いろんなニュースにちょっとだけコメントしてみた【今回は福岡に関する3本のニュースをピックアップ】
ニュースに短くコメントしています。
まずは、こちら
福岡に住んでいるといろいろツッコミどころを感じる記事。納得できる部分もたくさんある一方で、かつて九大にあった21世紀プログラムの総括の甘さを感じなくもありません。まあ、あれを主導していた人が、問題がありましたとは言えませんわね。何より高大接続の仕組みをどうやってつくっていくべきかの考えがここまで緩いのかというのは結構な驚き。大学の先生の視点は大学に入ってからの学生の動きにしか興味がないことはよくわかったことは個人的にはかなりの収穫。当事者が傍観者のような認識でいれば、そりゃ、制度は荒れますわな。
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150年以上も続く老舗旅館も、トップの判断の誤りで、ブランド価値が一瞬にして崩壊する様を目撃したいるんだなと実感。信頼を得ることは、極めて厳しく困難な道であるだけでなく、それを維持するためには不断の努力が不可欠。この件から学べることは、トップダウン型組織は、極めてリスキーな仕組みであるということでしょうか。異を唱えていた従業員はいたでしょうし、県の検査担当者は、「次はないですよ」という警告は何らかの形で出していたのではと思うと、これをすり抜ける力をもつトップダウンの恐ろしさは、計り知れない。
最後はこちら
世の中には信じられないことがあるものだと思うニュース。部下に運転を命じた幹部の頭の中に、
・タクシーで行く
・自分で公用車を運転する
という発想がなかっただろうかという疑問は多くの人が持つでしょう。
考えられることとして、幹部は組織の下の人間から送迎されることで、権威が保たれるという認識あったのでしょうか。「公用車に送迎されない自分」にアイデンティティの喪失感を持つほどの屈辱感があったのかも・・・などと考えています。
この幹部の方も自分が若いころは、こんな上司がいたら反吐が出ると思っていたじゃんないのかなあと思うといろいろ思うことがありますね。
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