今話題のChat GPTに、英語学習方法を聞きました。
質問は2つ。
一般的な英語学習法と、第二言語習得研究との違いがあるかなぁと思って2種類聞いてみました。最新の技術なのできっと良い回答をしてくれるはず!と期待値も高いですね。早速見ていきましょう。
①への回答
①の考察
すごい良いと思います!ちゃんと色々な学習方法が網羅されています。
ただ、個々人がどのプロセスにいるかで重点を置くべき場所が違ってくるし、それによって学習効率は段違いに変わります。
だから、これ全部やれたら良いけれど、ちょっと的を絞って効率的にしたいという場合は、どの位置に自分がいて何を重点的に行うべきかをプロに相談すした方が良さそうという印象。また、文法も従来の日英変換のようなイメージでないもので覚えてしまうとインプット・アウトプットともに支障が出てしまいます。学習方法は網羅されていると思いますが、学習項目の詳細に関して、もっと細部まで切り込んでくれていたらな、という印象ですね。
続いて②です。
②への回答
②の考察
グッと深まった印象です。内容的にも、ナチュラルな言語のインプットの重要性をより深く説明しています。アウトプットでは即座の修正の機会を得ることに言及しているのも良いポイントですね。
学習の順序の話を先ほどもしましたが、実はインプットが足りない状態ではアウトプットメインで学習するべきではありません。第二言語習得の世界では「大量のインプットと少量のアウトプット」が定説だからです。
インプットやアウトプットのみならず、文法の重要性やモチベーション、個人の特性など、第二言語習得研究で議論されている英語学習におけるとても本質的なテーマが網羅されており、学習者はこちらを参考にするべきだなと思います。
ただ、ここでも順序については触れられていないので、ちょっと深入りして聞いてみようと思いつきました。
う〜ん、惜しい!正解はこちら!
1. 基礎知識(文法・語彙)
2. 受容スキル(リスニング・リーディング)
3. 産出スキル(スピーキング・ライティング)
詳しくはこちらの記事を参照してみてください。
これはもしかしたら、文法や文構造が似ている言語を学習する時の順序なのかもしれませんね。日本語と韓国語とか、構造似てるからそこまで習得に苦労しないように、近距離言語を習得する人対象に書かれているのかも。。
私たちが英語を習得するのには、文法理解は欠かせません。だって全然違うから!
中学校高校で英語が得意だった人は必要ないかもしれないけど、からっきしダメだったという人は文法・語彙からやってみてくださいね。
まとめ
自分の知識と照らし合わせてChat GPTの検索すると面白いですね。
ただ、まだ専門家の域には達していないようで一安心したのも事実。
自分が英語を使って何がしたいのか、じゃあ自分は何をどのくらいやったら良いの?を引き出してくれるのは、AIではなくて結局人ですね。
自分の英語学習をカスタマイズしたい方は、ぜひカウンセリングへお越しくださいね。
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