”当たり前”は誰かの当たり前ではない
こんにちは☺︎
今回は私が大切にしている考えを書きたいと思います。
”当たり前”は誰かの当たり前ではない
私にとって「当たり前」ということは必ずしも相手にとって当たり前ではない
という考えです。
毎日する食事は世界的にみたら贅沢だ!とか壮大な規模ではなく、近くの人にこそこの考えを持って接しています。
全く同じ生き方をしてきた人なんていないじゃないですか。
背景によって考え方だったり捉え方だったりって変わりますよね。
なので自分の当たり前を当たり前として扱わないようにしています。
この考えになったきっかけ
そもそもこの考えを持ったのは、アルバイト中でした。
私は性格的に周りをかなりよくみていたので、現状を俯瞰で把握することが得意でした。当時後輩の教育担当をしたときの出来事がきっかけです。
「お店全体を見て、自分の担当範囲にはお客様が少ないが、レジに1名、もうすぐレジに行くだろう方が2名いる。レジ担当はAちゃんとBちゃんでAちゃんの手があいているから私ではなくAちゃんがレジをあければ大丈夫だな。」
と判断してそのまま持ち場にいました。
ですがレジに並ぶ方がいてもAちゃんは開けませんでした。
このとき「レジにも意識を向けてお客様がきたらあける」という私の中での当たり前はAちゃんのなかで当たり前でなかったことに気付きました。
その場ではAちゃんにジェスチャーで「レジ開けてほしい!」というのを伝え、後から「その時どう考えていたか」について聞きました。
Aちゃんによると「私の役割は二番手でレジを担当することと、お客様にお声かけをすることで、お声かけをするタイミングを伺っていてレジに並んだことに気が付けなかった」そうです。
「なるほど、みんながみんな全体に意識を向けられているわけではないんだな」と思い、それからはそれぞれの持ち場での優先順位を伝えていくようにしました。
自分の当たり前を一般的だと思っている人は多い
この考えを自分で持つようになってから感じたのは、
自分の当たり前は世の中の当たり前と思っている人が多いことです。
「普通に考えたらこう思うでしょ?」
「常識的にこうだよ!」
「それって当たり前のことだよね?」
話していてこう言っている人が多いな、とふと思いました。
私も気付く前は言っていたのではないかなと思います。
自分の世界で見てきたものが正しい、と思いやすいですよね。
考えが変わったことによる影響
私の中でこの考えを大切にするようになって、大きな影響がありました。
それは、怒ること・イライラすることが減ったことです。
自分の当たり前から外れた人がいると、イラッとすることが多かったんです。「なんでもっと周り見られないの?考えられないの?」と感じていました。
これが考えが変わったことで「この人は実はこういう背景があるのかも。」とそれが事実でなかったとしても、「なら仕方ないよね〜」と考えて受け流せるようになりました。
アンガーマネジメントという言葉をよくみかけますが、気付きからこれができるようになったことで、冷静に物事をみられるようになりました☺︎
もしかしたら相手にとっては当たり前じゃないのかも、と一歩踏みとどまることは相手にとっても自分にとってもいい影響があると感じました。
自分が思うように相手がやってくれない!などでイライラする方がいたらぜひこの考えを思い出してみてください☺︎