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適当人間

社会、または組織に自分が適応しているのかいないのか。

僕は不適合者です。

いや、実際は表面は超適合者です。

その職場のやり方に合わせる事もできるし

ルールに従事する事もできる。

勤務体系や給与にも文句を言わずに働くことができて

尚且つ会社の為に自分の利益を生み出すことに必死になる事もできる。

だから会社によって自分の色が違う。

当然自分の出し方が違うので自分の能力も環境に左右される。

本当の自分を出した事があるとすれば

会社を退職する時だろうか。

僕は会社を利用しきれているかと言われると

決して利用できていない。

そう。僕は組織や社会にどっぷり浸かる事ができない。

そういう人が多いのか、少ないのかは分からない。

きっと少ないと思う。

多くの人はまず会社に入社して安定。

雇用されているから安心。収入は安定。

愛する家族や、愛する子供の為に指針が変わって

どんなに嫌な事があっても我慢して、こらえて働いている。

いつの間にか会社で自分がどうしたいかではなく

家族を守る為に自分は何をしたいかを考える。

僕はそういう考えもできない。

あるとき、僕は後輩にこんな話をされた。

「会社は出勤させるし、仕事もつまらないから辞めたいんだけど、母が病気で手術をしなければいけなくなったから続けないといけないか、でも自分の人生だからどうすればいいか・・・」と。

深刻な面持ちではなかったがどこか空元気に聞こえるその声に

僕は「だったらうちで雇うよ、手術いくら?」と言いたかった。

言えなかった。そんな自分が悔しく、そして恥ずかしかった。

自分の後輩が困っているのにアドバイスしかできないのかと。

勿論彼はそういう事を求めていたんだとは思う。

だが僕はあまりにも情けない自分に凄く恥をかいた。

それから僕は何かの為に頑張っている人、誰かの為に動ける人間になろうと決めた。

頭で考えるのは簡単。

でも行動しないとなんの意味もない。

僕は適当人間だった自分を捨てる決心をした。

今まで何となく生きてきた自分を捨て

本気で人生盛り返すと決めた時

方法は分からないけどとにかく行動しようとゆう意欲が湧いてきた。

ワクワクする気持ちとゆうか。

まだまだそんな気持ちが持てるんだなという気持ちと

今まで何でそんな風に考えられなかったんだろうって気持ちで混同した。

社会、組織に適応できないなら自分が上に立てばいい。

そして守ってあげられるような人間になればいい。






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