ジャン＝ポール・エヴァン（JEAN-PAUL HÉVIN)　歴代フェーヴ

世界のトップショコラティエの1人に数えられるジャン＝ポール・エヴァン(JEAN-PAUL HÉVIN)。

毎年出されるオリジナルのガレットデロワとフェーヴは、世界観から作り込まれたアートであり、最高の逸品。

また、オリジナルの王冠はデザイン性があるものから、ふふっと笑いが零れてしまうようなギャグセン高めなものも。

他の追随をゆるさない、コンセプトから楽しみたくなるジャン＝ポール・エヴァンのガレットデロワとフェーヴ、王冠をまとめました。

新情報は随時、追加していきます。

2024　 PARIS FOR EVER （パリ フォーエバー）

新コレクションテーマ＜PARIS FOR EVER＞のもと、パリの街並みがデザインされたガレット デ ロワ。ペルー産カカオを使用したアーモンドクリームと、チョコレートクリームを風味豊かなパイ生地で包み、香ばしく焼き上げました。フェーヴにはパリ市の紋章が描かれています。

ジャン＝ポール・エヴァンは、毎年コレクションテーマを掲げて、素材や味へのこだわり、独創的で遊び心あふれる感性、確かな技術をもとに、その年のクリエイションを展開しています。2023-2024年の新コレクションテーマは、< PARIS FOR EVER （パリ フォーエバー） >。パリの街のあらゆるものがジャン＝ポール・エヴァン自身にインスピレーションを与え、永遠に続くパリへのオマージュを捧げます。クリスマスシーズンからスタートする新コレクションにご期待ください。

2023　 POURQUOI PAS？ （こんなのがあっても良いのでは？）

「ガレット デ ロワ ルナ・ソル」
ペルー産カカオを使用したアーモンドクリームとマーマレードを
風味豊かなパイ生地で包み、香ばしく焼き上げた

シャルル・トレネのシャンソンの一節「太陽と月のランデブー」からガレット デ ロワの起源に想いを馳せ、太陽と月が出会う素敵な瞬間を想像することで「ガレット デ ロワ ルナ・ソル」が誕生。
カカオの伝播の起源 スペインの１７世紀の装飾芸術を代表する、釉薬をかけて焼いたタイル＜アズレージョ＞からインスピレーションを受けて手書きでデザインしたフェーヴと王冠付き。
【サイズ】直径18cm　【価格】4,500円（税抜）/4,860円(税込)
【サイズ】直径14cm　【価格】3,200円（税抜）/3,456円(税込)

HPより

カカオの伝播の起源 スペインの１７世紀の装飾芸術を代表する
釉薬をかけて焼いたタイル＜アズレージョ＞から
インスピレーションを受けて手書きでデザインしたフェーヴ。
写真以上に現物は可愛くてときめきます！

2022　 Il étaitun petit navire 童謡（昔、小さな船があった）

フランスの童謡をモチーフに、大海に浮かぶ小さな船をデザイン。
海に浮かぶ橋をイメージした王冠と、ジャン＝ポール・エヴァンのロゴをあしらったフェーヴが付きます。
メキシコ産カカオを合せたアーモンドクリームとライム風味のパティシエール(カスタードクリーム)に、ショコラとナチュール2種類のフイユタージュの組合せ。

童謡 Il étaitun petit navire 「昔、小さな船があった」とはどんな歌なんだろう～♪ と
軽い気持ちで調べてみることに。

なんとも柔らかい雰囲気のメロディに、久しぶりに心が子どもの頃に返りました。
しかし、歌詞を調べてみてびっくり。
お腹がすいた船乗りたちが極限状態になり、くじ引きで選ばれた若い水夫を食べることに。
水夫が食べられてしまう～！　と、焦っているとお魚が沢山船の上に飛び込んできて、間一髪、水夫は皆に食べられるのを免れましたよ、という話。
え…？　こんな歌詞、童謡にしていいの？　とこちらが狼狽えてしまうレベル。笑

中毒性があるのでぜひ気になる方は、こちらからYouTubeをチェックです。お～え～ お～え～♪ 　(中毒になった）

この年のフェーヴはメゾンのロゴというシンプルなものに。
ジャンポールエヴァンのフェーヴは楽しみにしていましたが
私自身、このフェーヴの入手は好みではなかった為、見送りました。

コロナ以降、実は各メゾン、フェーヴは世相を反映してかシンプル化している傾向。
パティスリーによっては、ロス削減の為、過去のものを再利用するお店もありました。
サスティナビリティは大切な観点だけど、フェーヴ好きには少し寂しい近年の傾向です。
そんな年があってもいいのかな。
Be ポジティブ、来年に期待しましょう！

2021　LES ANNÉES POP（ポップアートの時代）

「LES ANNÉES POP(ポップアートの時代)」をモチーフにした花柄の1品。
軽やかな食感のパイ生地には、エクアドル産カカオとクレームブリュレ入りのアーモンドクリームを合わせて、濃厚な味わいに仕上げています。

当時のコレクションテーマ、ポップアートの時代を反映したお花モチーフのフェーヴ。
見ているだけで元気になる色使いです。

2020　LE BONHEUR EST DANS LE PRÉ...et dans la nature（幸せは草原の中に・・・自然とともに）

幸福をもたらす“てんとう虫”モチーフのガレット デ ロワ。
軽やかな食感のパイ生地に、エクアドル産カカオのショコラを混ぜ込んだ
アーモンドクリームが調和。爽やかなオレンジが味わいにアクセントを効かせています。

花冠と、ペンダントにもなるてんとう虫モチーフの「フェーヴ」
フランスではてんとう虫は飛び立つ時に
一緒に病気や悩みをどこかへ持ち去ってくれると言われ
人々に愛されているそう。
なんていい奴なんだ、てんとう虫。

2019　VOYAGES-VOYAGE（旅すること）

車輪をモチーフにしたガレットには、列車をモチーフにした王冠と、メトロのチケットをモチーフにしたフェーヴが添えられています。
ジャンポールエヴァンはフェーヴもそうですが、王冠が毎度凝っていて素敵です。

パリを走るメトロの古いチケットを模したフェーヴ。レトロ可愛いです。

2018 　アネ トラント（30年代）

「プティ ガレット デ ロワ アール デコ」
名前自体、1930年代に流行した装飾様式である“アール・デコ”にちなみ
アールデコ調の装飾が施されています。

王冠がゴージャスで可愛いです。
フェーヴの中央には「30」の文字。

2017　Bonne Annee（ボナネ＝よいお年を！）

ガレット・デ・ロワ・エクアドル
アーモンドクリームに刻んだエクアドル産グランクリュカカオのショコラが入っています。

フェーヴと王冠はエッフェル塔モチーフ。

2016　お星さま

星のようにちりばめられたブラジル産クーベルチュールのショコラと、たっぷりのアーモンドクリームを、ショコラ風味のパイ生地で包んで焼き上げたもの。一層のパイ生地が薄く、サクサクと軽い食感で、ブラジル産カカオのコーヒーを感じさせる香りと力強くスパイシーな香りが特徴。
フェーヴと王冠はお星さまモチーフ。

2015　お月さま

2014　不明

2013　自由の女神

プレーンとショコラのパイ生地に砕いたショコラを加えた
ピスターシュ風味の「ガレット デ ロワ ピスターシュ」
フェーヴと王冠は自由の女神をモチーフ。
他のジャンポールエヴァンの王冠を見てきただけに
一瞬、この王冠（？）は自分の目を疑いました。笑

2012　謎の仮面

ネットの拾い画ですが…今まで見てきたガレットデロワに付属する王冠の中で
ダントツで一番好きです！
このギャグセン、復活しないかなあ。笑

ちょっと怖いけど、クセになる

フェーヴはカカオ豆。
チョコに拘るジャンポールエヴァンならではで可愛い。

2011

プティ ガレット・デ・ロワ（13ｃｍ） ¥2415
昔はプチサイズが売っていたんですね。
このサイズ感、嬉しいですよね。

オリジナルフェーヴ

2006

オリジナルフェーヴ
銀貨かな？