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セルフミーティング is THEコーチング

今日、初めてのコーチのセッションを受けて、ぐぐぐぐぐーっと昔の自分を思い出した。

20歳ごろの自分、26歳ごろの自分、30歳ごろの自分・・・

振り返った時に、頻繁にやっていた"セルフミーティング"のことを思い出した。

10代、20代、わたしはメモ魔、ノートづくり魔だった。
ついつい、シールを買ってしまって可愛いノートが好きで、マスキングテープが好き、ペンが好き、写真が綺麗な雑誌を切り取ってノートに貼るのが好きだった。

今でも、シールが好きで、雑誌も好きで、はさみとノリを持ってきて、気に入ったものをコラージュしてお気に入りページを作ることが好きだ。ただ、家事育児に追われて、だいぶ自分だけの時間が作れず、やっていない。

ゆっくり自分の好きなものや、やりたいこと、チャレンジしたいことを思い出して、テーブルに切り抜きを切って、貼って、シールをつけて、こんな自分になりたいな〜と空想にふける時間がなくなった。

なんでなくなったの?と振り返ると、この2つが思い当たる。

■自分のために使える時間が減った(と思っている)から
■結婚・出産とだいたい先が整ってきて、未来を空想することがなくなったから

・・・

女性の方、学生の頃、
こんな会社で働いて、キャリアウーマンなスーツを着たいな〜
こんなアクセサリーを身につけて、バッグはこんなのがよくて・・・
と、休みの日に学習机の上で切り抜きしたりしたことはないだろうか。

社会人になって彼氏ができて、どこに行きたい、結婚したらこんな家に住みたいな、家庭と育児の両立したいから仕事はこんなことをしていたな〜と、空想したことはないだろうか。

私は、そうする時、自分だけのオリジナルブックを作って、なりたい自分を思い描いて、そんな自分になるには何をしたらいいんだっけ?っていうことを"セルフミーティングと称してやっていた。

セルフミーティングとは

お気に入りのカフェでノートを広げて、今の自分の状態や、これからこうなりたい、1年後こうなっていたい、5年後、10年後こうなっていたい、というのを書いていた。

部屋の隅っこからこのスケッチブックがでてきた。

写真から察するに、26歳、今から10年くらいまえに作った、“なりたい自分ブック”が出てきて、久しぶりに開いてみた。

今、手元に残る“セルフミーティング”の姿を、ちょっと晒してみたいと思う。

26歳のセルフミーティングのスケッチブック

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開けてみると、とんでもない世界が広がっていた。
かならいこっぱずかしい、まだまだこれからあらゆるものを手にするキラキラしていた私がそこにいた。

理想の自分の姿

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「こんな素敵な女性になりたいです」なページなんて、読み返すと、恥ずかしいのもあるけど、今でも変わってない憧れなこともある。
10年ほど前から思っていたらしい。

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洋服の感じは、全く理想には届いていないけど、今でも素敵だなと思うので、ちょっとでも要素を取り入れてみたいと思うものもある。

だけど、なんと余白が多いこと・・・20代なかばだった私にとって、30代後半の様子なんてピンときていなくて、想像が膨らまなかったか、途中飽きたか、どちらかだろう。それか両方か。
イメージの掘り下げの限界があるので、一人で作り上げるのは、なかなか難しい。最後まで到達しにくい。

結婚式はピクニックで

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かなり具体的にイメージしていた。ゼクシーを買い込んできた思い出がある。実はこの辺は結構イメージ通りになっていて、熊本の阿蘇でやった「ピクニック・ウエディング」は、屋外で少し近しいイメージで開催した。

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よくみると「気持ちのいいピクニック日和」と書いている。もしかしたら、ここで書いたピクニックという言葉がずっと引っかかっていて、数年後にピクニックをコンセプトにしたのかもしれない。
(ピクニックウエディング話は私の大切な思い出なのでいつか記したい)

ハネムーンは色とりどりの北欧へ

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新婚旅行はニューヨークだったからちょっと違うけど、こんな感じがいいってイメージしていたらしい。26歳の私、やるじゃない。
この辺はかなり熱が高まっていただろう。なかなかしっかり埋めている。

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いろんな雑誌を切り抜いて、その時直感でぐっとくる写真を見つけて、ノートに貼って、こんなふうにしたいな〜と空想していたんだと思う。
しばらくぶりに見直すと、叶っている部分と、道半ばなところがある。

さて、何が言いたいかというと、この私がやっていた“セルフミーティング”は、セルフ(自分)でやるコーチングだった。

コーチングは自分とのミーティング時間

自分のために時間をとって、自分のことを棚卸して、自分自身をしっかり見つめる。昔よくやっていたけど、よく考えるとすごく贅沢時間だった。

どんな自分になりたいかな〜
こんなことにチャレンジしてみたいな〜
結婚式するならこんな感じがいいな〜
旅行はここかな〜
わたしこれが好きだな〜
こんな感じの大人になりたいな〜

今までの自分の歴史や、好きなものや、やりたいことを思い出して、どんな未来になりたいか、自分は何を大切にしているのか、人生をかけて叶えたいことは何か、どんな風に過ごせたら幸せなんだろうか、を、自分一人で考える時間は、振り返るととても贅沢だった。

セルフミーティングのメリットは、
一人で楽しく自由に思い描ける。

同時にデメリットもあって、一人なので志半ばで、中途半端でやめてしまったり、いまいち深いところまで考えきれず、上っ面の表面だけをいったりきたりして、あまり核心に迫れなかったりすることもある。

そこで、コーチとクライアントという立場でやる、所謂コーチングは、
自分自身をしっかり見つめさせるプロの「コーチ」をつけて、もっと深く自分自身のことを掘り下げるお手伝いをしてもらう感じだと言える。

今日、改めてコーチングを自分自身が受けて、

あぁこの感覚、知ってる。
この昔、カフェでこんな自分になりたい、こんなこと叶えたい、やってみたい、とあれこれペンを走らせ、好きなようにシールを貼って、切り抜きを貼って、ウキウキしていたあの時間をコーチと一緒にワクワクで作る感じだ。

と気付いた。

もちろん、実際のコーチングでは、聴くプロが一緒なので、キラキラしたことだけではなくて、自分にとって大切だけど、あまり見たくなかった部分を共に探す旅をしたり、昔負ったあの傷は、こういうインパクトを私に与えているなーと気付いたりするという、もっと深くて壮大だけど。

イメージはこんな感じ。

昔作ったこのスケッチブックをコーチの力を借りながら、アップデートさせて、白紙部分がないくらい自分で埋めるようなものだとすると、なかなか伝わりにくい、「パーソナルコーチング」が他の方に伝わるだろうか。伝わるといいな。

コーチングを受けるって、自分の打ち合わせをコーチとするすごく贅沢な時間だよ。

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