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ビジネスシューズの世代交代は近い。

こんにちは PR 倉永です。

これからビジネス靴業界に大きな変革が起こります。
それは”オンにも履ける”スニーカーが市場の主流になることです。

これまで主流だったのは革靴です。昔からビジネスシューズと言われたら、先の細く平べったい革靴と決まっていました。今でも様式が変わらない所では一定の支持を得るでしょうが、時代は令和3年。早い人から徐々に変わりつつあります。

飲み込まれる「オン」

現在、テレワークや業務委託の普及をはじめとした仕事のやり方が大きく見直された影響で、オンとオフの境目が曖昧になっています。

特にオンがオフに飲み込まれている印象です。

私達が生業とするファッション業界では、本来オンの現場で重宝されていた肩パットの入ったスーツ(背広)が軒並み店頭から消え、代わりに展開されているのがウォッシャブル機能付きのシワになりにくいセットアップです。

これは現代に必要なスーツの機能(便宜上の服、信頼を感じる)だけを残し、それ以下をオフに合わせた仕様に変えることで、お客様から多くの支持を獲得した、オンがオフに飲み込まれた代表的な例です。

仕事で着る以外にお休みの日のコーディネートの選択肢になったり、よりフランクな食事に来ていくことが出来たり、用途が着実に増えていることが分かります。

この様な変化がビジネスシューズにも同様に起きています。

1通りでは満足しない。

従来のビジネスシューズは仕事靴としての役割を全うすればそれで良かったはずですが、現代人には物足りなく感じています。「〇〇にも使えて、〇〇にも使える」と言うように、何通りにも使い道があり、購入しても確実に損しないような商品が選ばれています。

普段着にも合わせられるし、仕事にも履けそう、来月の旅行にも履けそうだし、来年も飽きずに履いてそう。

この様な用途の多い靴が求められています。

そこで注目され始めたのが”オンにも履ける”スニーカーです。

オン=オフ

”オンにも履ける”スニーカーとは、
オフに履く用途で購入するがオンにも履けるスニーカーを指します。

これを可能にしたのは、ファッションのシンプル化です。

昨今の30代~40代男性ファッションは、ユニクロや無印良品などのシンプルな飽きの来ないアイテムが市場の中心を占め、カジュアルな服装の中にも上品さが香るスタイルが人気です。

前述したようにオンとオフは、もはや境目は無く、混合している状態にあると言えます。つまりオンがオフに寄り、オフがオンに寄る現象が起きています。

”オンにも履ける”スニーカー

SLACK FOOTWEARでは数シーズン前から”オンにも履ける”スニーカーに着目しており、多くのバリエーションをリリースしておりました。

その中で特に人気の高い2モデルをご紹介します。

FLIT(フリット)
SL2020 / ¥9,790

シンプルな内羽根式のアッパーデザインにスニーカーソールをドッキングしたデザインです。シンプルなスタイリングには勿論、カジュアルなスタイルにも収まりの良いミニマルな印象が好評です。

KLAVE U-TIP(クレイブユーチップ)
SL1652 / ¥17,380

スニーカーソールの軽快な履き心地とは裏腹に、十分な経年変化が期待でき、革靴を履きたいけれどスニーカーにチャレンジしたい方にもオススメの本革スニーカー。トゥのモカシンデザインがワークな印象を与えるので、秋冬のボリューミーなアウターにも見栄え負けしない大人顔の1足。

ビジネスシューズの世代交代は近い。

この大きなパンデミックでたくさんの世代交代が起きたはずです。それはビジネスシューズだけではなく、飲食業界から観光事業に至るまで様々な職種に影響を及ぼし、変化し、新しい常識として定着しつつあります。

古き良きを愛する人が否定されていい世の中なんて望まれませんが、世代交代を理解することで生まれる、新しい価値観を否定する事もまた同様に望まれないでしょう。

選択する自由の幅が広がる。

時代が生まれる醍醐味です。

★SLACK FOOTWEAR

革靴のテクニックと現代的な機能素材を融合し、新たなデザインを模索する、東京発のスニーカーブランド。革靴ブランドとスポーツメーカーの両ステージで経験を積んだ、デザイナーの技術とノウハウを踏襲した、制作へのこだわり。手工業と機械工業の工程や構造をブレンドし、これまでにない履き心地と着まわし力を備えたハイブリットな一足を提案する。


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