見出し画像

2014/07/30

弱虫。

強がりたいくせに
強いと思っていたいくせに

現実はこんなにも脆い

そんな事分かってる
けどそれを認めてしまったら、苦しいから

こんな時に頼ってしまうのは
どうして、あの時の歌なんだろう

何でも恐れずに出来ていた頃に、戻りたい

私が今、腕を切れば
私が今、薬を大量に飲めば

そんな事が今でも頭を過ってしまう

その時の快感や絶望感がどうしても私から纏わりついて離れない
こんなに月日が経った今でも

それをしないのは、私の理性がまだあるからなのか

少しのことでボロボロになってしまう
嫌になってしまう
放り投げてしまいたくなる

自分はこんな奴だったけど、こういう出会いがあったから立ち直れただとか
そんな話のように上手く行くわけないじゃない

何年も前から、自分次第だとそんな簡単なこと分かってる
誰と出会っても、両親が死んでも、何があっても
私が本当の意味で変われないのは私のせいなことくらい分かっている

私が居なくても代わりなんて幾らでもいるでしょう
一度そう思ってしまうと、もう、全てがこの世の全部がどうでもよくなってしまう

そんな私でも私なんだと、そんな私でもいいんだよって
認めてあげたいのは私なのにね
嫌いで嫌いで仕方がない

本当は分かってたんだよね
薬なんて意味がないこと
腕を幾ら切ったところで意味がないこと

でも、もしも、それでいつか私が居なくなってしまうなら
私はずっとその為に生きていた

自分を認めてあげれない私なんて要らないよ
頑張れない私なんて要らない

確実な手段を選ぶのは、すごく、すごく怖かったから
だから泣いたんだ
たった5階の高さで
ドアノブにかけたコードでさえ私を連れて行ってはくれなかったことに

誰かが何をしても、何も響かない
そんな自分を居なかったことにしたかった
そう思ってしまえばしまう程、苦しいから

嬉しいはずなのに
これ以上ないのに

消してしまいたい、もう嫌だから
明日私がいなくても、何もかも元通りに動き始めるのを知っている

薬もカッターも私を楽にはしてくれなかった
いつだって私は、自分の味方でいたかった
誰に必要とされなくても、誰に罵倒されようとも

私なんか要らないの
悲劇のヒロインに浸ってようがどうでもいいの

私は変わらずあの時の歌を聞いて、どうしようもないことを書きなぐりながら
未来を悲観して、何処にも行く気になれず、漂っているだけ
毎日を、なんとなく

それでも頑張ってみようと思ったんだよ
それは嘘なんかじゃない
こんな私でも、私を少しでも認めて、これから先は幸せに生きるって
こんな私でも、もう一度頑張れるんじゃないかって

思い通りにいかない度に
父親の言葉を思い出す

辛いことがあまりにも長年続きすぎたのかな
甘えることに、頼ることにあまりにも慣れてしまったのかな

このまま何もかも尽きて、死んでしまうならそれまでだ
もうそこまでして生きていたいと思わない
もう何も望まなければ、自分に落胆せずに済む

どうせ他人となんて、永遠に分かり合えない
どこかの漫画みたいに、通じ合うなんてこと絶対にない
虚しい

何処にも居ない、私なんて
何者にもなれない、私なんて
自分を騙して頑張ることすら出来ない
誰かの為に、何かを頑張ることすら出来ない
嫌い
大嫌い

もう早く、私が
私が消えればいいのにね

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?