トーマスハリスの沈黙
ドラマ『ハンニバル』を見ていると、無性に原作が読みたくなって、トーマスハリスを再読しています。
『レッドドラゴン』
『羊たちの沈黙』
『ハンニバル』
ちょうど、ジョナサン・デミが監督した『羊たち~』がヒットしてた頃に原作も読んだ記憶がありますから、もう、かれこれ~十年経ってたりしますが...
今、読んでも面白いです。
まあ、やっぱり、一番面白いのは『羊たちの沈黙』なんですよね。(映画もそうですけど....)
主人公のクラリス捜査官とレクター博士のやりとりは、ぞくぞくするぐらい面白いですが、特に原作は映画よりもクラリスの心理を深く描いてる感じで、「羊たちの沈黙」の意味についても、じっくりと読み取ることができます。
子羊たちの鳴き声は止んだのでしょうか...
そういえば、原作者のトーマスハリスは、ドラマ『ハンニバル』の原作になっている『ハンニバル・ライジング』の後、作品を発表してないんですよね~。
レクター博士のシリーズでなくとも、沈黙を破ってほしい作家のひとりです。
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