見出し画像

MARCH以上か。それ以下か。

バカを排除することの有効性

・バカはバカであることが分からない。
・バカに情報を与えても間違った解釈をする。
・バカとは無知ではなく判断する頭がないこと。

これらは非常に恐ろしい結論に行き着く。
それは重要な決定からバカを排除すべきでは?と言う結論です。

排除対象はどの程度いるのか

国際成人力調査:「読解力」「数学的思考力」「ITスキル」を実施。
その結果、下記のように散々なものであった。
1. 日本人の3人に1人は小学校5年生程度の読解力がない。
2. グラフ読み取りが正しくできる人は5人に1人もいない
3. PCを使った基本的な仕事ができる人は10人に1人もいない

同様の調査がアメリカで行われておりこちらは学歴別に結果もある。
高度な事務作業に必要な計算スキルを持つ人は
・大卒で31%
・高卒で5%
・中卒で1%

つまり、まともな学力を有する人材を採用する場合、
大卒上位30%を採用すれば良いと言うことになります。

大卒上位30%とはMARCH以上の大学を示しており、有名企業に行きたいなら最低MARCHと言われている現状とも一致している。

【注意】日本とアメリカで違う可能性はある。

排除されるとどうなるのか?

この問題に関しては、先んじてアメリカや中国、EUで先に進んでいる。

特にアメリカでは人種、民族、国籍、宗教、性別、性的指向に関係なく、
徹底的に優秀な人を集める圧倒的な成果を上げている。

その結果、起きたのが弱者の貧困下です。
シリコンバレーで大卒1年目から数千万円の給料をもらうかたわら
安定した仕事に就けない人が大量に発生しました。

同様な現象がEU、中国でも散見されます。

日本はどうなのか?

いろいろ文句は言われますが雇用に関しては最も優れている国の一つです。
スキルや経験、知的な問題が多少合っても雇用し育ててくれます。
また、年収差も低く大卒1年目から1000万円を出す会社は少ないです。

このような意味で基礎力がない人にとって日本は、ユートピアなのです。
しかし、このユートピアも外圧、内圧から崩されはじめています。
外圧は、シリコンバレーなどの成功です。
内圧は、労働者が自由を主張しはじめたことです。
 パワハラの問題提起や勤務時間・場所の自由です。
 ・パワハラは問題ですが萎縮してできない人を教育できなくなった。
 ・勤務時間・場所はできない人をあぶり出した。

しかも、この現象の面白いところはどちらかと言うとユートピアで恩恵を受けていた側の基礎学力がない人も文句を言っていると言うことです。

日本の労働市場予想

外圧、内圧から基礎学力のない人には厳しい市場になる。
基礎学力を有する大卒上位30%前後で切り分けられる。

高度な学力を有する大卒上位1%の取り合いが行われる。
*学歴以外に高度な学力を測る方法が生まれる可能性もある。

私自身この状況がいいことだとも思ってはいない。
しかし、社会がどうすべきかも分からない。
子供たちが困らないよう高度な学力を身につけさせる努力をする。

また、勉強が苦手という場合は早期から別の道を模索すると言うのも
一つの手です。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?