15周年
早いものでお付き合いして15年くらいか。
過食嘔吐。
と言ってもものすごく買い込んで一日中吐いたり、毎日吐いているわけではないからガリガリではないので誰も私が摂食障害であることに気付いていない。
一般的に見て太ってないのはわかっている。
でも太っている。デブ。自分の身体、顔、声、肌、全てが醜くて嫌い。
小さい頃から父にデブだな、不細工、気持ち悪い、変な顔と言われてきた。
母は私を敵対視して、何を着たりつけても似合わない、微妙、変、そんなのがいいんだ〜と否定、かわいいと思ってんでしょう、私の若い頃のほうが…とアピール。
小綺麗にする、おめかしをすることは悪と刷り込まれている。
今でも。
太りたくなくて外では食べたくない。
食べすぎたとき吐けないから。
人との食事が苦痛。食べる量を見られるから。
「それしか食べないの?」
「もっと食べなよ」
「何食べる?何飲む?」
うるさいうるさい
うまくいなせればいいのだが真面目な私には出来ない
「私摂食障害なんです」
「だから太るの怖くて食べるの怖いんです」
すると確実に
「太ってないよ〜細いよ」
「これは太んないよ」
ああうるさい
馬鹿ばっかり、自分はそのはるか上を行く馬鹿
太ってるし細くないし太りたくないって言ってんのがわからないか…
太らないって太ったらどう責任取るの?ここでいう責任は痩せさせること。無理でしょ?
わかってもらえるわけがないし、わかってもらおうと思ってない
こういうのが面倒だから避けてるだけ
そうしてると付き合い悪いとかごちゃごちゃ…
ふつうのおうちにうまれてたらよかったなあ
日常的に言われてなかったら、こんなふうになってなかったと思う
私だってふつうにごはんがたべたいよ
みんなとたのしくおしゃべりしながら
みんなといっしょにってあこがれる