毎月、インプラントの成約ができる3つのポイント
インプラント積極的な導入は開業後半年〜1年以降がオススメ
現在、当院では年間50本程度
ほぼ毎週、インプラントの埋入が行われています
多いとは言えませんが安定的に出てるような状態です
「インプラントの話をすると患者さんに嫌がられる」
・手術が怖い
・非常に高価な治療
・悪い治療である
患者さんの多くはこのイメージをお持ちです
カウンセリングをおこなって制約にいたらない場合
患者さんの中に不満を残すことが考えれます
「費用が高くて、できなかった」
「よくない治療を薦められた」
なぜ、インプラント積極的な導入は開業後半年〜1年以降がオススメか?
開業当初は
新しいクリニックができたのでいってみたい
このようなイノベーター的な患者さんが多く来院されます
https://www.mitsue.co.jp/knowledge/marketing/concept/diffusion_of_innovations.html 引用
イノベーターは良いことも悪いことも周囲の人に拡散を行います
カウンセリング難易度の高いインプラントを開業当初に行うと
「あそこはすぐに抜歯してインプラントをするよ」
「金儲け歯医者だね」
などの悪いクチコミを広げていくことになるのです
ここからは時期も含めた3つのポイントについて解説します
⒈すぐに抜歯しない
⒉抜歯後に話をしない
⒊一本の欠損に義歯をすすめる
⒈すぐに抜歯しない
「まずは残せない歯の抜歯しなさい」
大学でこう習います
開業医においてこれはまず、感謝されません
たとえ、割れていようと多少の痛みがあろうと
患者さんにとっては大切な歯なのです
隣在歯に影響がないのであれば
リスク説明をした上でメンテナンスへ移行します
メンテナンス時にその歯のチェックを行いながら
患者さんから希望や隣在歯への影響があったとき
抜歯を検討します
メンテナンスにより信頼関係が生まれていますので
その後の処置もよりスムーズなものなるのです
⒉抜歯後に話をしない
補綴の種類の説明は抜歯の前に必ずします
前後のどちらかでも良いように思えますが
患者さんの捉え方は違います
抜歯のあとに補綴説明したとします
「インプラントにしようと思っていたけど
そんなに掛かるのなら抜いてもらわなければ良かった」
医院側からすると
「保存できないことも説明したはずなのに?」
ということになると思います
なぜこうなるのか?
患者さんにとっては
その後の処置に納得しての抜歯なのです
順番が違うだけなのですが、患者さんの満足度は大きく異なります
医院側の見えている未来が患者さんに分からない
「された」ではなく「してもらった」
この言葉のあふれる医院にはリピーターが続くのです
⒊一本の欠損に義歯をすすめる
インプラントは信頼を得られて選択される治療です
一本義歯をすすめることは歯を削らない大切さを伝える有効な手段です
患者さんの歯を守りたい意志を明確に示すこと
これが患者さんへ信頼の証となります
インプラントが必要となるタイミングは患者さんが望まれたときに他なりません
そのときまでに絶対的な信頼関係を作っておくこと
これが安定的にインプラント治療が選択されるクリニック作りに欠かせないと考えております
せっかく覚えた技術、導入したシステム
なによりもきっちり行えば患者さんにメリットのインプラント治療をクリニックの当たり前にしていって欲しいと思っております
ここまで読んで頂き、ありがとうございました