣味?」と共感してくれるかもしれません。また、「アドレスの○○ってあれのこと?」と、会話のネタとして拾ってもらうことができ、あなたと相手との距離が縮まります。
 アドレスを変える手間はかかりますが、あなたの好きな人が興味のあるものを調べておいて、それをアドレスに使うという裏ワザもあります!

★メールの法則★
メールアドレスは個性が表れる場所。
好きなものをアピールしましょう。


Rule03 誤字のないように!

どんなに小さな誤りでも、絶対にいい印象にはなりません。送信前にメールを読み返しましょう。

 どうせプライベートでのケータイメールなんだから、誤字くらいどうでもいいでしょ?と、考えるのは大間違いです!
 どんなに小さな誤りでも、それを発見した人には「誤字があった」という印象が残ります。誤字のあるメールを送ったのがたった1回であれば、すぐに記憶も風化するでしょう。でも、それが頻繁だったり、あまりにもひどい間違いだったりすると……?
 あなたに、変な誤字メールばかり送る人というイメージがついてしまうかもしれません!

「25日、午前11自に○×公演前の休憩所に集合です」
「渡しは、午前中仕事で一階打ちに帰ってから行くので、遅くなります」
「そういえば、最近現金ないみたいだけど、空だは大丈夫?」

 上のような誤字メールが送られてきたら、手抜きをされているような気分になりませんか? いくら気軽なケータイメールでも、失礼です!

 誤字メールが漢字の変換ミスだったら、まだマシなほう。メールで伝えたかったことが、間違いのせいで全然伝わらないこともあり得ます。そのいちばんの原因は、予測変換です!
 予測変換は便利ですが、ちょっとの操作ミスで自分が打ちたいと思っていた言葉と、全然違う言葉を入力してしまうことがあります。謝ろうとして「ごめんなさい」と打つつもりが「ゴミ」だった、なんてことになったら余計に怒らせてしまいますよね!
 読み返しながら入力するのが面倒という人でも、送信ボタンを押す前にざっと目を通すくらいならできるはず。それだけでも、明らかな間違いを減らせます。
 漢字の変換ミスがあると、教養や常識のない人だと受け取られてしまうので、要注意です!

★メールの法則★
ケータイメールでも誤字はダメ!
送信前に必ず目を通すこと。
教養のない人だと思われます!


Rule04 悪口や愚痴をメールで送らない!

悪口や愚痴など、ネガティブな内容を送るのは禁止!ネガティブメールをケータイに残しても、いいことなしです。

 いやなことがあったとき、どうしても発散させたくてメールで悪口や愚痴を書き込み、親しい人に送ってしまうことはありませんか?
 あなたの送信履歴を確認してみてください。こんなフレーズが頻繁に出る人は要注意です!

「○○さんてめんどいよね……」
「ウザくね?」
「最近金欠でさ……」
「寂しい」「憂鬱」

 悪口や愚痴のメールを送ると、あなた自身は、一瞬でもストレスの解消になります。でも、そのメールを受け取った人はどんな気持ちになるでしょうか。相手は、「また言ってる……」と不快になり、あなたと距離を置きたくなるかもしれません。あなたは、誰かの悪口や愚痴ばかり言っている人とかかわりたいと思うでしょうか。お互いに愚痴を送り合って気分をスッキリさせる? でも、そんなメールを送り合っていては、相手も、自分も晴れ晴れとした気分にはなれませんよ。
 誰かに送るなら、ポジティブなイメージのメールにしてみましょう。あなたがネガティブな気分のときこそ、なおさらです。褒め言葉や楽しかった出来事、好きなものを話題にしたほうが、楽しい気分になれます。

「最近、憂鬱なことがあったんだけど、○○の新曲聴いてたら
 元気出てきたよ。絶対ハマると思うから、今度聴いてみて!」
「金欠だからバイトの時間増やさなきゃ。そういえば、バイト先ですっごく面白いことがあったんだ! それはね……」

 明るい内容のメールで、お互いに幸せな気分になれば、メールの相手もあなたに好意を抱いてくれるはずです。

★メールの法則★
悪口や愚痴のメールは送らないように注意!
あなたの好感度が下がります。


Rule05 改行多めで読みやすく

改行のないメールは、ぎゅうぎゅう詰めで読みにくいものです! 改行や行あきを使って、読みやすいメールをつくりましょう。

 ケータイでメールを読むとき、文字がきっちり詰まっていると読みにくく感じませんか?
「!」や「?」、「、」や「。」のあとで改行し、別の話題に移るタイミングで、イラスト中の例文のように1行あきにして読みやすくしましょう。そして、1行あきにすると、それぞれの話題の印象が強くなり、さらに読みやすくなりますよ。

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 視覚的にわかりやすい文章になりましたね。ただし、1行あきで十分なところを、ブログのように何行もあけると、スクロールの手間が増えて読みにくくなるので避けましょう。
 また、文章中で「!」や「?」などの記号を使うときは、記号のあとにスペースを入れると、読みやすくなります。

「本当に?やるじゃん!絶対うまくいくと思ってた!おめでとう!」
「本当に? やるじゃん! 絶対うまくいくと思ってた! おめでとう!」

 改行したりスペースをあけたりというのは、操作としてはキー操作1回分だけの手間です。でも、たったそれだけで読みやすさは格段にアップします。気遣いは、相手に必ず伝わるものです。

★メールの法則★
改行を多めに!
話題を変えるときは、1行あきにして読みやすく。


Rule06 漢字の使いすぎに注意!

メールに漢字が多すぎると堅苦しくなります。ひらがなが多すぎると、切れ目がわかりにくくなります。

 メールでは、漢字とひらがなのバランスが大切です。次の文章を読んでみてください。

「明日、新宿迄御昼御飯食べに行かない?」
「あした、しんじゅくまでおひるごはんたべにいかない?」

 どちらも読みづらい文章ですね。では、次のようにするとどうでしょうか。

「明日、新宿までお昼ごはん食べに行かない?」

 かなり読みやすくなりました。漢字とひらがな、どちらかに偏ると、区切りがどこにあるのかわからず、読みにくい文章になります。また、読み手が受ける印象は漢字が多いと堅苦しくて難しそうな印象に、ひらがなが適度に入ると軽やかでソフトな印象になります。
 読みやすい文章にするために、漢字とひらがなを適切に使いましょう。

漢字とひらがなのどちらで書いたほうがいいのか、迷ってしまう言葉

 ケータイの自動変換機能に頼っていると、漢字が多くなってしまいがちです。漢字とひらがなのどちらがいいか迷った場合は、次の例を参考にしてください。

ひらがなのほうが読みやすい言葉の例

・有難う → ありがとう ・挨拶   → あいさつ
・宜しく → よろしく  ・羨ましい → うらやましい
・今日は → こんにちは ・中々   → なかなか

★メールの法則★
ソフトな印象にしたいときは、ひらがな。
漢字とひらがなの、使い分けをしましょう。


Rule07 メールのやりとりを終えるタイミング

楽しいメールのやりとりですが、いつまでも続けるわけにはいきません。最高のタイミングで切り上げるには……?

 メールのやりとりが盛り上がりすぎて、なかなか終わらないということ、ありませんか? でも、そろそろメールを切り上げたいというときに、いきなり返信をやめてしまうのは失礼ですよね。
 用事があって相手の回答を求めるメールを送った場合、やりとりは1往復半が一般的。これは「用事の連絡→回答→回答のお礼」という流れです。でも、特に用事がなかった場合の雑談だと、終わらせるタイミングが決まっていません。そのような場合は、不自然でなくメールのやりとりを切り上げるためのフレーズを使いましょう。

メールを自然に終わらせるフレーズ

 まずは「理由をつけて切り上げる」パターン。

「では、ちょっと買い物に行ってくる」
「そろそろお風呂に入るからね」
 本当は予定がない場合でも使えますが、バレないようにご注意を!

 続いて、「締めのメッセージを送って切り上げる」パターン。

「今日はたくさん話せてよかった!」
「明日もがんばろうね」

 上記のようなメッセージを送れば、メールの相手は嫌な気持ちにはならないでしょう。
また、特に気になる異性には「次回に続ける」パターンがおすすめ。

「明日、また連絡してもいい?」
「続きは、今度会ったときに話すね」

 いくら楽しいメールのやりとりでも、長く続きすぎると、お互いに疲れてしまいます。ベストなタイミングで切り上げたいですね。

★メールの法則★
メールを切り上げるとき、いきなり終わらせるのはNG。
切り上げのメッセージには、相手への気遣いを 込めて!


Rule08 写真つきメールは送りすぎに注意

ケータイやスマホで撮った写真をメールで送信! 便利で楽しいけど、写真の送りすぎは迷惑になるかも!?

 ケータイのカメラは本当に便利。言葉だけでは伝えきれないことも、写真を添えれば伝えられます。

 だからといって、メールで写真を送りすぎないように注意してください。
写真つきのメールは文章だけのメールよりも、かなりの容量を使ってしまいます。
 容量の大きいメールはデータ通信量が多いため、契約しているケータイのプランによっては、送信側と受信側の両方に余計な料金がかかってしまうおそれがあります。
 また、容量の大きい写真は、ケータイやスマホ本体のデータ保存容量を圧迫します。メールに添付してあるファイルは、開くと自動的に保存されるようになっています。画像を保存しすぎて容量がいっぱいになってしまったせいで、アプリが入れられない……なんてことになったら迷惑ですね。

写真つきのメールの注意点は、容量だけじゃない

観光名所、飲み会の写真、面白画像、今日の晩ごはんの写真など……。あなたは、ことあるごとに画像つきのメールを送っていませんか? 相手のケータイがあなたの「思い出アルバム」状態になって、うんざりされているかも?

★メールの法則★
写真つきのメールは、容量の大きさが問題に!
送りすぎに注意しましょう。


Rule09 メールを送るときは時間帯や相手の状況を考えて!

時間や場所を問わずに連絡できるから、メールはとても便利。でも、相手の状況を考えないで送るのは、マナー違反です!

 真夜中にメールの着信があって、眠っていたのに起こされた! 慌ててメールの内容を確認すると、急用ではなく雑談だったり……。相手に悪気はないのかもしれませんが、「時間帯を考えてよ!」とイライラしてしまいます。

 電話の場合は「深夜にかけると迷惑かも?」と多くの人は考えますが、メールの場合はどうでしょう。電話の場合と同じく、よほど緊急の用事がない限り、深夜にメールを送るのは迷惑です。

 相手の状況を想像し、メールを送る時間帯を考えましょう。深夜以外でも、相手が仕事で忙しい時間帯や、大事な試験・面接の最中にメールの着信音が鳴ってしまったら、相手はあなたをどのように思うでしょうか。夕飯の支度中など家事が忙しい時間帯にメールを送ったりするのも、相手にとっては迷惑かもしれませんね。
 もちろん、相手も大事なときはケータイをマナーモードにしていることが多いとは思いますが……。
 頻繁にメールを送り合う相手には、事前に「どの時間帯なら、メールを送っても差し支えないのか?」と確認をしておくのがベストです。

確認メールを連発するのもマナー違反!

 メールを送ったあと、なかなか返信がないからといって何回も確認メールを送ったことはありませんか? 特にいつも返信が早い人からメールの返事がこないと、心配になりますよね。でも、それは相手が何か用事があって忙しいからかもしれません。そんなときに何度も確認メールが届くと、「わかってるから、ちょっと待ってよ!」と思われてしまうかも。

 ケータイメールは、相手の都合を考えて使わないと、最悪の場合、人間関係に亀裂が入る事態さえ引き起こしかねません。マナーを守って使うようにしましょう。

★メールの法則★
メール送信は、時間帯やタイミングを考えないと、マナー違反になってしまいます。


Rule10 大切な用件を伝えるときのメール構成

伝えたい用事があるときは、メールの構成をしっかりと考えて、相手にとってわかりやすい文章を作成しましょう。

 メールは相手に何かを伝えるためのものです。メールの文章を最初から最後まで読んだとき、何を伝えたいのかさっぱりわからなかったら意味がありません。でも、ときどき届きませんか? 最後まで飛ばさずに読んだのに、結局何が言いたいのかわからないメールが。
 わかりやすさとマナーを重視している、ビジネスパーソンの仕事メールの場合は、メールに書く内容の基本構成が決まっています。「相手の名前→あいさつ→自分の名乗り→導入のメッセージ→本文→締めのあいさつ」といった感じです。
 プライベートなケータイメールにそんな堅苦しいルールはありませんが、大事な用件をメールで送りたいなら、構成をしっかりと考えましょう。

伝わる! わかりやすい! ケータイメールの構成

 まずは書き出し。仲のいい相手に送るのなら、特にあいさつはいらないかもしれません。でも、初めてアドレスを教えてくれた相手にメールするときは、自分がどこで知り合った誰なのか、名乗りましょう。相手があなたのアドレスを登録していないかもしれませんし、登録していても誰なのかがわからないということがあり得ます。
「dear○○ちゃん。サークルの○○です」
 次に、何の用件でメールしたのか、いちばん伝えたいことを書きましょう。予定があるのであれば、いつ、どこで、何をするのかを最初にはっきりさせます。
「○月○日、いつものカフェで○○ちゃんのバースデーパーティーを開きます。出席できそうですか?」

 あとは詳細です。さらに締めのあいさつを入れて完成です。大切な用事でメールを送る場合は、きちんと流れを考えて、用件の伝え忘れがないようにしましょう。
「集まるメンバーはサークルのみんな。午前11時に○○駅改札に集合です。プレゼント忘れないようにね! それじゃあ、またね!」

★メールの法則★
大切な用事があるときは、構成を考えたメールを!
相手にとってわかりやすい内容にしましょう。


Rule11 相手のためにひと言足そう

気遣いの心を反映させたメール文章を送れば、あなたの好感度がアップします!

 メール文章はわかりやすさが大切です。Rule10「大切な用件を伝えるときのメール構成」にあるように構成をしっかり決めると、内容が相手に伝わりやすくなります。さらに親切なメールになるよう気をつければ、あなたのメール好感度はもっともっとアップします。

ケース① 待ち合わせ場所を伝える場合

 待ち合わせ場所を伝えるときは、具体的なポイントをプラスしましょう。
もしも近くにわかりやすい目印があれば、それを忘れずに書くべきです。
×「□□駅に集合!」
○「□□駅東口、改札右のコンビニの前にいます」

ケース② あとでまた連絡するという場合

 いつ連絡できるのか、先にわかっているのなら具体的に伝えましょう。
×「あとでまたメールするね」
○「今日の夜9時頃に、またメールするね」

ケース③ メールで質問をする場合

 質問をするとき、質問だけをするのではなく、自分の考えを足しましょう。
相手がより回答しやすくなります。
×「△△について、あなたの考えを聞かせて!」
○「△△について、あなたの考えを聞かせて!私は□□だと思っています」

ケース④ 返事をする場合

 返事をひと言で返信すると、素っ気ない印象に。これに気遣いのひと言をプラスしましょう。
×「欠席します」
○「ごめんなさい、今回は欠席します。次回も、ぜひ誘ってね!」 
 気遣いの基本は、親切で具体的な言葉をプラスすることなのです!

★メールの法則★
具体的で親切さを感じさせる言葉をプラスすれば、あなたの好感度がアップ!

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