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[支援とは何か]を考える@カンボジア


みなさん、こんにちは。カンボジアの国際協力NGOCBBにてインターンをしております。北海道教育大学の松田です。


今日のnoteで、私がnoteを書き始めてから丁度50記事目になりました。


カンボジアに来て、インターンを始めたのと同時にnoteも書き始め、気づいたら50記事!

節目の良い今日のnoteでは、私がカンボジアでインターンをしている理由「支援とは何か」について、今の私の考えを書いていこうと思います。


●支援に疑問を感じた


カンボジアでインターンをする前、大学3年生になる春休みにグアテマラを訪れたのですが、そこで、支援に対する疑問を感じました。


グアテマラでは、ユニセフグアテマラ事務所の方と一緒に支援事業を見学させてもらいました。


たくさんの支援事業を見学させてもらった後、質問をさせてもらえる時間があり、そこで、
「来年までに達成すると掲げている目標は、どこまでクリアしていますか?」と尋ねたところ、

「私達にはやらなきゃいけないことがまだたくさん残っているけれど、資金が足りない。もっとお金が欲しい。」
と私の質問とは違う答えが返ってきました。


その時に、支援は必要としている人のために行うもので、いつかは支援する側が抜け出し、支援される側が自分たちの手で事業を行えるようにするものなはずなのに、
なぜいつまでも介入しようとするのだろう
と疑問に思いました。

(グアテマラで訪れた保育所)


私は「支援は、支援を必要としている人たちが自立するために行うものであって、いつまでも支援し続けるのは良くない」
と思っていました。


●今、私が考える支援


実際にカンボジアに来て、NGOでインターンをして、
「支援される側の国の人たちと一緒に国を作っていく、変えていく支援」
という方法もあることを知りました。


よく、支援の方法などを話す時に、

「魚をあげるのではなく、魚の釣り方を教えるのでもなく、釣竿を作るところから教えるのが良い」
という例が使われます。


私は、釣竿の作り方を教え、いずれ自分たちだけで作れるようになったら、釣竿の作り方を教える人たちは必要ないと思っていました。


ですが、釣竿の作り方を教えたらそれで終わりにするのではなく、もっと簡単に、たくさん釣れる釣竿の作り方を一緒に考えて、一緒に作っていく人も必要だということをカンボジアでインターンをしたこの3ヶ月間で感じました。


支援という言葉ではなく、協働という言葉が良いのかもしれませんが、
その国の人たちと一緒に、その国がもっと良くなるように頑張っていくというのも支援だというのが、今の私の考えです。


(住み込みスタッフのダエン、ソックリ)


気づいたら50記事目。
私が帰国するまでに、後どのくらいの記事が書けるかはわかりませんが、
カンボジアで私が感じたこと、思ったこと、CBBでの活動を書いているこのnoteを通して、少しでも多くの方にカンボジアに関心を持っていただけたらとても嬉しいです。


いつも読んでいただき、ありがとうございます!
残り後2ヶ月!これからも、頑張っていきます。


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