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#15 サービス・ラーニングを経験した一人のICU生が、なんやかんやあって人生の方向性を決めた話(前編)

はじめまして!
前回の執筆者である藤本さんからバトンをもらいました、4年の西川みずきです。
藤本さんの記事にもあったように、私は初代サービス・ラーニング(以下:SL)アンバサダーとして、広報活動のお手伝いをしていました。
といっても、そんなに堅苦しいものではなく、「どうすればもっとICU生たちにSLのことを知ってもらえるんだろう?」「どうすれば参加者が増えるんだろう?」ということを考えながら、和気あいあいと活動していました!

0.どんな記事?

こちらの記事では、一人のICU生による、学生生活の振り返りがメインです。
その中でも、特にSLがどのような位置づけにあったか、またそこで得た学びが今の私に与えている影響について考えていきたいと思います。
少し長くなりますので、複数回に分けてお送りいたします!

1.というか、執筆者は何者なのか?

ここまでカタカタと文章を打ち込ませていただきましたが、「そもそもあなた誰だよ」という声が、そろそろ聞こえてきそうです。
そこで、誠に勝手ながら自己紹介をいたします!

名前:西川みずき
学年:4年
メジャー:開発研究メジャー、宗教・哲学マイナー
SL活動:2年次にケニアにて、国際サービス・ラーニングに参加

基本情報は、こんな感じです。
私のSL活動ではケニアのロイトクトクという町を中心に、首都のナイロビにも足を運んだりと、比較的広範囲で活動を行っていました。(現在、ケニアコースは廃止されています。)

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写真を見てわかる通り、見渡す限りの赤土の大地の中、約1か月間のサービス活動に取り組みました。

話は変わって、ICUではリベラル・アーツを掲げ、学生はそれぞれのメジャー(専門分野)を3年に進学するタイミングで決定する、という制度を採用しています。
私も他のICU生と同様に、2年生で合った当時は色々と考えていたのですが、いわゆるメジャー難民(様々な分野に興味がありすぎて、一つに絞れない、あるいはメジャーを選択する際の要件を満たせていない、などの理由により自身のメジャーを決めきれない、悩み多きICU生のこと)でした。
色んな事に興味があった、という理由もさることながら、私はある悩みに直面していたのです。

それは、「私に途上国支援と向き合う覚悟はあるのか?」という疑問でした。

私は、中学・高校時代を通して様々なご縁に恵まれ、何度か途上国でのボランティア研修に参加した経験がありました。そして、将来的には途上国支援に携わる職に就きたい!と考えるようになりました。

せっかくなら、大学でも途上国支援に関する勉強を思いっ切りやりたい!という考えで、開発研究メジャーを擁するICUを進学先に選びました。

入学早々、私は開発研究に関する授業を受講し、そこで愕然としました。

途上国支援に関わる貧困の問題が、以下に深く、広く、果てしないものかということを、初めて知ったからです。(まあ、私が無知で幼かっただけ、という話もあります笑)
途上国支援に携わっている人々に、憧れの様なものを抱いていた私は、彼らが目にしている課題の多さや難しさにまでは目が行っていなかったのです。

自分が無知であることを知り、そして私みたいなちっぽけな存在に何が出来るのかという疑念がぬぐえないまま2年に進学し、徐々にメジャー選択の時期が迫っていたとき、サービス・ラーニングと出会いました。

説明会に参加し、私が高校までに経験したボランティア研修との違いを知りました。私が過去に参加していた研修は、活動すること自体に意義がある、という考えの元動いていました。対して、サービス・ラーニングは活動を通して、活動者自身が何を学ぶのか、という事にも重きを置いていました。
こうしたSLの特徴を知り、「もしかしたら、SLは私がもう一度途上国支援に対する考えを、私自身に問い直すチャンスかもしれない」と感じました。

こうして、SLの参加が決定しました!(長い)

2.ケニアでは何をしていたの?

では、細かい活動内容に移ります。

ケニアでは、主に小学校の授業補助や文化交流、ホームビジットなどを行っていました。
ロイトクトクには、GLM Instituteという国際協力NPOの事務所があり、そこでICUの卒業生の方が働いていらっしゃいました。そこの方々にお世話になりつつ、地域の学校でのアンケート集計の補助なども行いました。

私が特に長くお世話になった学校は、ロイトクトクの町からほど近い場所にある、とある小学校でした。
キリマンジャロが校庭からきれいに見え、どの教室にも所狭しと児童がいる、そんな小学校で、私のサービス・ラーニングが始まりました。

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学校の児童たちは、基本的にカメラが大好きです。
向けると笑顔を返してくれますし、向こうから「撮って!」とポーズをとられるときもありました。

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ちなみに、皆さんはこの画像を見て何か違和感を覚えるでしょうか?
是非考えてみてくださいね。

~次回に続く~

3.おまけ ケニアで出会った動物たち

せっかくなので、ケニアでお目にかかった動物たちを紹介します。

今回は、わかりやすいケニアの動物たち編です。

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まずは、ゾウです。体が大きく、人間は攻撃されたらひとたまりもないため、ゾウ達が一定のエリアから出られないように、電流が流れる柵を設置しているところもあるのだとか。
動物園では見られないような、野性味あふれる話でした。

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次はキリンです。割と普通にその辺歩いてます。いや、本当に。
移動は主に車なのですが、並走していることも珍しくありませんでした。

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次はシマウマです。馬とシマウマの違いの一つに、家畜に向く気性かどうか、という部分があるようです。シマウマは非常に気性が荒く、家畜にするには不向きだという話を聞いたことがあります。

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皆様、お待ちかね。ライオンです。
家族で牛飼いをやっている人々が、牛を歩かせるときに槍を携帯します。
なんとそれは、ライオンと戦うためのもの!
家畜の牛を襲いに来るため、毎回かなり警戒しているそうです。
しかし、ライオンが戦う対象とは...
武〇壮さんを除いて、私たちの住む環境からは考えられませんね。

ちなみに、ライオン・ゾウ・ヒョウ・サイ・バッファローの5種をまとめて、ビッグ5と呼ぶらしいです。

最後はこちら。

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この動物を知っていれば、あなたはかなりのマニア!(かな?)

正解は、ウォーターバックです。
ウシ目ウシ科ウォーターバック属に分類される、偶蹄類です。
特に保護対象になっているわけではありませんが、いかんせん生息域がアフリカ限定のため、あまり動物園でもお目にかかったことのある人はいないのではないでしょうか?

今回は以上です。
楽しんでいただければ、本当にうれしいです!
記事の続きが気になる方は、ぜひフォローもお願いします~
それでは、次回お会いしましょう!

西川みずき

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