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アンゴラで一番思い入れのある港町: ナミベ(何気にナミベ関連まとめ記事)
アンゴラ共和国最南端のナミベ州 ↓ については
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思い入れが強いこともあり、
これまでも多くの記事を書いてきました。
観光地関連の記事も書いてきましたし、
↓
懐かしのユーリー・ガガーリン空港のことも。↓
更には、
日本にいるのが苦痛でならなかったおじさんも
ナミベの人でしたし、
あだ名が「デスノート」になってしまった
運転手がいたのもナミベでした。
あ、そうそう、
北朝鮮船籍の船の船長が
とんでもないことを言ってきたのも
このナミベの港にいたときでしたし、
飛行機が来なくて首都に戻れないのではないかと
焦る体験を2度もしているのもナミベです。w
🛫🛫🛫
ナミベ州の州都は
私が頻繁に通っていた時代は
州と同名のナミベ市といいましたが
2016年からはモサメデス市になっています。
今までの記事に出てきた各地対比で
モサメデス市はこちらの赤丸地点になります。
↓
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モサメデス(Moçâmedes) とは
実はナミベのポルトガル時代の名称なのですが、
ナミベ港からクアンド・クバンゴ州の州都メノンゲを繋ぐ
延長756 km に及ぶ
モサメデス鉄道
(Caminho de Ferro de Moçâmedes
【カミーニュ・ドゥ・フェーる・ドゥ・モサーメデシ】)
の再開通もあり、
2016年に「ナミベ市」から「モサメデス市」に
改名(厳密には「再改名」)されたのです。
そんなナミべ州のモサメデス市には
アンゴラで3番目に大きい港、
その名もナミベ港があります。
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ナミベ港、こと
(Porto do Namibe【ポルトゥ・ドゥ・ナミーブ】)は
モサメデス市のこのような位置にあります。↓
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ナミベ港 は
今でこそ
主に日本のODAにより改修され、
立派にその機能を果たしていますが、
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私が初めて訪れた
戦後まもなくの2005年頃は
施設はボロボロ、
ほとんど機材もなければ、
寄港する船も稀な状態でした。
人材の能力も不十分で、
なにせ30年以上戦争が続いた国ですから、
戦闘に巻き込まれなかった南部にあるとはいえ、
一度は当時敵国であった南アフリカに
機雷を仕掛けられて
岸壁が被害を受けていたりと、
平和な国の活気のある港とは
どのようなものか見たこともない人も多く、
いろいろな意味で一般ロジックが通じないと
感じることも少なくなく、
こんなところに
どんな展望があり得るものかと
考え込んでしまうような、
いわば
「どうしようもない港」…でした…。
とはいえアンゴラ南部は
鉄鉱石と花崗岩が多く採れるため、
ポルトガル時代には鉄鉱石の輸出も
盛んに行われていました。
また、戦時中にも
花崗岩の輸出だけは行われていました。
鉄鉱石ターミナルは
サコマール港というのですが、
これは湾の対岸にあり、↓
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当時は見事な廃墟と化していましたが、
今は円借款による
改修プロジェクトが開始されています。
また、花崗岩については
現在コンテナターミナルの運営を任されている
Sogester【ソジェステル】 社が
搬入・梱包作業の動画を
Youtube に上げていますので、
貼り付けますね。↓
🚢🚢🚢
2005年~2006頃のこの町での生活は
それなりに楽しいものでした。
住んでいたのは
ホテル・カンピズモ
(Hotel Campismo【オテル・カンピーズム】)
という
コンテナハウスが並んだだけの
質素ながら居心地のいい施設でした。
というのも、
初めに泊まったホテルが
町中で港からも近かったものの
ひどく老朽化が進んでおり、
しかも、人数が多かったこともあるのですが、
一部の人達は部屋に窓がなかったりと
とても長居はできないものだったので、
皆、内心困ったと思っていたところ、
港側が
昼食にいい店として紹介してくれたのが
このホテル・カンピズモだったのです。
当時、それはそれは
料理の上手な女性シェフがおり、
聞いてみると
全員分部屋があり、泊まれるとのこと。
大急ぎで引っ越したのでした。
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ここでの生活は:
朝食時に昼食のオーダーを入れて
仕事に出掛ける。
※ 着いてからのオーダーだと1時間以上待たされるので。w
お昼に戻ると、
すぐ料理が出てくるので、
食べた後で
一旦部屋に戻ってくつろげる。
仕事に戻る前には夕食のオーダーもしておくと、
頼んだ時間に頼んだものが食べられる。
部屋は
まさしくコンテナを改造したものだけれど、
各部屋にバスルームもあるし
エアコンも完備されているので
意外と快適 ♪
目の前は海で、
食事は食堂コンテナの中でも
海辺のテーブルでもOK。
しかも
恐ろしく安全なところで、
お昼に戻ると
掃除のお姉さん達が
そこら中の部屋のドアを開け放していたりするけれど、
ヘアピン一本すらなくなるようなことはない。
ただ、
これはどこかのコメントで書いたこともあるけれど、
折角各部屋にテレビがあるのに
食堂コンテナで誰かがチャンネルを変えると、
全ての居室のチャンネルも変わってしまう。w
また、
当時は停電が多く、
ホテルなので発電機はあったものの、
それが信じられないような
騒音を出すものだった。ww
といった塩梅...。www
🏖🏖🏖
そんなこんなで
すっかり常連になった私達でしたが、
その後2年程訪れずにいると、
その間に、
車で3時間程かかる町の出身なのに
日曜日しか休みがなかった
料理のおばさんが
とうとう音を上げ辞めてしまい、
その結果、料理の味が落ち、
他にも泊まれるホテルが出来たこともあり、
縁遠くなってしまいました。
😔😔😔
その後更に10年程経った2018年に
この町を訪れた時には
な~んにもない砂漠の入り口に
大層立派な「インフォトゥール(Infotur)」
というホテルが出来ていたので、
そちらに泊まりました。
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ちなみに
「デスノート君」の車を使っていたのはこの頃です。w
ここではここならではの面白い話があるのですが、
それはそれで、そのうち又別の記事でお話ししますね。
😉😉😉
こちら ↓ は現在の港湾事務所ビル1階にある軽食屋さん。
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アンゴラにはあまり多くない
イスラム圏の人が経営している
アラブ系の料理が食べられるお店です。
港のお偉いさんとのアポの時間調整の際なども、
ここでコーヒーを飲んだりして過ごしていました。
また、
ここでは港での現場作業の途中(午前10時台)
運転手に皆のオーダーを紙に書いて持たせ、
お昼に同じく運転手に取りに行かせるという形で
現場で食べるお昼を調達したりもしました。
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こちらは ↓ 同時期に、試しに2泊程した別のホテルですが、
これはこれで快適とは言い難く、
その後とんでもないことが起きて
ニュースにもなっているので、
これまたいずれ記事にするかもしれません。
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😊😊😊
とにもかくにも
付き合いの長かったこの町なので、
まだまだ思い出すこともあるかもしれませんが、
今日のところは
(長くもなってしまったこともありますので)
一旦「まとめ + α 」ということで ♪
ちなみに港以外の位置図はこちら。↓
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最後に
なんとものどかで平和な
モサメデス市の動画をどうぞ ♪♪
近いうちに
このナミベと同じくらい「我が家」になると思っていたのに
そうはならなかった
アンゴラ第2の港がある町、ロビトについても書こうと思います ♪
本日もお読み頂き、誠にありがとうございました!
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※ 「年を取ると、いろいろ懐かしいものですね!」、否、
「メガネを直す ネコ」はこたつぶとんさんの作品です。