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子育てコーチング体験記
三人目の息子が生まれたとき、私の日々は限界に達していた。
赤ちゃんがいる毎日は、それはもう忙しくなるものだけど、それに加えて長男は年中さん、次男は2歳でまだまだ手がかかる状態。
夜中ももちろん授乳で細切れ睡眠。(起き上がるのしんどいんで、ほぼ添い乳のみ)
朝がきて目が覚めると「早く夜が来ないかな…」と思う始末。
思い浮かぶのはネガティブなことばかり。
当時も気づいていたけど、こんなことばっかり考えていたら良くない方向に進むしかない。
長男がわざと私を苦しめているんじゃないかという被害妄想まで出始めた。
そんなとき、以前から登録していた子育てコーチのメルマガが目に留まる。
「〇周年キャンペーンでコーチング料金が特別価格」
それを見て私の指は、申し込みに必要な情報を即座にスマホに入力していた。
2週間に1度、1時間、電話でコーチと話す。
それを3か月間。ただそれだけ。
はっきりいって料金は安くはない。
でももう、それくらいしかすがるものが無かった。
まずコーチに私の状況を話し、コーチがそれに対して話してくれたこと。
ネガティブなことを考えている自分の感情を受け入れる、認める。
そう感じている自分を責めない。
自分で自分を認める。
現状で精一杯やっていることを認める。
自分を責めると子どもに八つ当たりすることになる。
できているところを見る。
そうすると、子どもができているところも見えてくる。
子どもとバトルをするとき、どんなやりとりをしているか観察する。
バトルが始まった時間を覚えておいて、いつ終わったか、何分かかったか見る。
自分の怒りを数値化
客観視する自分
人の言うことは全て放っておく
この人はこう思うんだな、程度に思っておく。
母親がいかに納得しているかが重要
最終的に自分が決める
などなど。
客観的な視点と、周りが言ってくることにいちいち対応しないことが重要。
周りに言われたことで戸惑い、自信を無くすこともこの頃は多かった。
自分がふらふらしていて、風がふけばぴゅーんと飛ばされてしまう精神状態だった。
そして子育てには2つの車輪が必要で
・子どもとのコミュニケーション
・母親自身の心のケア
ということだった。
自己肯定感。ここに行きつく。
今の自分で良いと気づく、そのままの自分でOKと気づくこと。
人の意見や思い込みを手放していく。
とらえ方が変わると、現状が変わっていなくてもOKになる。
今はよく分かるが、当時はよく分からなかった。
そして、母親の根っこの思い込みを見直しすると、人間関係も変えることができる。
これはつまりインナーチャイルドの話
ここの話はまた今度したいと思う。