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限定的、昔のTVアニメの「おわりのうた」特集

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 よく、アニメソング総選挙みたいな番組がありますが、当然、メインになるのはオープニング主題歌の方で、エンディングの曲が取り上げられるのは、ごく少数なんですよね。

 自分が子どもの頃に見ていたアニメのエンディングテーマ(子どもの自分は「おわりのうた」って呼んでました)は、明るく元気なオープニングテーマとは違って、ちょっと寂しい曲が多かったのです。自分にとっては、そんな「おわりのうた」も大好きだったんです。

『ラブ・スコール』歌:サンドラ・ホーン
(「ルパン三世」1977 )

    ルパン三世のエンディングは大人な感じでしたね。

 今回は「おわりのうた」の特集なのですが、あくまで、私自身が子ども時代に見ていたアニメで、今でも歌えるぐらい憶えているものについて紹介していきたいと思っています。

 例えば「タイガーマスク」や「あしたのジョー」のように、再放送で見たアニメもあるのですが、今回はリアルタイムで見たものに限定しています。
 結果、1974~1978年頃(私が小学校入学前~小学校中学年)のものに限定的になってしまいましたが、ご理解ください!

 ちなみに、付している西暦は放送開始年です。


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◎内容とギャップのあった「おわりのうた」

 内容はギャグ系でふざけてるんだけど、「おわりのうた」は、妙に真面目でしみじみしてるものもあって、この2曲はそのギャップによって、特に印象的だった曲です。


『やつらの足音のバラード』歌:ちのはじめ

(「はじめ人間ギャートルズ」1974 )

 多分、昔のアニメの「おわりのうた」の中では、比較的ポピュラーだと思うのが、この『やつらの足音のバラード』です。ムッシュこと、かまやつひろしさんの曲という事で、よくカバーされてたりしてますよね。


『元祖天才バカボンの春』歌:こおろぎ'73、コロムビアゆりかご会

(「元祖天才バカボン」1975 )

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 このバカボンの「おわりのうた」も、なんか寂しく始まるんですよね。
 途中で転調して行進曲みたいになるのですが、今さらながら、バカボンのパパって41歳なんだな~と思ってしまう曲なのです。


◎なぜか歌えてしまう少女アニメの「おわりのうた」

 本来なら、見てることが気恥ずかしかったはずの少女アニメ。
 でも、妹がいる特権を生かして、「おわりのうた」が歌えるぐらいは見てたんですね〜、うん、見てました。


『ひとりぼっちのメグ』歌:前川陽子

(「魔女っ子メグちゃん」1974 )


『あしたがすき』歌:堀江美都子

(「キャンディ♡キャンディ」1976 )

 前川陽子さんと堀江美都子さんの歌は、やっぱ、入れておかないとですね!
 「魔女っ子メグちゃん」の ♪子どもだなんて思ったら~ や、「キャンディ♡キャンディ」の ♪そばかすなんて~ みたいに、どちらの作品もオープニングの主題歌が印象的なんですが、エンディングの方もなかなかなんですよ。

 特に『あしたがすき』は、自分の記事に登場するのは2回目なんで、それぐらい好きなんです!


◎1978年アニメの「おわりのうた」

 なぜか、1978年は自分の好きなアニメが集中してました。
 どれも海外文学を原作としたアニメなんで、大人になって原作を読むのも楽しかったのですが、どの作品も「おわりのうた」が味わい深くて、心に残る歌だったんです。


『幸せの予感』歌:鎌田直純、山路ゆう子

(「未来少年コナン」1978 )

 NHK制作アニメの第1弾で、アレグサンダー・ケイの「残された人びと」を原作に、若き日の宮崎駿監督が手掛けたことで有名ですね。
 荒廃した未来を描いたSFなんですが、主人公コナンの活躍は新しい時代を予感させるもので、それにピッタリのエンディングテーマだったのです。


『小さな船乗り』歌:町田よしと

(「宝島」1978 )

 スティーヴンソンの「宝島」をベースにしたアニメなんですが、このアニメ、自分の中では、かなり上位に位置づけられる作品だったのです。
 物語中のジョン・シルバーが、男の中の男みたいな感じで渋くて憧れでした!
 オープニングテーマも名曲ですが、このエンディングもしみじみさせてくれます。

『ポプラ通りの家』歌:ピーカブー
(「キャプテン・フューチャー」1978 )

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 ハミルトンの古典的スペースオペラ「キャプテン・フューチャー」シリーズのアニメ化でした。
 NHK制作アニメの第2弾だったので、「未来少年コナン」の後番組としては地味だったかもしれませんが、原作がしっかりしている分、けっこうワクワクの作品だったのです。
 ただ、「おわりのうた」は、ほとんど内容とは関係してなくて不思議だったのですが、これもまた、なかなかの佳曲なんですよね。
 ただ、私のまわりの友人では、この歌を憶えていたのは2人しかいませんでした💦


◎宇宙が似合う ささきいさお さんの「おわりのうた」

 「おわりのうた」というと、自分の中では ささきいさお さんのイメージが強いんです。
 ささきいさおさんって、ホントいい声なんです。そして、その声を響かせるバラードは、なぜか宇宙が似合うんです。


『星空のガイキング』歌:ささきいさお

(「大空魔竜ガイキング」1976 )

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 記憶してる人は少ないかもしれない巨大ロボットアニメなのですが、妙に「おわりのうた」がカッコいいんです...  けっこう痺れませんか?(え、私だけ!w)


『青い地球』歌:ささきいさお

(「銀河鉄道999」1978 )

 「銀河鉄道999」といえば、ゴダイゴの歌った映画版の主題歌が有名なんですが、TVシリーズの主題歌も素敵な曲なんです。
 そして、メーテルを思い出したい人は、このエンディングテーマの方をぜひ!


『真っ赤なスカーフ』歌:ささきいさお

(「宇宙戦艦ヤマト」1974 )

 そして、最後に紹介するのは、「宇宙戦艦ヤマト」のエンディング『真っ赤なスカーフ』です。
 「おわりのうた」の中でも、名曲中の名曲だと思うんですけど、どうでしょう...
 男のロマンを歌いあげるならこの曲で決まりなんですよね~、ほんと、痺れます!


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 なんかオープニングテーマ特集もしないうちに、エンディングテーマ特集なんて、順序が違うだろう~って思うのですが、「おわりのうた」って、あんまりスポットが当たらないんですよね。

 なので、個人的保存版のまとめページだったりするんですよね。

 特定の世代にしかわからない特集で申し訳ありませんが、こんな素敵な曲がひっそりと流れていたことを知ってもらえるだけで嬉しいのです。


(追加曲)

 よし、満足な”まとめページ”が出来たと思っていたら、皆さんからの指摘で、大事な「おわりのうた」を忘れていたことに気づきました。
 あらためて、ここに追加をしておきます。


『ははうえさま』歌:藤田淑子

(「一休さん」1975 )

かこさん、いっきさん、みゆさん、ありがとうございます!