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近江ちゃんとトイレ


こどもの頃からなぜだか

 父ちゃんと離れてた 

会いたくても会えなくて 

いきなり引っ張り出された

玉鬘~やたらめったら 何だか~

隣のあの娘と比較される~(ト・イ・レ♪)


う~だいじん(右大臣)  

ちゅうじょ~う(中将 )

なあ 父ちゃん…

せめて呼び名 統一してぇ~♪

コロコロとぉ~ 名前ぇ~

めっちゃ変えるやん


だからみんな、着いてこられへんねんで


父ちゃんは …光源氏の義理の兄貴ぃ♪ (ライバル)

父ちゃんは …光源氏の 腹心の友~(ライバル♪) 

父ちゃんは 父ちゃんは…中将♪


(一番~十五番まである 長い歌のため割愛)


同じ親から生まれてきたのに 

やたらめったら比較される

人生はすごろく サイコロ オセロ

まじ 黒ひげ危機一髪!!(たまかずら♪)

カサエルとぉ~ マブダぁ~チに なれそう~

そんな予感がするんやでぇ…( 賽♪賽♪)



コロコロとぉ~ 話の展開 変わるやん 

それでも…まじ蚊帳の外やわぁ。

(賽♪賽♪SAI♪)


教養のあるべっぴんさんになりたくて トイレ掃除まで願い出たのにぃ



ただのかませ犬…ほんまマジで…

逆ナンしたけど…振られたわ。

逆ナンしたけど…振られたわ。


作詞:紫式部

作曲:在原業平

協力:赤染衛門・清原元輔(きよはらのもとすけ)【※清少納言の父 】・大伴黒主



【解説】


どうも、みなさんこんにちは!私、見た目はほぼ 座敷わらしの あまそぎと申します~♪遂に【なんとなーく学べるシリーズ】としてマガジンまで出来ちゃいましたー!

(*’ω’ノノ゙☆パチパチ

  この項目は、戦国鍋TVと戦国炒飯TVという番組の雰囲気が好きすぎるあまり なんとなーく出来たものですので、寛容なまなざしで目を通して頂けると有り難く思います。お願いだから本家のテレビの人とか、見ないでね~♪(そして、見たとしても怒らないでねぇ~♪ヽ(*´∀`)ノヽ(*´∀`)ノ← はい、これあの兼続くんの腕のピコピコやと思って頂ければ。)


今回、ご紹介させて頂きましたのは、源氏物語の端役も端役。ちょい役の近江の方(おうみのかた)さんによるトイレソング【トイレの菩薩様】をお聴き頂きました♪いかがだったでしょうか。第一回目から目を通してくださっていた方の中には、(おやっ)と お気づきの方もいるかと思われます。そうです。あの伝説のアイドル金平糖(きゃんでーず)の近江ちゃんです!作詞が紫式部さんという事で歌が十五番まであって、長すぎるので泣く泣くカットさせて頂きました(^_^;)

いや~ここだけの話。本当は、作詞を赤染衛門さんと清原元輔(きよはらのもとすけ)さんにお願いしようという運びになっていたんですよ。ところが…ほら紫式部さんって、自分の日記に書くくらい…あれでしょ?ねぇ。【※清原元輔は、清少納言の父 です。】

じゃあもう六歌仙入れとけぇという事で、女性の扱い慣れていそうな 在原業平さんと、同じく六歌仙の大伴黒主(おおとものくろぬし)さんが入ったそうですよ。なんかこんなゴタゴタによって良いものが届けられないって残念です。( ´△`)

因みに大伴黒主さんは、六歌仙 (あ、ろっかせんって、歌を読むのがすんごぃ上手な六人組です♪) の中で、なんか地味というか。ちょっと嫌われ役的ポジションですが。いえいえ。そんなことありません。毎年7月になると祇園祭の山鉾(やまぼこ…まぁ みこしみたいなものですね。)・黒主山として活躍されておりますよ。興味のある方は要チェック!

  

  さぁさぁ、そんなこんなで今回は制作サイドのすったもんだがありましたが。

  源氏物語というのは、だいたいマンガでいえば54巻くらい続く長編作品です。一部、二部、三部の構成となっており、近江ちゃんは箸休めの二部に登場してきます(^-^) 源氏物語を読んでみて、(こんな作品きらいだっ)という人は、おそらく一部だけを見て仰っている方が多いのではと思います。確かに、真珠夫人や牡丹と薔薇以上にドロドロしてますものね。(分かります。あまそぎもその口でした。光源氏がくず過ぎて抹殺してやろうかと思いましたよぉ。学校で授業料払ってまで学ぶものじゃないと思ってました(^_^;) )

  おまけに二部に入ると急にメルヘンになって(はい!?)となりますものね。そんな中、二部に置いて ただひたすらに噛ませ犬だった近江ちゃんに注目したいと思います!

  作品全体の主人公は光源氏ですが、二部の主役は、玉鬘(たまかずら)ちゃんという女の子です。

訳あって自分の娘ではない玉鬘ちゃんを光源氏は、育てることになります。

この、玉鬘ちゃんのお父さんというのが、歌詞の中にも出てきた中将(頭の中将)という人で、光源氏の友達でライバルでもある人です。

  何にも知らない中将は、光源氏が教養のある平安レディにするべく 女の子を育てていると知って、自分も叩けば埃の出てくる身ですから 近江の方(地方)から女の子を連れてきて手元で育てます。これが近江ちゃんです。近江ちゃんは、お父さんと離れて暮らしていましたから 嬉しくて嬉しくて。

「はい!なんでもします!トイレ掃除でも何でもやります!」

  と、やる気十分で答えた所…当時の感覚ではなんて下品なんだと思われたそうですよ。かわいい玉鬘ちゃん。一方 近江ちゃんときたら…という描き方をされております。すごろくをやっている描写があり、これも当時としては品のない行いだったとか。(しかし、あまそぎは大河とか観ていたら、皇族的な人がすごろくやっているのしょっちゅう見かけます。謎ですね)

  時代劇には、切られ役の福本清三が必要なように(お亡くなりになっちゃいましたね…)、源氏物語にもとんだ噛ませ犬が必要なのかも知れませんね(^-^)(^-^)それに…この後。玉鬘ちゃんは…ねぇ(^_^;)(^_^;)

さぁ。

今日のところはこの辺で!バイバイ!



(低空飛行で、宣伝!)


【金平糖(きゃんでーず)時代の近江ちゃんはこちら↓↓↓】




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