お付き合いが続くと気持ちが下がっていく理由
おはようございます!
皆さんはお付き合いしてしばらくすると気持ちが下がっていく経験をしたことありますか?
「釣った魚に餌をやらない」タイプのように、長い時間一緒にいることで最初のころの気持ちが薄れていくなんてこともあったりします。
これはとある心理作用が働くためなんです。
それは『限界効用逓減(ていげん)の法則』というものです。
限界効用逓減の法則とは
「限界」→追加的に消費しても
「効用」→追加分の満足度は
「逓減」→徐々に減ってゆく
という意味です。
身近な例で言うと、
1杯目のビールは美味いけど、2杯目3杯目のビールは1杯目ほど美味く感じない。
ってのがそれです。
2杯目の満足度は、1杯目の満足度よりも低くなり
3杯目の満足度は、2杯目よりも更に低くなるというものです。
宝くじの高額当選者が不幸になるという話も、この限界効用逓減の法則が働いています。
どういうことかというと、宝くじの高額当選者は使えるお金があるがゆえに様々な欲を満たすサービスにお金を払うことができます。
初めて海外旅行に行けばエコノミーでも満足感はあるけど2回目は1回目ほどじゃない。
お金がある人にとってエコノミーでの旅行は苦痛でしかありません。
お金でその苦痛を排除できるならその費用は必要経費と考えるわけです。
つまり、同じ満足度を得るにはさらにお金が必要になるわけです。
それがエスカレートしてゆけば終着点は『無一文』となるんです。
一度上げてしまった生活水準を下げるというのは難しく、借金してまで維持しようとします。
結果的に自己破産する、という運命を迎えるわけです。
高額当選者のうち7割の人は5年以内に全資産を失っているというのもあながち嘘ではなさそうですね。
そうならないための一番のコツは、「宝くじを買わない」ことです(笑)
話を元に戻しますが、お付き合いしてしばらくすると気持ちが下がっていくというのも一緒のことです。
とある研究結果によると「好きという感情は3年しかもたない」というのもあり、まさにそのことですね。
最初のデートの満足感よりも2回目のデートの満足感は低くなる。
なので最初に気合を入れすぎて色んな予定を盛り込んで、色んな演出を考えてサプライズするなんてことをしたらその後が大変。
それ以降のデートで最初ほどの満足感が得られなくなるか、常に前回を上回るようなプランをせざるを得なくなる。
あとは、ご馳走する場合でもよく見られます。
最初はご馳走したら「ありがとう」と言われてたのが回数を重ねるごとにありがとうと言われなくなったり。
ひどい場合だとご馳走してもらうことが当たり前になる。
限界効用逓減の法則とかって言ってきましたが、もっと簡単に言うと「慣れって怖いよね」という話です。
人は慣れると満足度が低くなり、最初は感謝していたことも当たり前になる。
なので、最初の気持ちを忘れずに、回数を重ねても感謝の気持ちを言うよう心掛けたいところですね。
もし、満足感が下がってきてるなと感じたら刺激行動をとる必要があります。
お互いの誕生日を祝いあったり、バレンタインやクリスマスなどのイベントごとを楽しんだりと。
そういう風にしてマンネリを回避するのは一つの手です。
人は慣れることを前提に、お付き合いをした方が感謝の気持ちも忘れずに、いい人間関係を築いていけるのではないかなと思います。
では!
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