こどもの自尊心を破壊してしまったかもしれない。
長男の口癖に、「ずるい」「〇〇ばっかり」「やりたくない」「自分は悪くない」「どうせできない」というようなネガティブワードが目立つ。
宿題も、「時間がかかるからやりたくない」と言ってなかなかやらない。
小学校低学年なので、宿題なんてやり始めればすぐ終わりそうな内容だけれど、苦手意識があるようで、やり始めても全然進まない。
サポートするつもりで、いつも子供のそばで「早くやりなさい」と言っていたが、これが逆効果だったんだろう。
わからなければ一緒にやるよ、というつもりで横についていたが、私が隣にいると、なんやかんや言い訳をならべたり怒り出したりして取り掛かりが遅くなる。
長男から感情的に文句を言われたり、こちらの言うことを無視され続けると、私はすぐに腹がたってしまって感情的に子供のことを怒ったり、時には批判したりしてしまう。
怒鳴りながら、ここまで怒る必要ないのに・・・と脳裏に浮かぶけれど、止められない。その後、後悔ばかりが残る。
まずは自分がアンガーマネージメントをしなければならないということに気づいてはいるが、なかなかうまくいかない。
そんな生活をもう数年。
うちの長男、自尊心が低いんじゃない?
完璧主義者ほど自己批判と、やらなきゃいけないことを先延ばししがちになると知ってドキッとした。
私自身もそうだけど・・・子供もそう育ってしまっている・・・
完璧主義はリスク。メンタルにもよくないらしい。
完璧主義者はどんな親に育てられたかというと
「親が些細なミスに大げさに反応する」
私だ・・・
子供の幼稚園時代にさかのぼる。
なかなかおもらしが治らなかった長男に、しつこくしつこく「トイレでおしっこしなさい!!」と怒っていた。
ちょっとノイローゼ気味だった私は、本気で「この子は大人になってもオムツをしているかもしれない」と考えてしまい、どうしても「そのうちトイレでできるようになる」というビジョンが描けなかった。
これは長男を信頼していない、信じていないことによるものだろう。
おそらく今も「宿題をやらないこの子はこの先どんどん勉強ができなくなる」という恐怖感にとらわれている。
子供の未来に対する不安が強い。
しかし、この考えこそが子育てする上でマイナスなのかも・・・と思い当たった。
「完璧主義の中でも、失敗について考えすぎたり、行動することに怖さを感じたりする人ほど、うつになりやすく、不安やストレスを感じやすかった」
このままだとまずい。
長男を信頼して受け入れる。
これをできるようになりたい。
まずは自分の思考やメンタルから変えていきたいけれど、どうしたらいいんでしょうか。
損なってしまった長男の自尊心を取り戻すには、どう接していけばいいんだろう・・・
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