国宝 雪松図と能面✕能の意匠
こんばんは。
今月に入り、展覧会3件行きました。
しかも、終了間近が2件(^^;
急いで行ってきた、と言う感じですかね。
今日は、日本橋にある三井記念美術館で開催中の
「国宝 雪松図と能面✕能の意匠」を鑑賞しました。
子どもの頃から古典芸能に興味があって
歌舞伎は高校生の頃、毎月歌舞伎座に通ってました。
アルバイトもしていなかったのに、よくお小遣いで見に行けたな…
と、今となっては不思議な感じなんですが(^^;
(亡くなった十八代目勘三郎丈や十代目三津五郎丈が30代の頃躍起になって活躍していた頃です)
歌舞伎から派生して、ほぼ古典芸能は見ていたんですが
「お能」だけは行けずじまいでした。
きっかけがなかったんです。
しかし、不思議なもので。
数年前、仕事を通して宝生流の能楽師の方とご縁を頂戴し
お能を見るきっかけをくださいました。
初めて能楽堂で見るお能は
なんと贅沢な時間と空間なんだ!
と他の古典芸能との違いに驚きました。
その時はただただ「お能」の素晴らしさに感動したんですが
鑑賞回数を重ねると、能面や衣装にも興味を持ってくるもので
しかし、知識がないため「わぁ~すごい」ぐらいなんですよね。
なので、今回の展覧会を終了する前に急いで鑑賞に行ったわけですが…
と、だいぶ話が逸れてしまいました。
※以下、完全に「知識のない人間」が鑑賞した感想になります。
三井記念美術館所蔵の能面や能装束が展示されてました。
数々の能面を見て、思っていたよりもお面が小さいな、と感じました。
お面の裏面も見られるように展示されていたんですが
意外と顔にフィットするように作られているんだな(当たり前ですが)や
視界がものすごく狭くて、よく舞台を動き回れるな、
しかもあれだけハードな動きをするのに、息するのが苦しいだろうな、
などなど。
如何せん、本当に知識がないため、どの場面で使うお面なのか
それぞれの表情豊かな能面と解説交互に眺めて勉強してきました。
が、あまりアタマに入ってないかも…
装束も、思っていたよりも厚みを感じ
ほつれたりしたらその部分を修復して
代々受け継がれて現代に残っているんだな、など
「歴史」と「重み」を感じました。
今回の鑑賞で、次回の能楽鑑賞が楽しみになりました。
もう少しお能の知識があれば、もっと高尚な感想が書けたと思うんですが
幼稚な感想ばかりを並べて申し訳ありません。
日々、さまざまな事に「勉強不足」を感じていますので
もう少しまともな感想が書けるよう精進します。
月泉庵
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