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「愛するということ」ってなんだろう。って

こんばんわ!この本を読んで、ああああ。愛するって複雑すぎて、僕たちにできるのだろうか。って本当に深く深く考えてしまったこーちゃんです。

本日は、僕が最近読んだ本「愛するということ」について書きたいと思います。

そもそもきっかけはなんだったのか。

きっかけは、とある日に大阪の梅田ジュンク堂へ行った時に、店頭の大きな棚に並べてあったこの本のタイトルに目が止まったと言うところから始まります。

このタイトルを読んだ時に、直で「愛するということ」と目に飛んできて、今までは愛するということについて深く考えたことがなかったということと、自分でも正直言って愛するということがよくわからないという理由でこの本を読んでみようと思ったわけです。

この本を読んで、自分で感じたことや学んだことを共有していきたいと思います。

1.めちゃくちゃ難しい

この本を読んでみて、一番最初の感想は「めちゃくちゃ難しい」です。

正直言うと、本当に難しくて、西洋や東洋、形而上学、人道主義などといった哲学的な用語がたくさん出てきて、この読者の独自の感じたことを書かれているので、僕にとってはとっても難しかったです。ですが、この本が言っていることが理解できるようになれば、すごく知見が深まることは間違いないと思いました。僕自身も、2回、3回と読んでみることにします。

2. 愛するということは、技術的な力であって、運でも「落ちる」ということでもない

この1文を理解するのに、10分かかりました。

要するに、愛するということは技術が必要で、運命的な出会いや初対面で「落ちる」というものとは全く別なものということ。

初対面で落ちてしまっている恋や、これは運命だ!と感じて、急接近する恋は本物ではない。と言っています。

うん、確かにそうだ。僕も昔ロシア人と初対面で好きになってしまったっていうこともあって、お付き合いをしていたけれど、ある日突然覚めてしまって、お互いに連絡もしなくなったってこともあったり。これが良い例なのかもって思った瞬間でした。本物の愛は技術的に磨かれるものだとか。

3. 愛するには、技術(忍耐、集中、信念、勇気、覚悟)が必要であり、本当に愛したいのならば、これらを磨くべき

この本で愛するためにはどうすればいいのか?ということを期待して、その方法を書いてくれているのかと期待していたら、本書には「愛するにはどうすればいいのか方法を期待している人は愛するということにはまだまだ遠い」というような感じに書かれていて、あ。まさに自分だ(笑)って思いました。

愛するためには、まずは何か物事に集中すること。現代人は朝起きると、同時に今日やらなければならないことがたくさんあって、頭の中がパンクしてしまって、いろんなことを同時にしようとしてしまうことがあり、これこそが集中力の欠如であって、本当に集中できる人は、何も無音の状態で目をつぶって、瞑想ができると。しかし、現代人は瞑想をしている間も、これは時間の無駄ではないかと思ってしまい、駄々草にしてしまいがちだと。

確かにそうだなぁって思った。僕も、瞑想といって何もしていない時間なので、その間でもTOEICの単語覚えた方がいいのではないかって思ってしまっていた。だけど、この本曰く、瞑想するということこそが集中力を高め、愛することができるように一歩近づくと共に、日常のいろんなタスクに集中力を注ぐことができるようになると書いてあった。自分も一度やってみよう。確かに、やらんばければいけないことがたくさんあって、一つのことに集中できないことが多い。そんな中で、全てを取っ払って、一つのことに集中すること。この力こそが集中力であって、愛するということにも集中力はとても大事であると。うんうん。


続いて、忍耐力について。集中力がつけることができても、瞑想することができても。1分しか続かなかったら意味がない。本当に意味がない。ここで大事になってくることが、「忍耐力」。愛するということにも、時には嫌なことがあって、冷めてしまいそうになる。その時だけではないが、日常、人生を生きていく上でいろんなことに直面する。その時にとっても大事なことが、この「忍耐力」。忍耐力をつけることがとても大事なんだなぁってすごく感じました。


そして、信念。

これもめちゃくちゃ難しい。信念とは、自分の中にある軸のことで、この軸がブレブレな人は、現代にとても多いと。この軸がしっかりとしていないと、様々な困難なことに直面した時に簡単に誘導されてしまう。100人いて、99人がAを選んだら、自分はBが正しいと思っていてもAを選んでしまうように。これこそが軸がしっかりしていないということかも。信念を持つということは、愛する上で絶対不可欠なもので、自分の軸は揺るぎなくしっかりとしていなくちゃいけない。ということ。

そして、勇気。

勇気は僕の大好きな言葉。何ごとをする上でも勇気がとても大事で。勇気という言葉は、「失敗するリスクがあっても、困難なことがあっても一歩踏み出してみるパワー」のことで、人を愛するということは、自分の人生全てをその人と共に生きるということであるからもちろん勇気が必要。勇気がなければ愛することができない。うん。確かにそうだ。恋人には「好きだよ」と言っても愛しているとは、あまり言わないような気がする。本当に愛しているという言葉は重くて、重くて。そんな感じがする。

覚悟。

覚悟ということば。いかにも勇ましい言葉。人生、人を愛するには覚悟が必要で、勇気が必要で。でも、これらを鍛えるためには集中力、忍耐力を身につけて、それに自分の揺るぎない軸である信念を身に着ける必要がある。

4. 人は全員孤独な生き物。生まれる時も、死ぬ時も。

人は生まれる時は、一体していた母と離れ離れになって、孤独になる。そして、死ぬ時も、一人。人間はみんな孤独な生き物。だから、人間にとって1番の敵はもしかすると、ビジネスにおいての競合や、入りたい会社に入ろうとする競争相手だったり、そんなものではなく、孤独。なのかも。って。

結局、自分の1番の敵は自分であって、自分に勝つか負けるか。

友達に好かれようとか、周りからいいように見られようとか、自分の外部のことをどうしても気にしてしまいがちだけど、そんなものはどうでもよくて、本当に気にしなければいけないのは、自分自身。本当だよね。確かに。

薬物やセックス依存症、お酒、タバコは全て、「孤独が怖くて脱出したいと強く思いすぎてしまった結果起こること」。

やっぱり、こういうことを思うと、人間にとっての1番の敵は孤独かもしれない。孤独から脱出するために人を愛して、一緒になろうとする。だけど、どれだけ愛し合っても結局は人は一緒になれない。合体できない。孤独な生き物であって、それはお互いに許容しなければならないって書いてあった。確かに、これこそがアドラーの嫌われる勇気に書いてあった「課題の分離」なのかな。どれだけ相手にこうして欲しい、という自分の理想を言っても、変わるのは相手であって、自分が相手に対して要求するのはおかしくて、そこで課題の分離をしなければならない。というところ。


5. 「人は意識の上では愛されないことを恐れているが、ほんとうは無意識の中で、愛することを恐れている」

この文章を読んだ時にゾクッとした。確かにそうだよね。考えてみれば、愛されないことを恐れている。うん。だけど、本当の心のそこでは、愛することへのリスクを恐れていて、心からその人を愛することができないのかもしれない。

どうしたらいいんだろうね。これは考え中。

だけど、この本にも書いてあったように、愛するには技術が必要で、先ほどいった忍耐力、集中力、勇気、覚悟、信念。

それに加えて、深い場所にあるもの。それが、「信じる」ということ。

「信じる」ということがなければ愛することはできない。って書いてあった。

その時、自分が人を愛することができない原因がわかったような。というのは、「人間不信」だからなのかな?って。

人間を信用できない性格だと、もちろん信用できないから、愛することさえもできない。期待して裏切られるよりも、期待せずに裏切られた方がリスクも少ないし、精神的ダメージも大きくない。だから、期待しない=信用してないってなってしまっている。

6.これからの課題

人を愛することに対して、どうすればいいのか。これは自分自身で考えるべきであって、誰にも頼ってはダメで。自分自身の課題だから。

そこで自分が思ったこれからの課題は「人を少しでも信じる努力をする」ことかなって。でも、簡単にいうけど、これは本当に難しくて、抽象的。

人を信じる前に、大事なことはまず技術的な「忍耐力、集中力」といった基礎的、かつ比較的簡単でわかりやすいものを磨くこと。そこからだなぁと思った。

この本を読んで、これだけたくさんのこと、いやもっと本当はあるけど、指が疲れたので、ここで終ろうと思う。これだけたくさんのことをインプットできた。あとは、これを行動で示して、アウトプットするだけ。うん。行動しよう。

この本は本当に愛するということについて書かれているので、もし興味を持った人は読んでみるといいと思います。本日は以上でーす!




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