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2022年4月スタート高校家庭科でのお金の授業について思うこと

おはようございます!

2022年度から高校の家庭科の授業で資産形成の授業がスタートしますね。
どんな内容で、どれくらいの時間をかけるのか楽しみではあるのですが、反面思うこともいくつかあります。

まず一つはその授業を教える先生についてです。

最近でこそ、投資に取り組む方は増えているので、学校の先生も投資している人は多いのかなと思うのですが、どこまで教えることができるのか。
積立NISAやiDeCoをしている人はいると思うのですが、それ以外の分野となるとどうでしょう。

当然、人に教えるためには自分がしっかり理解しておく必要があります
そのためには経験していないと分からないし、誤って教えることになる可能性すらある。

その経験も、なんとなく上手くいってる人と失敗を繰り返しながら上手くいってる人とでは全然変わってくる

なんとなく上手くいってる人は、教科書通りのことしか話せないでしょう。
逆に失敗を多くしている人は、こうやったら失敗する、ここでこうすると失敗するといった実体験に基づく具体的な話ができるでしょう。

「必ず成功する方法」は時代背景や環境にもよるので100%はないと思っています。
ですが「必ず失敗する方法」は誰がやっても失敗する可能性が高いです。


例えば、合コンで必ず相手に好かれる方法なんてありますか?
相手によって変わりますよね。

でも、必ず相手から嫌われる方法はありますよね?
3分に1回腕時計を見るとか、相手の話を一切聞かず自分の話を永遠にするとか、いきなりボディタッチするとか。

それと一緒です。
失敗する回数を減らせば自然と上手くいく確率は上がります。

なので、家庭科の授業で話をする先生のレベルアップも必要かもしれませんね。

もう一つ思うこととしては、授業の内容についてです。
文部科学省が出している高校の新学習指導要領に、授業の内容がざっくりと書いているのですが、結局先生がどんな内容をするかだと思っています。

家計管理や投資について学ぶということですが、自分で家計管理をしている高校生はごくわずかでしょうから「ふ~ん」で終わりそうな気がします。
自分でやり繰りしてなければ記憶に残らず時間が経つとすぐに忘れるでしょう。
よっぽどグループワークみたいな形でそれぞれが理想とする収支について話合うとかの方が、面白そうだしちゃんと記憶に残りそう。

つくづく思いますが、国は既成事実を作りたいだけだなと。
高校から授業を取り入れることによって、
「私たちはちゃんとお金の授業をしています。お金で困ることになったのはあなたの責任でしょう」
と言わんばかりに。

あとは、個人的にはもっとお金全般の話をした方がいいと思っています。
お金とは何か、世の中のお金の動き、なんかですね。
親とお金のことをディスカッションするような内容があっても面白そうですね。
そうすると、親は親で恥かかないようにちゃんと知っておこうとなるから。

という感じで、2022年4月から始まるお金の授業がどうなるか非常に気になっております。

今後、小学校や中学校の義務教育の中にもお金の授業が入っていくと面白いのになーと思います。


では!

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