山手線一周歩いて学んだこと /day20

友達と2人で22時間ほどかけて山手線を歩いてみた。

ことの発端は、友達が小説に出てくる学校行事の歩行祭(休憩・仮眠をとりつつ朝から24時間程度歩く行事)をやってみたいということから、せっかくなら山手線一周しようというただのノリだった。

僕もノリでやりたくなってしまい性分なので快く参加した次第だった。
結果として、途中で挫けそうになりながらも無事一周することができた。
ここで学んだことが3つのことについて話したい。

①SNSの影響力を体感

 山手線を一周するうえで、Instagramのストーリーに各駅前での自撮り写真を投稿していた。
 僕はフォロワー350人の一般人かつ、普段自分からは投稿しないのだが、5年ほど連絡をとってない友達をはじめ7、8人からコメントをもらえた。
これほど反響があったのは初めてだったため、個人的には驚きと嬉しさが湧きあがった。投稿内容はどんなことであれ、SNSで発信することに意味があるということを改めて実感した日だった。

②目標達成の体感

 インフルエンサーの人に、歩いて大陸を横断する人を見たことがあるが、その人が言っていたように、目標地点まで歩くという挑戦はゴールが明確かつ歩き続ければ必ず達成できるというゴール設定であることがとても良いと感じた。
 今回は山手線1周という目標だったが、人生においてどんな目標でも本質は同じで、難易度は違えど一歩ずつ歩み続けることが何よりも大切であるということを学んだ。どんな一歩であれど、その一歩で確実にゴールへ近づくということを体感できた。

③仲間の大切さを体感

 よく言われるアフリカの諺で「早く行きたければ一人で行け、遠くへ行きたければみんなで行け」というものがあるが、この諺を身を持って体感した。
 今回の山手線1周という目標は僕にとってとても遠い目標だったため、思い返してみればみるほど、自分1人では到底達成できなかったと心底感じた。。
友達と2人で話しながら、時に笑い、時に足の痛みを冗談で紛らわせ、時に喜び合いながら歩んで行った先のゴールだったと感じた。
 大きな目標であればあるほども仲間と共に歩んでいくことが目標達成の1番の近道であると体感した。

まとめ

 以上3点の気づいたことは突拍子もない時間の無駄遣いとも言えるお遊びから学んだことだ。こういう挑戦は世間一般的に笑われるか時間の無駄と言われがちで、大きな目標や身の丈に合っていない夢などの類も同じように扱われるものだと思う。だがしかし、僕は思う。どんなことにも自分から学ぶ姿勢さえあれば学べることはあり、無駄に意味が生まれ、それによって自分は成長できるのだと。そして、必ず応援してくれる人がどこかにいるということを。
 これからも無駄なことに挑戦し続けたい。そう思わせてくれる長い長い散歩だった。


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