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広島カープドラフト1位 関西学院大・黒原拓未を見に行った。

こんばんは、神戸から帰りの新幹線です。
毎年恒例指名記念遠征、今回は都合により試合を見て即帰宅です。

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(良い天気でよかった)

結果は4回6安打1失点 無四球 1奪三振

4回しか見られなかったのでなんとも言えない部分もありますが感じたことを書きたいと思います。

初回から140キロ台〜147の真っ直ぐとカット、スライダーを軸に組み立てる投球。
途中チェンジアップも使っていたと思うのですが大学選手権の時より少なめな気がします。
もしかしたらブルペンからチェンジアップの調子が悪かったのかもしれません。

近大の変化球(主にカットボール)に狙いを絞り軽打する作戦と盗塁を絡めた揺さぶりで一点は失うが変化球はある程度低めに決まっていました。

直球は良いコースに行くこともあったが、時折浮いてきた球を近大打線は迷わずスイングしてきており、打ち取る球ももちろんあったがプロだと逃してくれないと思うのでストレートのコマンドは突き詰めて行ってもらいたい課題だと思いました。
高めの直球で打ち取ったシーン



チャンスが来たため代打を出されて4回で降板したものの投げ終わった後にブルペン投球を行っており身体に問題が出たわけではないはず。
(そのチャンスで奪った得点で関西学院大は逃げ切った)

リーグ優勝は逃してしまったので明日の先発は無さそうですがリリーフでの登板はあるかもしれません。


黒原投手は球速より変化球のコマンドが一番の武器だと思っているので、カープが育てられないノーコン速球派とは違うタイプで相性は悪くないと思います。

全力で投げ込んだストレートが暴れるところは課題ですが、アマチュア時代の栗林も先発時は高めに浮く失投をホームランされることがありました。
しかしプロでは課題を克服し大活躍をしているので、栗林級の成績は求めませんが黒原投手にも『プロ入り後の進化』を期待します。

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