娘、新しい本棚の誘惑に負ける
読書好きの娘。
本が増え過ぎて、片付けの得意不得意とか以前に、どう頑張っても入りきらない。
本に執着の強い子なので、売るのも捨てるのも、簡単には許されない。
読まなくなった本は、
部屋の外(廊下)
↓
数ヶ月の様子見。
↓
ダンボール
↓
更に数ヶ月間様子見
↓
その本について何も触れて来なかったら、古本屋に売る。
の順番で、少しずつ心の準備をさせて手離していく。
でも、結局、減るペースより増えるペースの方が早くて、どんどん増えていく。
「こりゃもう無理だぁ」と言う事で、娘の部屋の本棚を新調した。
快適だ。
全巻揃えて買ったは良いが、箱から出せずにいた本も綺麗に並んだ。
児童小説も科学系も、シリーズごとジャンルごとにまとめたりして。
本当、快適。
夫と二人で組み立てて、ついでに学習机も娘が希望する配置に直して、、、
めっちゃ達成感。
いい仕事した気分。
がしかし、私達夫婦は二人して見落としてた。
娘の特性を。
翌日、いつもの通り朝食、やる事リストを記入してから自分の部屋へ。
昼食の時、リビングに戻った娘に、今日の予定(勉強)は、どれくらい進んだか聞いてみる。
無視された。
もう一回聞いたら、目も合わさずはぐらかす。
あれれ?
快適になったはずの部屋で、勉強が進まないとは、どう言うことか??
夕飯時、再び戻った娘。
いつもなら、その日に取り組んだノートやプリントを持ってくるはずが手ぶらだ。
問い詰め、白状させたら、読書感想文の清書を1枚やっただけだった。
はあぁ?
あなた、今日1日、何してたの?!
原稿用紙1枚で1日かかるわけないよね?!
答えない。
怒る私、答えない娘。
どれくらい時間が過ぎてからだったか、
側で聞いてた夫が割って入る。
そして、なぜ答えなければいけないのかを説明してくれた。
「今日あなたは、やるはずだった予定をこなせなかった。
これは、あなたの怠慢、怠けだけが原因ではないかも知れないんだ。
パパやママが、あなたに合ったやり方をさせれてないかも知れないんだ。
だとしたら、あなたに適したやり方に変えないと同じ失敗を繰り返すよね?
あなたが答えてくれないと、何が間違ってたのか判断出来ないんだ。
だから、あなたは答えなきゃいけないよ」
しばらく考えた末、娘が答える
「本棚が楽しすぎて、、、」
「今まで出しにくかった歴史漫画読み出したら止まらなくなっちゃって。もう少しで全巻読み終えそうで止めたくなかったです。本当は今この時間も戻って読みたいです」
はああああーしくじったーー!!!
完全に、環境のせいじゃん。
新しい本棚の誘惑に負け、少しのつもりが、過集中状態に入っちゃったんじゃん。
そりゃこうなるわ、、、
やっぱり学習は、リビングでさせるべきかな??
でも、一人の時間も欲しいよなぁ、、、
無邪気に「ママの近くがいい」って言ってくれてた低学年の頃は、楽だったなあ。