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自分を信じ、精一杯生きる〜手帳の佇まい(17)

ASHFORDは40年近く前に
チャンドラーという会社が
創ったシステム手帳の国産ブランド。
英国の手帳に感化され、
リフィルから作り出した。
英国への憧憬もあり、
ASHFORD家の名と家のマークを
シンボルとして刻印。
今や日本の手帳ブランドとして
不動の人気がある。

ASHFORDのシステム手帳は
ジャケット(バインダー)の
美しい外見はもとより、
精妙なデザインと頑丈な作りの内装。
即ち、見開き状態での
他メーカーにはない安心感。

例えば、一般的にシステム手帳の
ジャケットの内装は
鉄のリングが擦れて革が傷付き、
跡が残る場合がある。
ASHFORD製の場合、
その痛い傷をつけないよう
リングのあての革が縫い設えてある。
この補強。
こういう行き届き、
ココロ配りが僕は好きだ。

頑丈でいて美しい内装フォルム
リングで傷付けない優しさ


これぞ、ジャパニーズクオリティ。
日本の職人の誇りではないか。
英国の真似をするのではなく
自分の個性、自分らしさを見出し
追求し、生かし切る。自分を信じ、
自分に出来ることを精一杯やる。
作り手の心意気が
ひと品ごと滲み出る。
そして、気づけば
日本に根付いて40年近い。
それがASHFORD-WAYなのだろう。

僕らビジネスパーソンは、
組織のなかでは、自分のペースで
仕事が出来ないことがある。
限られた期限や時間内の制約で
仕上げる必要があり、
なかなか思うに任せない。

資料作りが上手くいかない、
人に何かを頼めない、相談や連携できない。
「甘ったれるな、
やればいいだけだろ?」と誰かがいう。
でもロボットではないから、
簡単に自分の殻を破れない。
なかなか思うに任せないのだ。

不器用でも良い。完璧な人はいない。
与えられた環境や条件のもとで、
自分ができることを自分なりに
精一杯やれば良い。
そんな姿を人は見ている。

組織内では人からの評価など
気にする必要はない。
哲学者アドラーの名言のとおり、
誰かから良からぬことや
陰口を言われても、
それは、その他人の課題。
だから人の目を気にして、
数年で離ればなれになる人に
振り回される人生を
送るべきではないのだ。
我が人生なのだ。

当然に、身体を壊しては駄目。
壊してまでやるべき仕事など、
一般の会社には存在しない。
知らず知らずのうちに
心労や疲労は心身をむしばんでいる。
会社は自分が不在になっても
ほかの誰かが賄うように出来ている。
歯車に過ぎないと言われる所以だ。
だから、自分を大切にしながら
自分の人生を守りながら、
肩の力を抜いて、
それなりに一生懸命やれば良い。
我が人生!!

それでも上手くいかないなら
適性があるのだから、
次の職場に行けばいい。
人と仕事にも縁がある。
いつの日か、自分が夢中になれて
輝ける仕事に巡り合う。
人との縁と同じ。
回り道でも良いのだ。
我が人生!!!

このシステム手帳、ASHFORDに
触れるとしみじみ思う。
人それぞれでいい。
自分を信じて、自分なりにやればいいと。

どうせ無理だと
自分の経験や想像で
初めから諦めるのではなく、
自分を信じ、行けるだけ行ってみる。
あとは、行った先で考えれば良い。
人生は既にシナリオが決まっているのだ。
このASHFORDが
我が人生!を見守ってくれる。

本革には時間と人生が刻まれる
ココロのなごみ、極まる。ASHFORDジュレは最高
ASHFORDジュレの佇まい


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