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差別待遇が当たり前の塾は、上位でも下位でも即刻退塾の一択です【それこそ、選択肢はたくさんありますよ】
首都圏(関西圏、名古屋圏もそうなのでしょうが)は、私立中学への受験が過熱しているのだとか。
これは、保護者の親心からの動きであることは、言うまでもないでしょう。
そんな保護者の足元を見たような塾が存在しているのだとか。
こんな塾があるのであれば、塾に対して、性悪説からの偏見を持たれても甘受するしかありません。こんな塾が現実にあることは、大変嘆かわしいことです。
・テストの点数が1点落ちただけで、塾の先生に三者面談に呼ばれ「このままじゃ人生が終わる」と脅された。
・「今すぐ始めなければ、もう手遅れになってしまいます!」
・「小学生でがんばれない子は、大人になってもがんばれません!」
・ある進学塾では、クラスによって生徒が使用できるトイレを分けている。上位のクラスは最新のきれいなトイレが使え、下位のクラスは古い和式のトイレしか使えないと決まっているのだ。
コピペするだけでもうんざりする内容。異常としか言いようがない。塾業界の人間はまともじゃないと指摘されても反論ができません。
言うまでもないことですが、こんな塾は「退塾する」の一択です。不幸にも下位のクラスになっている場合もさることながら、上位のクラスにいる場合もしかりです。
このような塾の成績下位の子どもたちに対する対応は、精神的な虐待でしかない。このような扱いを受ければ、自己肯定感が下がるだけでなく、そもそも学ぶことへの楽しさを見出すことなど不可能でしょう。人間は、いくつになっても変わるチャンスがあります。少なくとも学ぶことへの肯定感を邪魔するような行動は、教育関係者は厳に慎むべきです。
また、成績上位者であってもこのような環境は害悪としか言いようがない。なぜなら、勉強ができるくらいで、いい気になるようでは、ロクな大人にならないからです。偏差値が高い人間には、いろんな優遇があることが当たり前に感じたり、勉強ができない人を馬鹿にしたりする人間に育つことは、それこそ人として終わってしまいます。社会不適合者になるために勉強しているわけではないのです。
そもそも勉強ができるのも、才能や環境に恵まれた程度の「運」でしかない。
さらに、勉強ができ、いい大学に行って社会的地位を得たのなら、本来はノブレス・オブリージュの考えに従い、社会にその恩恵を還元すべきなのです。一部のエリート層に競争に勝った人間は何をしてもいいという極端に振れた思考をもつ人がいますが、受験競争の弊害なのではと思っています。
上に立つリーダーは、弱者を守り、組織のポテンシャルを高めることが求められます。競争に勝ったら何でもありというわけではないのです。
こんな塾を平然と運営している人たちは、何を勘違いしているのか。
恥を知れといいたいです。
このような塾を辞めても問題ありません。なぜなら、ちゃんとした塾はあるからです。成績が下位であっても親身になって教えてくれる塾はたくさんありますし、成績上位者にも勘違いさせないように、きちんと指導をする塾もあります。
それこそ、こんな塾の代わりはいくらでもあります。インターネットだけでなく、口コミや結果を出された保護者の方からアドバイスをもらうなどアンテナを広げてみてください。
必ずお子様にふさわしい塾は見つかります。