2次関数が苦手な高校生は、まずは〇〇を大切にしよう!【高校1~2年生数学】
今回は、高校1~2年生で数学が苦手な受験生向けに書きます。
夏期講習は、数学が苦手な高校生を見させてもらうことが多い時期でもあります。数学が苦手な高校生、特に1年生は、2次関数が苦手だという受験生が多いですね。
特に2次関数の最大最小問題で、つまっている生徒を見ると、答案に苦手な理由が隠されているなと感じます。ほとんど例外なく、苦手な生徒の答案には、
グラフがかかれていません。
時々、よくできる生徒でグラフをかかない場合がありますが、それは、頭の中ですでにグラフがあり、わざわざかくまでもないと思っている場合です。実際にかいてはいないものの、グラフで発想をしています。
しかし、苦手な生徒は、かく必要性を感じていません。
それは、そもそも二次関数の最大最小は、グラフが完成すれば自明なのだという発想がないからでしょう。
のような場合分けが必要な問題はグラフをかくことで解決します。
上に凸の2次関数のグラフの場合は、最大値は範囲が頂点(軸の方程式)を通るか、通らないかでグラフをかいていきます。
2次関数は、場合分けでつまづいてしまうことが多いですが、
このようにグラフをかく練習をすることで、場合分けの必要性も理解できます。
必然性からグラフをかくようになれば、苦手意識も薄れてきます。