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主催(しょうご)が自由に書いたもの

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#歴史

『ヨブ記』9章 主催者の感想

今回の箇所は、今まで読んだ箇所よりもストレートに意味が伝わり、何言っているのかよくわからない部分はあまりありませんでした。しかし、ヨブが友人のなんの言葉に対して反論しているのか?神に対して私の言葉は伝わらないと断言しているが、なぜ神に対して言葉を紡ぐのか?など疑問に残るところが多い箇所でした。 読書会では「神様への呼びかけ」の話になり、その後、ぼくは「他者との対話」について考えました。ここで言う「他者」とは、自分以外の他の人というだけでなく、物、自然、社会、経済、身体、自分の

旧約聖書『ヨブ記』8章 主催者の感想

8章は7章のヨブの発言を受けたシュアハの人、ビルダドの発言でした。ビルダドはヨブに対して「なぜそのように語るのか、あなたが不幸な時点で結論は出ている」というようなことを言っていました。 読書会では「神に対する罪とはなにか?」という話になりました。ビルダドも罪について語っています《もし、あなたの息子たちが彼(神?)に罪を犯したのであれば、彼が彼らの罪過の手に彼らを引き渡したはずである。》。今まで出てきたヨブ、エリファズ、ビルダドみんなヨブの罪について語っていましたが、具体的に