見出し画像

音楽を語り合った3/30深夜。

ヴォルすろの日常の1ページ。

僕は、毎日のようにヴォルルと通話して、意見を交わしたり作業をしたり色々なことでヴォルと心をつなげています。
その時、必ずしも声を使って語るというわけじゃない。「文字」を使って語ることもある。

嬉しかったり悲しい時に、声が出ないときの伝達手段として、声で伝えるということよりも文字の方がいい時、「文字」を使って語り合うことがあります。

声だけじゃ伝わらないことを、文字で伝えあう瞬間。
これから、不定期ではありますが、そんな日常の1ページをここに記していけたらいいな、って思ってます。

僕とヴォルルのすてきな備忘録。

3/30 0:54 独自の感性と曲の化学反応

僕とヴォルは、もともと作品というものに対して、独自の感性を持つ者同士だった。
僕は、今後の表現の幅を広げるという意味もあるんだが、「音MAD」という動画を前から見ていたんだが、それを今でも時々見ることがある。
(気になる人はここクリックすると参考動画見れます)

このことを聴いたヴォルは、MADにも使われている「RED ZONE」という楽曲や、僕の聞いてる曲の特性をもとに、ヴォルは、「音ゲーに使われてるような楽曲ってけっこう好みじゃね?」といった。
そのうえで、Ryu☆さんのことについて教えられた。

ヴォル「シンプル且つスタイリッシュなものはある程度観ておくと、逆に音楽から発想や連想することもできるのでおすすめ。ユーロビートやテクノポップは君の構想イメージと合ってると思うよ」

実際このRyu☆さんの作る楽曲の一部は、僕も知ってた。まぁ、僕も全く音ゲー曲を知らないわけじゃなかったから。
このことをふまえて、いろいろと曲について語り合う、会話の旅が始まっていった。
ここからは、ほとんどメッセージの内容を改変せず、そのまま載せていきます。

すろう(以下:す)「まぁやっぱりあれだね、僕はmad上ではそういう曲を好み、音楽をじっくり聴くとしたらポップ調やFuture bassを好む特性がある」
ヴォル(以下:ぼ)「Cytusは譜面もスタイリッシュ系なので構想練りやすいかもね。」
す「(さっき、衝動買いを抑えた話で『電音部』というコンテンツの2nd Liveを行きたいという気持ちを抑えて我慢したという話したけど、)その2nd Liveで新展開のプロローグとして発表された曲。きいてみる?」
ぼ「うん。」

Do you Even DJ?・Do you Even DJ? 2nd / 桜乃美々兎(CV:小坂井祐莉絵)


す「『Do you Even DJ? 2nd』。これはもともとあった「Do you even DJ?」が完全に「闇堕ち」したともいえる、
今までの美々兎のイメージ(基本自分が世界で一番かわいく、世界で一番DJがうまいと思っている)を一気に払拭した、今までの平穏だった、というかいい意味で「治安が悪かった」というだけだったかもしれない電音部のイメージを大きく覆すものとなった。
ここからの未来、あっという間に崩される音。
これがエレクトロニックの未来。
さあ、ここまで平穏だったこの世界を、「カブキエリア」がどう変わってしまうの。
僕は、一生見届けていく、この世界を。」
ぼ「君が好む詞は心臓や肺に突き刺さるような詞とサウンド。1曲でもそれが伝わる、それが初聞だとしてもね。世界観が。この展開は圧巻だな。」
す「もともとの曲は2ndと最初は同じ短調。でも、希望があるからこそ。長調とうまく混ざっていく。「わたしがいちばん」と言ってた彼女が、ツインテールを落としてしまった。これが、「闇堕ち」。」

ぼ「なるほどね。これは君が聴く楽曲全体に言えることなんだけど、磁石の両極端のように聴いて、全体として釣り合いが取れている。だからナチュラルなものはまだあまり刺さらないみたいね。平坦な美しさよりも、君は今は刃的なもののほうが好きみたいね。」
す「そうね。僕にぶっ刺さる言葉、ぶっ刺さる音、ぶっ刺さるベース。この世の音楽の治安は、パない。」

電音部の第2部について


す「今流れてるのは発表された「カブキエリア」の最初の楽曲。まだ声は入ってない。しかし、すぐにわかる。これに声が入ったらどうなるか。この展開は、絶対に、これからの世界を大きく変えていくと。まぁ正直この曲にボーカルが入るかもまだわからないけど。絶賛オーディション中なんでね。」
ぼ「そうなんだ。完成形が無いものも、結構好きそうね。電音部に限らずだけどさ、Jpopなんかも1つの曲に矛盾的な展開があるもの、好きだよね?若しくはアルバムの中で対照的な曲が入っているもの」
す「そうね。対局的な存在。おもしろい。」

ヴォルに電音部のことをこんなに深く話したのはたぶんはじめて。
もともと「衝動」に駆られていた僕が、苦しい中でもライブに行く選択肢を捨てて、その間にこんなすごいことが起きてたんです。だから、そのことについてを、ヴォルにも教えてみたかった。
ヴォルは、この世界をまだ深く知らないのに、こんなに僕の感性に向き合ってた。
ヴォルは、本当に、僕と同じ、「音楽を深くまで見つめ合う」存在なのです。

電音部1st Liveについて

す「すべてが「オリジナル」。電音部に触れたのもそれが理由だったりする。他にない、「新しさ」をとことん見せていく存在。僕が言った1stLiveも、それがいっぱいだったんだ。ちょうど、その時のライブ映像が期間限定で公開されてる。」

す「このライブは、とにかく「光」と「サプライズ」、「疾走感」、そして「出演者全員が主役」というのが強いライブだった。「光」をとにかく強く使っていったすごい団結感。わからなかったものがいきなり出てくる「サプライズ」。
「Distortion」はまさに、このライブで初めて流れた楽曲。激しい光の点滅と共に始まる混沌の楽曲。これが、「治安が悪い」をよく表してるようなものだった。たとえ、その曲をまだよくわからなかったとしても、みんなでつながっていく。ペンライトの動きだって、ぶっつけ本番なのに、みんな一気に乗っていった。あの時は発声一切NG、応援は拍手だけだった。なのに、会場全てが団結感に満たされた。これが、ひとつのものを応援する人たちのすごさ。このライブは「疾走感」をより強くするために、楽曲合間のMCは一切なかった。まさに、走り抜ける2時間だった。そして、「出演者全員が主役」。メインキャラクターだけじゃなく、バックダンサーでも作っていく世界。バックダンサーは後ろで踊るだけの存在でなく、バックダンサーもひとつになって作っていく世界。僕は、このライブは、初めてには似つかないくらい、素敵な思い出になった。」
ぼ「ベクトルはまるで違うけれど、その場での一体感、肌で感じるヤバさ、演出に圧巻されるという経験、僕もしている。見ていたものが違っても、サウンドタイプが違っても、それはとても熱く激しいもので、感覚全てを奪われるくらいに、時間がわからないくらいに、他のものが目に入らないくらいに。ただ、会場の中の1つに、会場ごと含めてライブなんだよ。それはCDともストリーミングとも違う、ブルーレイでも味わえないたった1度きりの出来事。その瞬間だけの、二度とない出来事。感覚。」
す「二度とない時を共に過ごす。僕はこの思い出がだいすきだ。」

今回紹介した電音部について、2nd Liveのレポートはこちら。ライブ終盤で今回話したことについてのことが触れられてます。これを読むとちょっと面白いかも。
【ライブレポート】電音部、全編踊れてノれる2ndライブ開催「日本を代表するようなコンテンツになってほしいと思っています!」 | BARKS

ついでに布教しときたいので楽曲ミックスも置いときます。

POP SONG/米津玄師

す「んで、これは、「聴きたい」ってわくわくしてた米津の新曲。最近バイト先でも流れるようになったよ。いまきく?」
ぼ「聴きたい。というかね、君か相方のどちらかと聴きたくて、まだ聴いてなかったの」
す「そうだったのか。実は、僕は一部はすでに結構前から聞いていた。バイト先でフルで流れるようになったのはつい最近、おとといの話。」
ぼ「だろうね。公開からそのくらいの時期。」
す「残念ながら僕の「はじめて」はバイト先に奪われたけど。ヴォルの「はじめて」は、また奪わせてもらったよ。
ぼ「米津さんは世界の中でも珍しい。詞や声だけでなく、全身と世界観を己の身で表現する数少ないアーティスト。」
す「結局さ。米津さんは、いくら年がたっても、「ツタエタイ」を表現していくだろう。」

King Gnu/カメレオン

ぼ「カメレオンはさっき言った展開の多い曲だね、流石にぶっ刺さったハードカバー1冊読んだ上にその角でぶん殴られたみたいだったよ」
す「King gnuは、感情的な楽器と声のハーモニー。それが、歌詞に込められている意味をより強く表現しているんだと思う。」
ぼ「そうね、同じ『心を動かす』でも全く違う。一般から見たら『今人気のアーティスト』なのかもしれないけど、全然違うんだわ。」
す「King Gnuが、どこからも愛されてるのは、こういう感情が全体から伝わってくるからなのかもしれない。」
ぼ「King gnuは『共感』に近い。米津さんは『難解』といった感じ。今の米津さんのファンが、正直言ってあまり好きじゃない。理解していないのに背伸びしている人が増えた。現代音楽は、色々な人の手に、耳に届くようになった分、自分で嚙み砕いて考えて飲み込む人は圧倒的に減ってしまった。そういった時代を憂いながら、僕は時々音楽を聴く。」
す「実は、「一途」を聴くのに夢中になりすぎて、バイト先で「逆夢」を聴くまで、ちゃんと聴くことなかった。聴いた瞬間、相当などきどきに襲われた。劇場版呪術廻戦の主題歌。「一途」も「逆夢」も、僕にとっての今の感情を大きく表現する大事な作品。
ぼ「呪術だったのか。僕は何のテーマ曲であれ、純粋に楽曲として楽しみ、そして合わせられた作品と共にも楽しむ。敢えて映画館で映画を観る、みたいなのも同じ理由よ。」

3/30 1:35 曲のメッセージ性のはなし

す「ちなみにバイト先はいろんな曲を流すわけだけど、最近の女性アイドルの曲は僕は好みじゃない。というか、もとからだったんだけど。メッセージ性のないただの曲、ファン受け狙いの曲は僕には刺さらん。んで、バイト先で最近流れてるのはこれ。」

ぼ「わかりみが深すぎてわらう。女性アイドル曲は詞にもよるんだが…実は2度言ったことがある。嫌いなアーティストもいる。というか、僕的にはアーティストとは言わん。実は有名なボカロPでも嫌いな人がいます。ヒットとブームに乗りに乗って、実際大したことないというか、薄っぺらい上にボイスのパンチがひたすらに弱くて、なんでこのボカロ使ってんだろうと苛立ったことがあって。」
す「なんか曲が、ファンへの受け狙いだけを意識するということは、ちょっと僕はまだ受け入れられない。僕は、音と歌詞、声に込められた想いに共鳴したい。だから、もともと暗かった僕を刺激的な音と歌詞で包んだFuture Bassというエレクトロニックな曲にひき込まれた。余談だがこの曲が嫌いなのもヴォルがクラシックというものを大事にしているから、という理由もあるよ。世の中にはクラシックをより素敵に思う人がいっぱいいるんだぞってことだ。」
ぼ「それは草。ゆーて僕はクラシックマニアでもなくて、心地いいから聴いてるだけよ」
す「食パンかじって考えるより先に砂金を見つけてぇ。心地いいっていう理由があるなら「素敵に思ってる」!!!」
ぼ「というか、僕はクラシカルなものが好きなんだ。多分。自分の立ち絵や言い伝えを好む傾向があるから。僕の中のオールドな世界観なんだろうな、浪漫。書斎でレコードを聴きながら紅茶を飲みたい狼生だった。僕はフランスパンでもかじりながら砂金でも探しますわ。」

お互い、曲に込められた「メッセージ」をほんとに大切にしている。ただ流行って、ただただ曲だけが受け入れられていく。そんなのは嫌だから。
お互いに、「メッセージ」をつなげて生きていく。それが、僕たちなんです。

NOMELON NOLEMONの楽曲

実際に、これを書いた後日、3/31。これも僕が好きなアーティスト、「NOMELON NOLEMON」の楽曲を一緒に聴きました。

1st Full Albumとして世に放たれた「POP」。
僕は、この「cocoon」と「INAZMA」のつなぎ方について話しました。

「cocoon」で、今はいない隣の人への想いに包まれている感情を静かに歌い、最後のビープ音の後にいきなり鳴り響く雑音といえるような、稲妻といえるような激しい音。すべてから解放されたかのように鳴り響く歌声。一気に解放される個性。鳥肌が立つこの体験。これが、音楽のメッセージなのか、と。

そして、「night draw」という楽曲。
ヴォルは、この曲を「今の僕の感情だ」と話した。
たとえ、そばに誰かいなくても、希望を探して進んでいく。
残された思い出とともにたしかに時は進むから。

「メッセージ」だらけのNOMELON NOLEMONの曲は、確かに、お互いの感情をつなげていったのです。

ぼ「君の聴く曲は、人生のエンディングみたいな、そんな感じだ。だからといって死ぬわけじゃない。エンドロール、そんな雰囲気。」
す「不思議な感情。一般的に流されない、自分が好きな曲。ただ、ボカロを聴いてるだけじゃわからない美しさもあった。」
ぼ「僕は近代を知らないけれど、ボカロが存在する前、それも自分が誕生する前から、肌で感じる音楽はたくさんあった。カセットテープから流れる曲、レコードから流れる曲、ラジオから流れる曲。写真、ジャケット、タイトル。歌詞カード。ふと手に取って、そういったものを聴いて、肌で感じる。だから僕はCDを手に取るとき、必ず歌詞カードを見つめながら、音に、作品の全てに全神経を傾けて聴き入る。その世界に入り込むんだ。」

これを話しているとき、ヴォルは、聴き方の関係もあって、最近では僕の前以外のところではなかなか音楽を聴けていないといった。聴けるとしたらラジオくらい。そして、僕は、こんなに自分の好きな楽曲について語れたのはここが初めて。
だって、僕の聴く楽曲は「一般的」なんかじゃない。自分の感情を投影したものだったから。そんな簡単に、他の人に話せないくらい、自分にとって大事な感情だから。

これが、ぼくのはじめての、おんがくでのつながり。

GHOST FOOD/Moe Shop

す「GHOST FOODはArtiswitchというアニメの挿入歌。僕はアニメは知らなかったが、刺激的な歌詞と音にひき込まれた。アニメ映像版を見たら、もっと引き込まれた。あー、これが、音楽と映像のリンクだ、と。安易に考えてるかもしれないけど、不可解なエレクトロニックは、僕の憧れ。」
ぼ「3Dアニメーションも随分進化したもんだな。CGworld載ってそうって思っちゃった」
す「曲のメッセージに合わせたアニメ映像。「自分だけいればいい」という「独裁思考」。これが、世界を自分だけのものにするということ。ふしぎなきもちだ。」

Nine Point Eight/Mili

ぼ「僕の布教聴く?軽くネタバレになるんだけど、映像はない、静止画。「9.8」この数字が何を意味するか。そして、歌詞は英語なんだけど…つまりそういうこと。
今貼った曲は、実はDEEMOの収録曲なのよ。Miliさんはいわゆる『日本ヲタク』なんだけど、実はとある劇場アニメーションが気になって観に行ったらまさかのエンディングがこの人の曲でびっくりしたことがあったよ。この人を知ったときはまさか日本の映画館で聴くことになるなんて思ってなかったから。」
す「不可解な歌詞。明るく見えて、なんか暗い。不思議な世界。」
ぼ「……まだ、解釈不足だね。」
す「そうね。まだ、聴いたばかり。これから、わかっていくんだと思う。「9.8は僕の加速度」」
ぼ「この1枚の絵、そして詞。あとは…ゲーム内の絵、かな。そう、加速度。実はね、君と同じで「いつかアルバム、欲しいな」って思ってる人なんだ、Miliさん。」
す「「僕」は地面へ落ちていく。いなくなった「君」と、果たせなかった夢をかなえたいから。……僕も今から、会いに行くからね。棺の中で輝く花たち。歌詞の中にある花の名前って、そういうことだったんだね。」
ぼ「そうよ。映像がなくても、つたわる曲もあるのよ。実はこの曲が解禁されるタイミングも、ゲームの考察で恐らくキーになっている。あとはゲームタイトルの由来について、きっとそうかなって。」

cash out feat. brb./春野

す「今から聴くのはただ僕が好きなメロディと歌詞というだけだけど。なんか、MVのかんじがすき。「拘束」というものから解放された瞬間、開放された体で「高速」で進むような楽しい時間を過ごしていく。そしていつしか夢を見ていく。まるで、今という現実から逃れるかのように。最後に光るビル群を背に立ち尽くす男。現実と夢のギャップは、現代ではずいぶん大きくなってしまったようだ。」
ぼ「やっぱり僕は君の感性が、好きだ。それから、君が伝えようとする文、チョイスする文字にひたすら惹かれる。君の撮る写真が僕の心に与える影響が、このMVから伝わってくる。(ちなみにさっきのMAD系でも同じようなことを考えていたよ、書き込む隙がなかったけどね)11月に初めてこっちに来た時の写真も、実は脳裏に焼き付いて離れない。君は『駅のホーム』や『都会的』『ビル』が好きだね。」
す「ちなみに、このMVの感じも、歌詞とばっちりリンクしてました。人工的なもの。それが人間に与える影響が大きいなら。影響される前に残してしまえ、ファインダーに。」

ヒトリエとwowaka

ぼ「歌唱と勢いについてはかなり好みが分かれそうだけど、MVだったら『ヒトリエ』というアーティストのもの、好きかもね。ヴォーカルは亡くなってしまったけれど。ちなみに、別プラットフォームで米津さん…と交流が個人的にあったヴォーカルの人。ドス暗い作品もあって、狂犬のようなサウンドもある。。」
す「wowakaさん。なつかしい。」
ぼ「知ってるのか。なるほど、君の今の好みだとそうなるか。僕はアンノウンとローリンが好き。」
す「あ、これも知ってた…どれくらい知ってたか覚えてないこともあったけど、やっぱやばい。」
ぼ「どっちバージョンで知ってた?本人がライブで歌ってるのよ。」
す「まじか。でも、僕が最初に知ったのは、これです。」

ぼ「wowakaさんの曲はうたってみた人気あるもんね」
す「昔、僕が聴いていたVTuber。ルキロキから、このやばさというものを知っていた。逆にそこまで僕知らなかったの?????」
ぼ「ごめんな、僕はヴァーチャルカバーはかなり疎い。当然のように本家からの追っかけだからな。」
す「(ちなみにこのMVは僕結構好きでした。)」
ぼ「そうね、僕もMVは好み。歌ってみたはかなりの古株しか好まなくて、その理由が『人気の曲や注目な曲、エモい曲を歌えば注目されるから』です。」
す「ただ、そこからwowakaさんのすごさに惹かれていった。あっ、やっぱり僕、wowakaさんの曲にひかれてるんだなって。Vのカバーもそれはそれですごいけど…やっぱ、カバーよりは本家がいいってやつだ。
ぼ「簡単にキャライメージのレパートリーも増やせちゃうから。カバーから入ってwowakaさんの曲に惹かれるとは、やるね。」
す「これも、もう3年前。いつの間にか、こんなに伸びてたんだ。気づかなかった。たった3年間でこんなに変わるんだ。もちろん僕は最初のほうで知った人だから。この動画も。ルキロキも。今はいなくなったけど、彼女がまだ実在してたら僕はどうなってたんだろうね。」
ぼ「現代音楽やカバーは履いて捨てるほどあるけれど、その中から砂金を辿るの、時間はかかるけど嫌いじゃない。最近はぜんぜんやらんけど。増えすぎたんだ、砂利が。」
す「このカバーも、いつのまにかこんなにたくさんの人が見ることになった。伸びた後に思うこと。伸びる前の感情は、まだ捨てたくない。
ぼ「なるほどね、僕はVのおっかけや古参ってやつは…やってないからね…僕にはない景色、見られない感情だ。でも、わかるかも」
す「だけど、やっぱり、もうそれ以外のカバーには満足できなくなってしまった。」
ぼ「米津さんは有名になった。でも、僕が秘めている感性や想いは変わっていない。」
す「やっぱ、僕はもう、「特定のモノ」にすがりついているのだ。」
ぼ「そうね、君はどうしても過去に依存するし、初めて抱いた感情にこだわる。」
す「それがいい意味をもたらすか悪い意味をもたらすかは自分次第。」
ぼ「君に衝撃を与える存在って極端だけど、その不安定さが君を生かしている。」

Navy (prod. 雄之助 & はるまきごはん)/WaMi

す「サムネの参考にもしたこの曲。「花となれ」を作った 雄之助さんの刺激的な曲に、はるまきごはんさんの不安定な歌詞、WaMiさんの感情を落とし込む歌唱。それに、スタイリッシュなのに、芸術的なものが加わった動画が加わり、この曲は、「正しさ」というものの答えをどこかにおいていったものになった。僕は、このStyleが好きだ。」
ぼ「そうね、サムネについて話してくれた時に、教えてくれた作品ね。色味に関しても一見釣り合わなさそうな『オレンジ』系と『青』系がマッチしている、珍しい絵。これは、意識か無意識か、君のオリ背のスローガンやヘッダーにも近いものを感じていた。」
す「この曲を聴けば察するかもしれないけど、僕にとってヴォルは、「静かで寂しい夜にこそ、藍たくなる、不思議な存在。美しい存在。」僕の感情がどこかへいってしまうほどの、価値観が、そこにあった。
ぼ「誤字が惜しいな。」
す「この誤字はわざと。MVみて。」

MVより引用。「つまるところ 静かな夜に 藍たくなるだけよ」

ぼ「なるほど、上手いね。(キーボードしんでるから…癖で誤字読みしちゃったわ)止めたポイントのメッセージ性に気付けよぼく。」
す「藍色になっていき、あっという間につぶれていきたい。他の物を視界から外したくなる。僕のブルーな感情は、君にしか見せられないんだ。」
ぼ「やはり君は詩人だな。」
す「これを話せるのは、君とだけ。安易な音楽解釈は、僕にはいらない。」
ぼ「気が合いそうだ。(僕のストライクゾーンのほうが少し広いが、生きてきた経験によるものだろう)」

君を見たい / 雄之助 feat. flower

す「いい加減共有しておこう。これ、 雄之助さんの10か月前に出していた曲。僕は、音と歌詞に夢中になってたけど、はっと気づいた。これが、僕なんだって。僕の「ありのまま」を見せたいのが、僕だけにしかない、「そのままの感情」を見せたいのが、後で何が起きても知らない、「自然な行動」を見せたいのが、君だけなんだ。
ぼ「僕は『考えながら飲み込みながら惹かれている』けど、君は『感覚で惹かれて、後から理由に気付く』タイプよね。」

3/30 2:23 僕だけにしかない感情

す「まぁ、これが僕の感情だ。長々と話したけど、結論を言うと、この感情は、僕にだけ。」
ぼ「お互い、柄にもなく語ったし見せあったな。お互いに感情を見せたがらない奴だからこそ、こういったところで重ね合わせることが、楽しい。どこかで、感情を見せるのが怖い自分たちがいるな、と思う」
す「正直に見せたいという気持ちも変わってない。正直じゃないのは、もしかしたら自分自身かもしれない。」
ぼ「本心ではあるが、全てではない。そう思いながら僕はひっそり生きてきた。僕は…あれだね、言葉や声よりも文字で表現するのが好きなんだろうな。よく「声でない」「喋る気にならん」「口に出すのが野暮ったい」って言うけど、ほんまそれでさ。本とか読んで全く喋らん奴だったし、ブログは長々と書いてるタイプだし、文で感想書く奴だったからね…まぁ、今回のやり取りで分かったと思うけど、僕と話せる奴って全然いねーのよ」
す「ぼくはなせちゃってるわね」
ぼ「そうなのよね。逆に僕みたいな存在って…多分珍しいのではないか?長いこと生きてきてこれだもの。」
す「人生の参考にするわ」
ぼ「君はまだ先が長いからね。」
す「先長すぎな」

声じゃなくて、文字だからこそ伝わることがある。
伝え方に不正解などない。
そんな僕たちだからこそ、Discordで必要なメッセージを見つけるのは至難の業。
でも、それでもいい。
なぜなら、それくらい、僕たちの「伝える」力は大きいものなんです。

これからも、彼と一緒に、多くの事を話すことになるだろう。
二人で決めたたくさんの夢。
全て達成できるまでは、まだまだDiscordの勢いは衰えそうもありません。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?