がんばるって何だろう
今、このPowerBookはとてもがんばっているのがわかる。
パームレストの部分が熱いし、唸りもあげている。
じじじ…とHDの小人達も右往左往だ。
そのうえで、僕は書いている。
中身を考えずに。
何も考えずに。
がんばるということを、考えている。
意識的にがんばるということではなくて、無意識にがんばってしまう人のことを考えている。
意図をなくしてしまった人が、がんばり続けると、自分を見失って、やがて疲れてしまう。それが僕だ。
僕はいま、休職をしている。
いろんなことが、あった。
いまはこの簡易なことばに収めておくけれども、ほんとうにいろんなことがあったのだ。
それを訴えたいのではなくて、言いたいのは、がんばってしまうという行為のなぞについてなのだ。
ひとはがんばる。
がんばったあとに、がんばらなくてよくなったときに、やっと落ち着きを感じる。そしてまた別なことに向けてがんばる。
しかしそれでは、休まらない。休まる暇がないのだ。
休むということが何かもわからなくなる。それが僕だ。
何かをしていないと焦るし、何もせずに休んでいることの罪悪感が、どこからか生まれてきて、苛まれる。
そんな日々を過ごしている。
がんばること、それをあきらめたい。
がんばる、を解放したい。
それが今の僕の気持ちだ。