睡沢夏生

Natsuki Nemusawa/ライター/お仕事募集中/小説/公募挑戦中/ヴィクトリア朝/スチームパンク//ご依頼はメールまで sleepysummer.n2@gmail.com Amazonのアソシエイトとして、睡沢夏生は適格販売により収入を得ています。

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マガジン

  • 特集記事一覧

    睡沢夏生が執筆した特集記事の一覧です。主に歴史、文学、宗教、哲学、教育などの「ごちゃっと包括した人類の文化的営み」に関するテーマを扱っています。

  • 『ハリー・ポッター』と辿る歴史雑学

    ハリー・ポッターシリーズの歴史と史実を照らし合わせ、様々なテーマで歴史を紐解いていくシリーズです。ハリー・ポッターシリーズをより楽しむために。

  • 睡沢週報

    睡沢夏生が一週間を振り返って「今週はここが偉かったぞ」と自分の傷を舐める「睡沢週報」のマガジンです。

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【プロフィール】睡沢夏生(ねむさわなつき)の自己紹介【小説家・ライター】

●何をしている人?睡沢夏生 (Natsuki Nemusawa) ライター・小説家。歴史、文学、宗教、哲学、教育などの「ごちゃっと包括した人類の文化的営み」が専門。 お仕事募集中です。 mail: sleepysummer.n2@gmail.com ●どんな記事を書いているの?・趣味の煮こごり系記事 ハリー・ポッターシリーズのファンであり、アマチュアの歴史オタクでもある私が、「ハリポタの公式情報と史実すり合わせて考察したい」という欲求を形にした記事シリーズです。 出典明

    • 【62】仮面が守りきれない瞬間 #睡沢週報

      ピエロが苦手だ。いわゆる「ピエロ恐怖症」ではない。小さいころはむしろ好き寄りだったくらいだ。 小学校低学年の夏だったと思う。家族に連れられてアミューズメントパークを訪れた際にピエロがパフォーマンスをしていた。幸運にも私は指名されてピエロにバルーンアートのリクエストをさせてもらった。 ところが、当時の私は根っからの爬虫類好きで、「アナコンダ!」「ステゴザウルス!」「イグアナ!」と無理なリクエストをした。お手上げだったのだろう、ピエロは私が犬をリクエストしたことにしてプードル

      • 【61】ネットから離れて過ごす1ヶ月 #睡沢週報

        ちょうど最後の更新から1ヶ月が経った。 目の回るような忙しさと、グラフを見ただけで背筋を冷たいものが伝うような気温の乱高下。それをなんとか生き抜いた先に今日があった。 実利の面でも収穫はあったし、何より来年度以降の生活に安定が見えた。こうして筆を執っているのもその安定があってこそだ。しかし、それ以上に大きな収穫があった。 軽めのデジタルデトックス定期的にデジタルデトックスめいたことをしている。 別段、変わったことをするわけではない。タイマー付きでロックされるボックスに

        • 【60】清貧で文化的でサブスクのない生活 #睡沢週報

          大口の案件がひとまず1本終了してしまった。同クライアントからは今後も仕事を請ける約束になっているが、先方の業務の都合でしばらく私には話が回ってこない。 昨今の情勢が情勢だからフリーランスとして食べていくことには期待が持てず、最近はどちらかと言えばフリーターのような生活をしている。 どちらにせよ正社員雇用での労働に耐えられる身体ではない。それならばいっそ、フリーランスよりもセーフティーネットが身近なフリーターのほうがいいのかもしれないな。 サブスクの罠から逃れて月額で見れ

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        記事

          2023年10月のサバイバー・ノート

          どうやら8月~10月が私の鬼門のようだ。去年と同じ体調の崩し方をしているし、去年と同様に嫌なトラブルに見舞われた。 今年は仕事でのトラブルだ。大口案件が先方都合で怪しい雲行きになっていたり、意思疎通がうまく取れなかったせいで齟齬が発生したりで先行きが不安になっていた。そういうこともある。 今年は例年より早めに調子が上向いてきたので、まだ10月は終わっていないがサバイバー・ノートを書こうと思う。 寝ている間は不安にならないまあそもそも不安が渦巻いていると寝つけないわけだが

          2023年10月のサバイバー・ノート

          【59】前髪を掴めない #睡沢週報

          幸せの神様は前髪しか生えていないからチャンスを逃すな、という不敬にもほどがある例え話がある。大して信じてもいない神を奇抜ハゲ扱いしやがって。罰が当たるぞ。 とはいえ、世の中には「子どもに引きずり倒されているお地蔵様を助けたら、夢で『子どもたちと遊んでいたのにどうして邪魔をするのか』と叱られてしまった」という話もある。案外罰が当たるのは私の方なのか。 ビジュアルイメージはともかく、逃すと次がないチャンスというものは往々にしてある。noteを再開するタイミング、ブログを更新す

          【59】前髪を掴めない #睡沢週報

          【58】Kindle for PCの緩やかな前進 #睡沢週報

          電子書籍プラットフォームはもっぱらKindleを利用している。購入した書籍を別のプラットフォームに持ち込めない現環境では移行という選択肢自体が発生しない。 中でも私が使っているのはwindowsアプリのKindle for PCだ。これが大変に使いにくい。いつも文句を言っていた。 しかし、先日アップデートが入り、UI/UX周りがかなり改善された。今日はその話をしたい。 アップデートだ!windows版Kindle for PCに大規模なアップデートが入った。 Kind

          【58】Kindle for PCの緩やかな前進 #睡沢週報

          【57】まだ若い、年をとった #睡沢週報

          お盆休みらしいお盆休みを取れるほど零細フリーランスに余裕はない。ただ、三連休は満喫できた。 久しぶりに会う友人とお酒を飲んで、友達の車でスーパー銭湯に行って、親戚とも顔を合わせて。人間と接したい、社会に繋がっていたいという欲求を存分に満たす3日間だったと思う。 一人が好きと言えるほど強くはない。歳を重ねるごとに「ひとり」という言葉の重みはますます強まる。学生時代の「ひとり」はその気になれば話せる相手のいる孤独だったが、社会人になってからはそうもいかない。 そんな中遊ぼう

          【57】まだ若い、年をとった #睡沢週報

          【56】誕生日を祝えない年齢 #睡沢週報

          祖父が79歳の誕生日を迎えた。老いてなお健啖家の祖父はパック寿司をぺろりと完食し、缶チューハイを楽しみ、そしてテレビで野球観戦に熱を上げながらデザートの梨を満喫していた。 現役時代は優秀な技術者でスポーツマンだった祖父。昭和の親方気質を発揮して地元の弱者に頼られている彼は本当に立派だ。長生きしてほしいと思う反面、長生きするのが本当に彼にとっての幸せなのかと不安になる。 家族の老いに向き合う態度祖父の認知症はかなり重い。言葉が出てこない、同じ話を何度もするといったことは日常

          【56】誕生日を祝えない年齢 #睡沢週報

          大倉集古館「愛のヴィクトリアン・ジュエリー展」に行ってきた

          2023年6月25日。もう1ヶ月以上前になるが、大倉集古館で開催されていた「愛のヴィクトリアン・ジュエリー展」を滑り込みで見学してきた。 19世紀英国、ヴィクトリア朝と呼ばれる時代の王侯貴族や資本家層が愛したジュエリー、ドレス、レース、銀食器などが展示された、国内では珍しい展示だ。大倉文化財団の力を感じさせられた。 到着まで東京メトロ銀座南北線の溜池山王駅から徒歩10分。アメリカ大使館の脇を通り、尋常ではないきつさの坂を汗びっしょりになりながら這い上がった。 坂には名前

          大倉集古館「愛のヴィクトリアン・ジュエリー展」に行ってきた

          【55】夏、祭らない #睡沢週報

          猛暑と口にするのも憚られる、何かおぞましさすら感じるような暑さだ。今のところ長時間の外出以外はずっとエアコンを回しているが、それすら時折効きが悪い。 元々一番好きな季節だったはずの夏。しかし、ほどよい暑さと日差しに風情を感じられる時代はもう過去になったように思う。少なくとも私は今年の夏に自転車を漕ぐ気になれない。 賑わいなき夏祭り地元にもいくつか祭りがあって、昔はかなり栄えていた。学校では祭りの当日に担任から「人が多いから大金を持ち歩かないように、酒やタバコに手を出さない

          【55】夏、祭らない #睡沢週報

          【54】水は方円の器に随う #睡沢週報

          少し前からnoteで書いている週報のタイトル形式を変えた。頭にナンバリング、中にタイトル、末尾にハッシュタグ形式でシリーズタイトル。これで投稿ツイートをした際に自動でハッシュタグ化されるわけだ。 見た目に気を使ったのもあるし、効率化を意識したのもある。一番大きいのはSNSとの連携で、結局Twitterが解凍されたままなようだから諦めて運用を再開した。 正直まだTwitter運営(今は社名が変わってXと呼ぶのだったかな)への不信感は強いし、いつ警告なしで凍結されるかもわから

          【54】水は方円の器に随う #睡沢週報

          【53】たくさんの幸せと大好きに喉をつまらせる #睡沢週報

          いろんなことを書くつもりの週報だった。実際、これを書いていた週はいろんなことがあった。ちょっと全部吹き飛ぶことがあって、ようやく筆を執れている。 まずはそのことから話していきたい。 緑仙のファーストソロライブを今さら記事にするのはそう、私だ緑仙のファーストライブがありました。最高でした。 新緑の緑にベガルタ仙台の仙と書いて緑仙、りゅーしぇんと読む。 表現力のある巧みな歌声と親しみやすくも軽快なトーク力で知られる、大人気VTuberだ。JFN系列のラジオで放送されている

          【53】たくさんの幸せと大好きに喉をつまらせる #睡沢週報

          【52】BASE BREADを食べて祈る #睡沢週報

          自炊がめんどくさすぎる。 家族の食事を作るのはいいのだ。これは業務だから。介護の一環として家事を代行しているのだから。もちろん給与は発生しないけれども。 ただ、家族が喜ぶ食事を作ると余分三兄弟の塊が生まれる。ギットギトの生姜焼きにギットギトの野菜炒めを添えたものを七味マヨで食いやがるのだ。今日日、日高屋でももっと健康意識がある。 そして、家族はそういう食事しか食べない。栄養バランスを意識した健康的な食事でも出そうものなら、暴言では済まない怒りによって私は傷を負うことにな

          【52】BASE BREADを食べて祈る #睡沢週報

          カクヨムコン8参加レポ 読者選考突破ありがとう&これからも頑張るぞ

          カクヨムコン8の結果が本日発表された。 拙作『婚約破棄から始まる転生悪役令嬢の宗教改革』は読者選考を突破したものの、残念ながら編集部のお眼鏡には適わず、落選となった。 受賞の有無を問わず同じ賞レースに挑戦した書き手の皆さん、作品を楽しんでくれた読者の皆さん、そして編集部や関係各所でお仕事としてカクヨムコンに携わった皆さん、お疲れ様でした。 この記事ではカクヨムコン8を通して私が何を感じていたか、何をしていたか改めて振り返ってみようと思う。 総括 あざとさは薄いメッキの

          カクヨムコン8参加レポ 読者選考突破ありがとう&これからも頑張るぞ

          睡沢週報 #51 音楽とナイル川と時間的支流

          忙しい中でも創作活動を継続している、ただそれだけのことで自分を褒めるのは堕落なのか、それともセルフケアなのか。すぐには答えが出そうにないが、いずれ結果にはなるだろう。 家族が食べていたのを見て久しぶりにカップ焼きそばを食べた。しばらく減量していたから本当に久しぶりのジャンクフードだ。濃くて強い味は好きだけど、半分でいいな。 カップ焼きそばを食べると必ず6時間以内に肌荒れと胃もたれと胸焼けと喉の痛みが発生するから、多分アレルギーがある。具体的にカップ焼きそばのどの成分なのか

          睡沢週報 #51 音楽とナイル川と時間的支流