【終了】日帰り研修 | 農福連携の現場訪問@三重県津市
農福連携に取り組んでいる事業者を訪問して学ぶ日帰り研修のご案内です。
今回お邪魔するのは、三重県津市榊原町にある「就労継続支援B型事業所 スマイルコーン」。
中山間地にある事業所は、津市内に住む精神障害、知的障害を持つ約10名の方が利用されています。
スマイルコーンでは夏はモロヘイヤ、秋冬は菜花を中心に野菜を栽培するほか、スギナやドクダミを使った野草茶など加工品づくりも行っています。
スギナ玄米茶は2018年に東海3県の農福連携事業所として第1号となる6次産業認定を取得し、地元のスーパーや直売所、飲食店などに出荷しています。
代表の川原田憲夫さんは現在77歳。もともと川原田農園としてイチジク栽培をしていましたが、特別支援学校からの実習受け入れがきっかけで、2015年にスマイルコーンを設立しました。
ご自身も身体障害者である川原田さんが大切にしているのは、「仕事に人を合わせるのではなく、人に仕事を合わせること」。
いかに利用者が取り組みやすい事業を考え、それを事業としてどう成立させるか?
「事業所を設立して8年目になる今でも、常に考え、試行錯誤を続けています」と川原田さん。
本研修では農福連携に取り組む川原田さんからお話しをうかがった後、圃場や加工施設を見学します。その後、スマイルコーンの利用者と一緒に、実際に農作業を行います。
・福祉事業所としての役割と事業としての農業をどう両立させているのか?
・職員や利用者の負担はどうやって減らしているのか?
・立ち上げからこれまでに、どんな課題にぶつかったのか?
・季節や天候が変わる中で、日々の農作業をどうやって回しているのか?
・障がいを持つ人と一緒に農作業をやるというのはどういう感じなのか?
など、農福連携に関心がある人が気になる疑問について、最前線の現場で講義・視察・合同作業を通して具体的に学べる貴重な機会です。
研修詳細
日時
11/21(月)10:00~12:00
場所
就労継続支援B型事業所スマイルコーン(現地集合)
三重県津市榊原町7013
当日タイムスケジュール
9:50 現地集合
10:00 川原田憲夫さん講義
10:30 圃場・施設見学
11:00 利用者との合同実習(菜花の収穫、タマネギの植えつけ)
12:00 現地解散
※ 合同実習の内容は天候等によって変更となる可能性があります
参加費
【当日現地参加】一般:5,000円/スモールファーマーズサポートメンバー:3,000円
【後日動画視聴】一般:3,000円/スモールファーマーズサポートメンバー:2,000円
※ スモールファーマーズサポートメンバーについてはこちら
(メンバー申込と同時に割引価格で研修にご参加いただくこともできます)
※ 現地までの交通費は各自でご負担ください
※ 同伴者の場合、お一人ずつお申込みください
※ 現地参加については原則キャンセル不可とさせていただきます
※ 動画視聴期間は公開後2週間を予定しています
定員
10名(現地参加者)
※ 定員に達し次第、後日動画視聴のみでのご案内となります
こんな方におすすめです
・これから農福連携に取り組んでみたい福祉職の方
・障がい者の雇用、福祉事業所や特別支援学校の受け入れに関心がある農業者の方
・既に農福連携に取り組んでいて、他事業所の取り組みについて学びたい方
・農業者や福祉職ではないが、障がい者との農業や農ある暮らしについて具体的に学んでみたい方
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