対立からの離脱

今日もお読みいただき
ありがとうございます。

あなたは

いま幸せですか？

基本的に幸せ
と答えられるなら
問題はありません。

なんとなく不安で心配
心が常にモヤモヤ
しているなら

そこから安心の道へ
進みたいと思いませんか。

その方法はとてもシンプルです

それは

対立しない

ということです。

詳しくいうと

自分とは違う考え方をする人
許せない行動をする人
一言　物申したいと思う事象

あなたの正義感や劣等感
自分のほうが正しいという気持ち

それを刺激することに

参加せず、離れよう。

間違っている！
早く気づけ！
許せない！

SNSなどで
批判や怒りのエネルギーを
撒き散らすのが簡単な
世の中になっています

が

そこに参加してしまうと
あなたはさらに不安になり
モヤモヤして

幸せや安心からは
程遠くなってしまいます。

そして、批判した相手へ
エネルギーを与え
さらに怒りを増幅させることになります。

そう
怒りや不安をぶつけると
さらに不安を呼ぶことになります。

私の体験談です

あれは９年ほど前だったでしょうか

日本で安保法案が提出され
国会で成立されそうという時世でした。

安保法案は
日本を戦争に参加しやすいようにする
という法案です。

もしかしたら徴兵制も…

幼い子供がいる私としては
不安でいっぱいになり
いろいろな勉強会に参加しました。

その中でとある団体に出会い
そこへ参加して安保法案の
反対運動をするようになりました。

その団体は、子供をもつママたちが
主体になっていましたので
あまり激しいことはせず

草の根的に
政治家に会いにいったり
みんなで集まって
お話会をしたり
イベントを企画したりという

ママ友の集まりに近いものがありました。

でも
自分たちの活動を広く知ってもらうに
駅前で街宣運動をすることもありました。

それは
ママたちが自分の想いをスピーチし
みんなでチラシを配る

という活動内容です。

私もスピーチこそしなかったものの
まだ1歳にもならない次男を抱っこして
チラシ配りに参加していました。

大勢の人が行き交う駅

その駅は
常にと言っていいほど
いろいろな団体が街宣運動を
している有名な場所です。

その日も私たちの隣で
他の団体が街宣をしていました。

私たちと主張は似ているものの
反対！批判！の姿勢がモロで
激しい口調で政権を批判しています。

駅を行き交う人は見向きもしません。

私はそれを見ながら
内心

いやだな
一緒にされたくないな

と思っていました。

なぜなら
そういうモロな批判をすると
必ずそこに対する批判も生む

そうしてネガティブなエネルギーが
増大していって悪循環になる

ということを
直観的に分かったからです。

このやり方では伝わらない

自分の意見を捨てる必要はない

でも
対立して抵抗するやり方ではなくて

批判せず
ただただ自分の意見を言う

そうじゃないと
相手に力をもたせてしまう。

その後、結局
安保法案は可決され
私たちの活動も自然消滅していきました。

その後も
私は政治に対して不満をもっていました。

でも、ある人から
「政治に期待しないほうがいいですよ」
と言われ

「それもそうか」
「私は期待してたんだな」

そう思った瞬間
不安から解放されました。

そこからはメディアからも離れ
批判からも離れ
正義感からも離れ

自分とは違う感想の人がいても
そういう人もいるよねと
思うだけ

そんな態度でいるうちに
自分自身の幸せというものを
感じられるようになってきました。

幸せになるために

対立から離れて
自分が楽しいと思えることを
してみよう

歌を歌うのでもいいし
絵を描いたり踊ったり
散歩でも山登りでも

自分が楽しい、幸せ
と感じられることに目を向けよう

それをするだけで

あなたは幸せになっている。