また行ってきました。太宰府藤丸さんのお茶会。
先月初めて伺ってみて、ちゃんとにじり口があるお茶室に入ってお茶をいただくビリビリとした緊張感と、お菓子について(私はお菓子はそんなに詳しくない(あまり甘いのが得意ではない))もっと知りたいことがたくさんあったことへの驚きと、これがなにか進化しそうだという感じのまだ生まれてないような小さな綿みたいな感情が芽生えたので、先月の帰り道から来月また行こう、って決めてました。
有言実行でまたお茶仲間のYさんと、太宰府の藤丸さんのお茶会に一緒に行ってみました。
もしかしたら、今年出会ったことナンバーワン(いくつかあるけど)に近いのが茶会や茶事かもしれない。前から習い事の流れでお手伝いで水屋の参加はあったけど、自分から求めて茶会に出向くのはそうそうないこと。
じつは私達双方、ビジネスマンでして、お互い仕事と仕事の合間で時間も少ない中、どうにかして行こう!という情熱だけで(お菓子食べたさもある)お茶会に参加しております(笑)。
この日も午前中2件のリモートでのコーチングの仕事の後に、着物を着付けて電車に乗って1時間30分ほどのところに移動するんだからなかなかの情熱といえるでしょう。
お茶会の楽しみは、お茶やお菓子、設えの季節感もさることながら、なんの着物を着ていこうかな♪というのも嬉しい悩みです。
Yさんは博多で有名な織元の会社の関係者なので、彼女が「これを着ていこうかな〜」と事前にZOOMやLINEで教えてくれるので、私もせっかくなので、ちょっと雰囲気合わせて行こうかな、って選ぶのがまた楽しい。
今回は、Yさんが茶系の華やかな小紋だったので、私も茶系にしようとココア色の行儀の江戸小紋にしました。
茶会の後に、藤丸さんの前の寿し栄さんでお寿司をいただいた時に店主と一緒に撮ってもらった写真が全身像ありましたのでこちらです(左)↓
遠目に見ると、蘇芳色が明るくなって色彩トーンがくすんだように見えるかもしれませんが、江戸小紋なので近くでみるとこんな感じの生地なんです↓
濃茶とミルクティー色のドットが入った「行儀」の江戸小紋。
それにクリスマスも近かったので、黒地にシルバーの雪の花に見立てた華の模様の帯に、マゼンタに近い赤系の帯揚げとグリーンの帯締めで、帯周りは全体的に洋風に寄せました。
Yさんも帯留めにクリスマスのモチーフ。帯周りもとっても素敵!
藤丸さんのお茶会は、撮影NGなので、もしかして内容もシェアNGかもしれないので、細かい内容は差し控えますが、茶会の設えも濃茶用に出していただいた主菓子も、私はお茶会で拝見するのは初めての体験でとっても興味深かった!
ラッキーなことに藤丸の亭主からお点前いただき、緊張感の中にもとても楽しい時間となりました。
当日は送り干支の趣向があったり、クリスマスのイメージのものがあったり、読み解きも楽しく刺激が大きかったです。
一緒に席入りした方もお茶屋さんで少しお話することができてご縁も繋がりとても嬉しい限り。
藤丸さんのお茶会では、帰りに季節のお茶菓子を買って帰るのもまた楽しみのひとつ。(写真は干菓子のセット)
主菓子は日持ちがしないので「柿しぐれ」という名前の干し柿の形のお菓子と「クリスマス」というのを1つずつ。
干菓子は、いろんなのの詰め合わせセット(大体1,500円くらい)を買ってお店をあとにしました。
また来年も行けるときは行ってみよう、と思います。
ヒカル
お店の情報↓
・御菓子而 藤丸
おかしどころ ふじまる
・福岡県太宰府市宰府3丁目4-33
・日曜定休 9:00〜16:30ごろ
・店内撮影はNG
・看板商品「清香殿」
京都大徳寺での千利休四百年忌茶会に大徳寺納豆を使用し創製された和菓子
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