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40代で左眼だけ白内障になった話④手術直前の心境


眼内レンズの選定の仕方について



白内障は治療のできない病気です。

濁って白くなってしまった水晶体を除去し、

代わりに水晶体の代わりとなる人工レンズを

挿入する手術をします。

眼内レンズには、大きく2種類あります。

単焦点レンズと多焦点レンズです。

詳しい話は検索すればでてきますので、

ここでは私がなぜ高額である多焦点レンズを

自費診療で選択したのかを述べます。

自費診療にした理由

  • メガネ無しで生活がしたかったから

  • クリアにものが見たかったから。

  • 車の運転をするから

  • 妥協したくなかったから。

おおまかに分けて4つほど理由があります。

メガネ無しで生活がしたかったから


大きな理由の一つとしてはこれです。

私の場合、左目だけが白内障ということで、

保険診療で単焦点レンズにした場合、

絶対にメガネが必要になることと、

見え方がおかしくなることが考えられました。

左目だけ焦点が固定されているとか、

不便極まりないですよね・・・。

というわけで、保険診療で。というのは

頭にありませんでした。

クリアに物が見たかったから


眼内レンズの種類によっては、

コントラストが落ちてしまい、

クリアにものが見えなくなってしまうという

可能性もあります。

私はまだ40代と若いため、旅行や

仕事、家族との時間など、人生の先が

長いため、「視え方」にも

こだわりたかったというのがあります。

選定療養という制度で、

クラリオンビビティという眼内レンズなら

私の選んだレンズと同じようなレンズも

あったのですが、やはり性能は劣ると聞き、

あえての自費診療を選びました。

車の運転をするから


仕事柄、車の運転は毎日します。

そして、通勤も車のため、車なしでの

生活は厳しいです。

問題は夜間の運転です。

眼内レンズの種類によっては、

夜間の信号や照明の光を見ると

眩しさを感じたり、ぼやけたりする

「グレア・ハロー」が起こることが

あります。

私は以前レーシックを受けていたので、

手術後にその現象がよく出ており、

不快だったため夜でもサングラスをして

運転していたこともあります。

それがずっと続くのはさすがにきついな。

と感じたからです。

仕事は日中で、夜に運転することは

あまりないのですが、冬は16時半で真っ暗に

なります。なので、グレア現象が起こらない

ということは大事かと思いました。


妥協したくなかったから


一番の理由がこれでしょうか。

安い手術もできるし、病院も選べば

もっと安くできるところも沢山ありそうです。

ですが、ここで妥協してあとで

「こんなはずではなかった」

と、後悔したくないからです。

もし自費診療で視え方に納得がいかなければ

納得して「ここまでやったんだから仕方ない」

と思えるはずですが、

ここでケチって保険内診療にして、視え方に

不満が残った場合、目も当てられない。

自分の身体はこの先もずっと使っていくものですし、

つまらないものを買うよりは、自分の身体に。

とくに情報を一番取り入れられる「眼」には

妥協したくない。と感じたからです。

実は今日、これから手術です。

というわけで、今日の13時より手術をしてきます。

その前に今の心境を整理させてもらいました。

内心ドキドキです。


ここまでお金をかけて、視え方に不満が残ったら

どうしよう。。。などと考えたり、

今後もっと自分にあった良い眼内レンズが

出てきた場合後悔しないか?

などなど、色々な思考が頭をよぎりますが、

乗りかけた船なので(というか手術代振込済み)

思い切って手術を受けてきます。

手術後は1週間運動禁止、入浴も禁止、

お酒も禁止なので、今朝40分ほどジョギングして

汗を流してきました。

シャワーも浴びて、気持ちよく手術を受けて

来ようかと思います。

眼にメスをいれるのは正直怖いですが、

相当な名医である中原医師の腕を信じて、

行ってこようと思います。

最後に、私の左目の白内障の状態を

写真として残しておきたいと思います。


黒目の中心部付近にある白いモヤが白内障です

この眼がすっきりクリアに視えるように

なることを祈っています。

手術後は、視え方になれるまでに

日にちがかかることもあるようです。

脳が視え方になれるまでに時間がかかるとか。

手術が終わって落ち着いたら、また

執筆しようかと思います。

どうかうまくいきますように。


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