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祝!ソフトバンクホークス優勝。それでも、不気味なあの人の存在【トリッキーな行動の陰で個人的に注目していること】

春先から順調に勝ち星を重ねたソフトバンクホークス。主砲柳田選手が欠けるというシーズンにもかかわらず、圧倒的な強さで駆け抜けました。

これまでの主力選手に加え、若手も台頭。ケガで多くの選手が離脱する中でも新しい力を生かしながら強さを維持した小久保監督の手腕が光るシーズンでした。

しかし!そんなホークスですが、貯金28もありながら、135試合目という、9月の後半に優勝となったのには理由がありました。

それが、強いファイターズの存在です。

11ゲーム離されたとはいえ、134試合で、71勝55敗8分、貯金16は、堂々たる成績。単純比較はできないものの、熾烈な優勝争いをしているセ・リーグのチームの数字とほぼ同じです。

さらに、ホークスとの直接対決では、11勝11敗1分で全くの互角。8月24日以降、直近ではホークスは6連敗しています。

度々クライマックスシリーズの是非が議論されますが、ここまで強かったファイターズファンの方としては、クライマックスシリーズが救済の制度になっている側面としてみておられるかもしれません。

ホークスの工藤前々監督は、短期決戦で滅法強く、ファンは優勝できなくてもクライマックスシリーズでの巻き返しを期待したものです。

そうなると、前年最下位からチームを急上昇させた新庄監督の手腕に注目が集まります。
新庄監督は、話題性の提供という点では、プロらしいふるまいをされる方です。そのため、派手なところが注目されがちですが、個人的には、地味なことも大切にされる方だという理解をしています。

その一つが、監督就任以来、ずっと継続されている「マスクの着用」です。

マスクについては、着用に反発を持っておられる方が一定数おられるようですが、個人が自己判断でマスクを継続着用をすることは、全く問題ないことだと思っています。

実は私もコロナ禍以来、ずっとマスクを継続着用しています。

新庄監督がどのような理由で着用されているかは、知りませんが(記事にある内容は恐らく真意ではないでしょう)、理由が何であれ、それをずっと継続されておられることは、地道なことを積み上げることができる証明になっている側面があるのではと私は思っています。

選手起用、作戦など「何をやってくるのかわからない」と思わせる策士ぶりを見せる新庄監督ですが、それだけでなく、オーソドックスなことも継続できる点は、相手とすると、とても不気味な存在ではないかと思っています。

その意味では、ポストシーズンの戦いは、ファンをまだまだ楽しませてくれるのではと思っています。

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