魂が喜ぶ時間

もっと自分の人生を楽しんでいい

最近の私のテーマは、「自分の魂が喜ぶ時間」（＝魂ぷるぷるタイム）を日々最低15分は持つことです。

この「魂ぷるぷるタイム」を始めたのは、私が仕事関係でご一緒させていただいている『１５ミニッツフォーカス＊』創始者のヒラテっち氏とお話をしたことがきっかけでした。

自分は何にフォーカスしたいだろう？と考えたとき、私が思いついたのが「自分の魂が喜ぶ時間」をもつ、ということでした。
毎日必ず、食事の支度や片付け、掃除洗濯、仕事、子供たちの世話、LINEやメールのやりとり、SNSやニュースのチェックには時間を割いているのに、自分が本当に心から楽しめるような時間はほとんど持っていない！という事実にふと気が付いたのです。

私はもっと自分の人生を楽しんでいいはず。
もっと自分のために時間を使ってもいいはず。

これをしたら誰か喜ぶかな、認められるかな、
評価されるかな、何かの役に立つかな、なんていう
「打算的」で「どーでもいいこと」は置いておいて、
「魂が喜ぶ」ような、心から楽しめる時間を持ちたい。

そう思ったので、この日から毎日最低15分は意識的に「魂ぷるぷるタイム」を持つことに決めました！

何をすると自分の魂が喜ぶかを考えた時、最初に出てきたのが「踊る」ということでした。

踊りとの出会い

思えば、私は小さいころから踊ることが大好きでした。保育園のとき教育実習で来ていた保母さんが始めた「ディスコタイム」が楽しく楽しくて、人目も気にせず踊っていました。

小学生になった私は、その先生が保育の道に進まず、彼女の本業であるダンスの道に進まれたことを知りました。（私はその先生が大好きで、うちが近所だったこともありしょっちゅうお宅に遊びに行っていたのです。）
彼女が近所に開いたモダンバレエ教室に一人で見学に行き、美しく舞う先生や同年代の女の子たちに一瞬で魅了されてしまいました。

その教室に通わせてほしい！お願いします！と当時7歳くらいの私は両親に頼んだのですが、ダンスは月謝が高いし将来あまり役に立たない、と父に却下され、代わりに（頼んでもいない）お習字や公文に通わされました。

中高生の時もダンス部に興味があったものの、既に経験者ばかりのキラキラしたその部活に初心者の私は入っていけず、ダンスとは無縁な部活をしていた私。

そんな私が高一の夏、ニュージーランドの海外研修に参加したことでダンスの楽しさと、人目を気にすることのバカらしさに気付き、帰国して創作ダンス部に入部。
その後HipHopも習い始め、高2の夏には創作ダンスの県大会で優勝して全国大会にも出場し、ダンス一色の高校時代を送りました。

大学時代は友人に誘われテニスサークルに入ったのですが、球拾いやコート整備ばかりでテニスはほとんどできないことに気付いてすぐ、テニスの代わりにダンスレッスンに通い始めました。幽霊部員だったにも関わらず、学祭ではサークルの1年生を引き連れてDA PUMPやMAXの曲で振り付けをしてセンターで踊ったり、テニスはほとんどせずにダンスやバイトや旅行ばかりしている学生生活でした。

ダンスの魅力は、踊っている間は他のことは忘れ、自分の動きや音楽に夢中になれること。体と心が一体化するFLOWの状態を感じられることです。
踊ったあとの爽快感も最高！
思いっきり踊ると、「この体で生きているんだ」という実感と、生きている喜びすら感じます。

将来は鏡張りの部屋を作り、いつでもダンスができる環境を持ちたいとすら思っていたのに、就職して仕事が忙しくなるとダンスに通う時間も減り、入社4年目で大阪に転勤になって以来、すっかりダンスから遠ざかっていました。

二人目の妊娠前後に、当時住んでいたシンガポールで1年ほどフラをしましたが、メンバーがどんどん帰国して自然とレッスンもなくなり、私自身3人目もできて子育てに忙しく、踊る機会や踊る喜びすらしばらく忘れていました。ライフステージが変わると、あれほど好きだったことも簡単に忘れてしまうんですね。

踊る喜び再び～5リズム～

ある日、私が愛聴している Tomoko Skinner さんのPodcast「ハッピー探訪mayagaja」というPodcast番組 で、雅代ベノアさんというロサンゼルス在住のダンサーがゲスト出演されている回を聴き、5リズムという存在を知りました。

5Rhythms®とは、「動きに命を与えてあげれば自らが癒す」事を根本とした、哲学であり、アートの表現であり、ダイナッミクな「動く瞑想」とも言われているメソッドです。彼女のお話をきいて「これ、やりたい！」と、理屈抜きで興味をそそられました。

『１５ミニッツフォーカス』で、魂が喜ぶ時間を持つと決めた最初の日、私はふと、この「５リズム」というキーワードで検索しました。
すると、まさよさんが「お家で５リズム」というオンラインレッスンをされているとの情報をGet!　
すかさずグループセッションを申込み、今日の日をとっても楽しみにしていました。

これまではなんとなく、気持ちよく踊るためにはダンススタジオやクラブのような場所で、音楽と他に踊る人がいて、そこで私も誰かと踊る、というイメージでしたが、今朝は初めて、鏡も何もない自宅の寝室で気持ちよく1時間踊りました。

5リズムには特に振り付けはなく、講師のガイドや音楽をきき、呼吸や気持ちを意識しながら、ただ好きなように動くのですが、「いらない感情は解き放って！」などのまさよさんのガイドに身を任せ、思いっきり動くことができ、気持ちよく自分の感情や体を解放することができました✨

今日は15分どころでなく、1時間半も魂が喜ぶ時間を持つことができ、久々に幸せなひと時でした！

好きなことを無心にする時間=本来の自分に還れる時間、大切にしたいですね。

＊『１５ミニッツフォーカス』：自分がフォーカスしたいことに毎日15分時間をとり、少人数のグループで励まし合いながら取り組んでいくワーク。