【#共通テスト2025(6)】共通テストに備えるためにやってほしいこと【ポイントは、〇〇のタイミング】
共通テストは、2025年から大きく変わります。
試験時間が長くなる点でも変化します。
国語は80分から90分へ
数学は、数学ⅠA、数学ⅡBCともに70分へ
そして、新たに情報の試験が60分追加されます。
ざっくり言うと、初日に文系教科、二日目に理系教科という座組は変わりませんが、二日で何とか消化できる日程でもあります。
その結果、すでに1日消化の強行日程の模試では地獄絵図になっています。
センター試験時代、とても優秀な生徒さんが理科で壊滅的な数字を取ったことがあり、理由を聞くと、数学が終わった時点で、体力を使い切り、そのあとにあった理科の問題が全然頭に入ってこなかったとおっしゃっていました。
恐らく、ほとんどの受験生がこんな感じで共通テスト模試を1日でこなしているのではと思います。
そうなると、やっぱりリスクがあるのが、2日制の時間の使い方のノウハウの獲得です。
特に長くなった共通テストでポイントとなるのは、「昼食」のとりかただと思っています。
文理問わず、午後からのテストの方が長い。そのため、昼食の分量は気をつけた方がいいと思います。
というのも、時々、
・模試の後半になるとお腹が空きすぎて集中できなかった。
であったり、逆に
・昼飯を食べ過ぎて眠くなった。
という声は聞くからです。
なので、昼食の分量と、午後の遅い時間から開始されるテストの前のエネルギー補給については、戦略的に考えておいて損はありません。
(ちなみに当日行きがけや昼休みに昼食を買うというのは、リスクが大きい。買えなかった時のダメージが大きすぎるからです)
昼食をやや軽めにしておいて、午後にエネルギー補給をするというのがリスクが少ないのかもしれません。
また、エネルギー補給についても、
液体・・・ドリンク剤(最近はやりのエナジードリンクはお勧めしません)
ゼリー状・・・ウイダーインゼリーなど
固形状・・・カロリーメイトなど
などが候補上がります。
何がいいかは、事前にいろいろ試してみるといいかと思います。
個人的には経験上、バナナが体質に合っていた印象があります。
そうなると、事前に1度は2日制の時間割通りに問題演習をしておくのは悪くありません。
2日制の模試であったり、学校でやってくれる場合はよいのですが、それがない場合は、共通テスト対策問題パックのようなものを1セット残しておき、自宅でもいいので、その時間通りに問題を解いてみてもいいでしょう。
テストとテストの間の時間も割とある感じのスケジュールなので、そこで確認する参考書なども決められるのではと思っています。