文学フリマに関してのお礼と備考

この度は、11月23日に開催された文学フリマに来場して頂き、ありがとうございました!
 僕にとって今回の文学フリマは、自分が書いた小説を初出店初販売と言った、新鮮なイベントになりました。
 ブースの目の前を通りかかる人に、どの様にして買って頂けるか、手探りで行っていましたが、後半になるまで成果が無く、準備不足を痛感しました。
 しかし、その中で僕の本を買って頂いた方には本当に感謝しています。

 さて、今回販売した本に関してですが、元々文学フリマ様に書いた物では無く、10月にあった集英社の短編小説の賞に向けて書いた物です。
 11月なのにハロウィン? なんて印象を受けた方もいたかも知れませんが、上記が原因です。
 しかし、考えたプロットでは短編小説の文量に収まらず、結局賞には出す事が出来ませんでした。
 しかし、怪我の功名と言いますか、その分より話の内容を詰めて書く事ができた為、自分の中では満足のいく仕上がりにはなりました。
 少しだけ入稿期限がギリギリになってしまい、後から気付いたのですが、所々誤字があり、自身の実力不足や至らなかった点として、反省しました。
 今後は、今回の反省点を踏まえて、より良い作品を書いていこうと思います。
  
 僕の言い訳はこの辺りで終わらせ、内容について幾つか書いていこうと思います。
 この話は、冴えない男子高校生の省が、クラスのマドンナである魅音に告白して、街で開かれるハロウィンパーティへ赴く所から始まります。
 そこで、魔女のコスプレをした謎の少女と出会い、二人はハロウィンの夜だけに開かれる、異世界の祭りに巻き込まれて行く、と言った感じです。
 書き始めた当初は、街でのハロウィンを舞台に、異世界から迷い込んできたお化け達と、どんちゃん騒ぎをする話として構想していました。
 しかし、それでは現実世界に寄ってしまい、派手なアクションや演出に制限が掛かってしまう気がして、動きが少なく詰まらない物になってしまうと考えました。
 また、省と魅音の恋愛も、より派手なストーリーにもまれる事で、より強い物になって行く事も考え、逆に二人を異世界に放り込んで仕舞えば良いのでは? との発想に至りました。
 その際僕の中では、多くの人に知られる童話、不思議の国のアリスを参考にしました。簡潔に例えるなら、不思議の国のアリスin Halloween、と言った所です。
 しかし、それだけでは二人と異世界の関係性が薄過ぎると思い、物語のヒロインである魅音を、異世界にとっての重要なファクターとして書きました。
 詳しい内容に関しては、本文を読んだ時のお楽しみと言う事で♪

 最後に。拙い文章でヒヨッコな僕ですが、自分の本を販売できる形まで持っていき、尚且つそれを買って頂いた事が、僕が執筆活動をしていく中での、大きな励みになりました。
 今後はもっとスキルアップを目指し、いつか多くの人が楽しめ、又僕の世界観を知ってもらえる様な、そんな作品を書くために、邁進して行こうと思います!
 

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