見出し画像

🎬『ブルーピリオド』

🎬『ブルーピリオド』を観に行きました。漫画原作既読(※続巻中)

数年前にはプロデュースしている番組で『ブルーピリオド展』へ行ったりもしました。

(※有料:ご視聴頂くには、メダルの購入もしくは会員登録が必要です)

TOHOシネマズ渋谷。祝日ということもあってか、それなりな客数です。

原作モノは、どこまで忠実に再現するか、もしくはどこまでアレンジするかの決め込み方が肝だと思っていて…
その意味では(藝大受験を終えるところまでの)あの巻数を2時間に収めるには適度な感じだったかなと思います。
(もちろん細かい演出のアラに触れ始めたら、あるはありますが…)

それぞれのキャラクター造形も(きっと思い入れのある方もいるでしょうから)色々なご意見はあるだろうとは思いつつ…総じて(なかなかにモブ感が強いなという印象はあれど)原作から激しく崩れているようなキャラクターはいなかったんじゃないかと。
全編を通して潔いまでに“八虎”にフルフォーカスしていたこともあり。

唯一、もったいないかも…と思ったのは、実際に美術にも造詣が深い芋生悠さんをキャスティングしていたのだから、もう少し活かしても良かったのに、とは。

(※以前にインタビューさせて頂きました)

インタビューさせて頂いた出演者さんということでは…“森先輩”を演じた桜田ひよりさんにも、約1年前に話を伺っています。

てな感じで、ここまできたら…さらに【logirl】への掲載で言うと…“桑名マキ”役の中島セナさんのインタビューも(※別な作品きっかけのインタビューですが)

“矢口八虎”の自分探しと見せつつ、その実、自分づくりとも言える『ブルーピリオド』
ともすれば熱さを表現するのに有効な劇伴を、思いのほか多用していなかったのも良かったです。

印象度で言うと、修士課程を修めるのに2年間通った武蔵野美術大学がロケ地で使われているのも、観ていて懐かしかったなー。
(もう1年くらい訪れていません)

あと(だからなんだと言う話ですが…)“八虎”の油画と学科は違いますけど、ボクも数年前に東京藝大を受けたことがあって(その時は不合格でしたが)いつかまた受けてみようかな…という気にもさせられました。

いいなと思ったら応援しよう!