1000人以上カウンセリングしてわかった。こういう人は変わらない。
これまで1000人以上のカウンセリングを通して、たくさんの人が悩みを抱えながらも「変わりたい」と頑張っている姿を見てきました。でも、なかなか良い方向に進まない人には共通する特徴があります。ここでは、その特徴を6つ紹介します。どれも「気づいたらやってた…」という人も多いかもしれませんが、少し意識するだけで、改善のヒントが見つかるかもしれません。
1. 他人のせいにしちゃう人
「仕事が忙しすぎるから運動できない」「家族が不健康な食事ばかり作るからダイエットできない」と、何かと周りのせいにしてしまう人は、なかなか変わりません。他人や環境に問題を押しつけると、自分の行動を変えるきっかけを逃してしまいます。
対策: 自分ができることを少しでも探してみましょう。たとえば、仕事が忙しくても、1日の中で少し体を動かす時間を作ったり、家族の食事の中でヘルシーな選択を心がけるだけでも、ちょっとずつ変化が見えてくるかもしれません。
2. 変化が怖い人
新しいことを始めるのって不安ですよね。でも、今の生活を続けていると、結果も変わらないことが多いです。変わることが怖くて、現状にしがみついてしまうと、成長や進展が難しくなります。
対策: 大きな変化をいきなり目指すと怖いものです。まずは、ほんの少しの変化からスタートするのがおすすめです。例えば、「今日はいつもより5分だけ多く歩く」とか、「ジュースをお茶に置き換える」など、簡単なことから始めてみましょう。
3. 自己肯定感が低い人
「どうせ自分にはできない」「また失敗するんだろうな」といったネガティブな気持ちを抱えている人も、前に進むのが難しいです。自己肯定感が低いと、モチベーションを保つのが大変で、少しのつまずきで「もうダメだ…」と諦めがちになります。
対策: 自分を少しずつ認める練習をしましょう。たとえば、「今日は朝ごはんを抜かずに食べた」「いつもより少しだけ早起きできた」など、小さな成功を積み重ねることが大切です。少しずつでも自分を褒めることが、やる気の維持につながります。
4. 外部に依存しすぎる人
「誰かが応援してくれれば頑張れる」「もっといい方法が教えてもらえればできる」と、外部に頼りがちな人も、うまく進まないことが多いです。誰かが助けてくれなくなると、すぐにやる気が失われてしまいます。
対策: 最終的には自分で行動する力を育てることが大事です。もちろん他人の助けやアドバイスはありがたいものですが、それをきっかけに自分で実践してみることが、最も効果的な方法です。
5. 感情に無自覚な人
ストレスや寂しさを感じると、つい食べ過ぎてしまうということ、ありませんか? 自分の感情に気づかないまま、食べ物でそれを埋めようとしていると、根本的な問題を見逃してしまいがちです。
対策: 自分の感情に少しだけ向き合う時間を作りましょう。例えば、「今お腹が空いているのか、ただ疲れているだけなのか」を意識してみることで、食べ過ぎを防ぐことができるかもしれません。感情に対処する他の方法を見つけるのも有効です。
6. 完璧を求めすぎる人
完璧主義な人は、少しでもミスをすると大きく落ち込んでしまいがちです。「せっかく頑張ってたのに失敗したから、もう全部台無しだ」と思ってしまうと、その後のモチベーションが続きません。
対策: 完璧を目指すのではなく、少しでも前に進めたことを評価する癖をつけましょう。「今日は1日頑張ったから、たまには息抜きしても大丈夫」と自分を許すことで、長期的なモチベーションが維持しやすくなります。
これらの特徴があると、自己改善や目標達成が難しく感じるかもしれません。でも、意識を少し変えるだけで、新しい一歩を踏み出すことができます。自分の行動や考え方を見つめ直して、小さな変化から挑戦してみましょう。