責任転嫁
悲鳴のような曲の所為。
4月になったから。
だから、声を枯らし泣いた。
ボロボロ溢れる涙に理由をつけて
切り刻んだ自分の中を見て
絶たれてしまったことを求め
何も得られず、あろうことか恐れる始末
今更どうなってもいいじゃないと、決めたでしょう?
貴方は何時もそう。
それが間近に迫ると、途端に怯え、言い様のない恐怖に駆られ
中途半端に止めてしまう
だから煮え切らないまま、今まで引き摺ったんでしょう?
早く別れなさい、何時までも時間が許してくれると思わないで。
わあわあと泣き叫んでも、誰も居ないから。
子供の様にはいかないの、大人だから。
おめでとう、ごめんなさい、ありがとう。
忙しい季節ね。
だから、訳も分からず泣いていたの?
もう思いつかないの。
誰かの、何かの所為にしたいのだけど。
出来れば私は責任を負いたくないのだけど。
息をするから、仕方ないのね。
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