彼女「話聞いてる!?」彼氏「聞いてるよ!」という男女のやり取りについて
おはようございます!
先日、知人女性から相談を受けました。
「付き合ってる彼氏が自分の気持ちを分かってくれない。どうしたら分かってもらえるのか。」
いわゆる共感というやつですね。
よく男性はこうだ、女性はこうだという話を聞きますが、個人的には男女の違いももちろんあれば、それだけでは分類できないものもあると思ってます。
今回の共感なんかもまさにそれ。
多くの女性は共感を求めますが、一部そうじゃない方もいます。
そして男性は共感が苦手な人が多いということも事実。
ちょっと話が逸れますが、男女の会話の中で彼女が彼氏に話をしてて、彼氏はテレビを見ながら話しを聞いてると
彼女)「話聞いてる!?」
彼氏)「聞いてるよ!」
彼女)「聞いてない!」
彼氏)「〇〇の話でしょ?」
彼女)「そういうことを言ってんじゃない!!」
これ、まさに共感の話ですよね。
彼氏は聞いてるかという行動を聞かれてると思い、聞いてるという行動を伝えた。
彼女は聞いてるかという言葉で「一緒にいてくれてるか」を聞いている。
(というか一緒にいてくれてないと思ってる笑)
ちなみに、この「一緒にいる」というのは、ただ同じ空間にいるということではなく、相手のことを分かろうと、相手に矢印を向けている状態のこと。
このケースだと彼氏はテレビを見ながら話しを聞いてるので『一緒にいない』ですね。
このケースを通して言いたかったことは何かというと、男女ともにどちらが正解というものはないということ。
この女性の目線では
私が話をしているのに話を聞いてくれない。
話をするときは他のことはやめて目を見て話しを聞いてほしい。
そして共感してほしい。
この男性の目線では
話はちゃんと聞いている。
何かしながらでも話は聞ける。
解決策も言える。
どちらも自分の考え方を主張しているわけですね。
どちらが正解というのはありませんが、お互いに相手の目線に立ってコミュニケーションを取れると理想です。
男性は女性の目線に立って共感が前提ということを知る。
女性は男性の目線に立って共感が苦手という前提を知る。
どちらかが一方的に相手に合わせてたら、なんで自分ばっかり合わせないといけないんだ!となりかねないからしっかりコミュニケーションをとる必要がありますね。
とは言っても、どちらかが一方的に相手に合わしてしんどくなるというのもおかしな話です。
彼氏彼女との仲を良くするという目的のための手段として、そうしているのであればどちらかが一方的にやってもいいじゃないですか。
別に相手の目線に立って考えること自体が目的じゃないので、そこはしっかりと認識する。
見返りだったり、自分ばっかりというやらされ感があるとうまくいかないので、そう思ったときは「なぜこういうことをしてるんだっけ?」という目的に立ち戻るといいかと思います。
話長くなりましたが、冒頭の女性の相談に対して
「自分の気持ちに共感してくれる前提だと自分がしんどいよ。分かってほしい気持ちもわかるけど、相手のことを分かってあげたいという気持ちの方が大事。その彼と将来のことを考えているなら、今のうちから相手のことを分かってあげる練習をしてみよう。」
とお伝えしました。
人間関係を良くするコツは相手の気持ちをいかに分かってあげられるかにつきますね。
では!