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お伊勢さんに並ぶパワースポット東国三社参りバスツアー(後編)



東京を8:30に出発して茨城の鹿島神宮へ参拝した前編はこちら


息栖神社(いきすじんじゃ)

鹿島神宮参拝の後は、再びバスに乗り30分程移動して、息栖神社に到着。
こちらの滞在時間は40分です。
比較的こじんまりとした神社。

主神に久那斗神(くなどのかみ)
相殿に天乃鳥船神(あめのとりふねのかみ)、住吉三神
が祀られています。

天乃鳥船神(あめのとりふねのかみ)は、前回の投稿で参拝していた鹿島神宮のご祭神「武甕槌大神(たけみかづちおおかみ)」が大国主命(おおくにぬしのみこと)の使いで地上に来た際の案内をしたとされています。
※古事記と日本書紀では微妙に内容が違うらしく諸説あるようです。

そんなところから、天乃鳥船神(あめのとりふねのかみ)は、交通の神様として信仰されているということです。


二の鳥居 (鳥居だけの写真を撮りそびれた・・)
二の鳥居をくぐった左手にある稲荷神社
神門
息栖神社 社殿 
御神木
境内には息栖神社の由緒について書かれているので読んでみるとわかりやすい


水の中には・・・

息栖神社の一の鳥居は、少し離れたところにあります。
境内入り口となる二の鳥居という大きな鳥居を背にして川へ向かって歩くと、水中に鳥居が出現します。

一の鳥居 両脇に小さな鳥居が二つある。それが忍潮井(おしおい)

常陸利根川沿いにある一の鳥居の両脇には、小さな鳥居の建てられた二つの四角い井戸「忍潮井(おしおい)」があります。それぞれの井戸の中を覗くと、うっすらと瓶(かめ)が見え、白御影石で銚子の形をしているものを男瓶(おがめ)・やや小ぶりで土器の形をしているものを女瓶(めがめ)と呼んでいます。

息栖神社公式サイト

一の鳥居は川の中に立っているのです。
その両脇に小さな鳥居が一つずつあり、それが忍潮井(おしおい)と言い、そちらも水の中に立っています。

この中には男瓶(おがめ)と女瓶(めがめ)があり、あたり一面が海水だった昔に、海水を押し除けて真水を噴出させたところから忍潮井(おしおい)と呼ばれ、地元の人の生活を支えてきたそうです。

運が良ければ瓶が見えるとか・・見えん
瓶?は見えないなあ・・

当日は、「全くわからん」と思ったのだけれど、noteを書いていて、画像を見て・・もしかしてだけど・・
この丸いようなものが「それ??」
"お銚子のようなもの"が入っているらしいのですが、もっと小さいものを想像していたけれど、画像を見ると、この丸いのがそう見えなくもない???と思ってしまった。
しかも、水は一応、澄んでいるし・・これ、「見えた」ってことかな?

水が澄んでいなかったり、風があって水面が動いていると見えないので、見られた人は幸運だと言われているらしいです。

ちょっと手を伸ばして撮影してみたけど・・やっぱりわからん・・


ちなみに、息栖神社周辺にはお土産屋さんみたいなところはなく、小さなカフェが一軒あるだけのようでした。
小さい神社ですが、駐車場は結構ありましたので、マイカーで来られている方も多くいらっしゃいましたよ。


三社目は香取神宮

息栖神社を後にして、再びバスに乗り込み30分程移動。
三社目の香取神宮へ向かいます。

香取神宮は規模的に三社の中では一番大きかったです。
滞在時間は70分。
ここで、ツアーの皆さんで集合写真も撮りました。(希望者だけ)

駐車場から参道商店会を抜けてここが入り口となる鳥居と社号標


境内は厳かな雰囲気で、日陰は涼しくてとても気持ちが良かったです。
駐車場から結構な坂道を上がっていきます。

新緑が美しく、風も爽やか
坂の後、階段も続きます
こちらは、総門(だったと思う)


楼門は工事中で覆われていたので見えませんでした。
そこを通ると本殿、拝殿があります。
こちらでも、茅の輪が設置されていましたが、ここでは受付をした人のみが茅の輪くぐりができるようでした。

バスツアーだと一斉に並ぶからなかなか大変
三池あるようなのですがイマイチわからず・・

最初に行った鹿島神宮にあった、大鯰を抑え込んでいると言われる「要石(かなめいし)」と地下で繋がっているとも言われる要石がここ香取神宮にもあります。

鹿島神宮で見えている部分は凹の形、香取神宮で見えている部分は凸の形です。
そんな予習をして三社を巡ると色々面白いです。
写真は撮り忘れました・・


急な上り坂を上がった先にある奥宮にも参拝。
こちらは、経津主大神(ふつぬしのおおかみ)の荒御魂(あらみたま)が祀られています。

見どころ、立ち寄り社がいっぱいで、時間が足りないくらいです。

とはいえ・・
やはり、グルメも楽しみたいということで、駐車場に戻る途中の参道商店会で、ピザボールと紫芋コロッケとコーヒーをテイクアウト。
実は・・
店内で食べようと思ったのですが、時間を間違えていることに気づき(笑)慌てて、バスに戻って車内で食べました。
危なかったー!
団体行動ですから、集合時間に遅れたら大変!!
迷惑をかけられないのでバスツアーはそういう意味でドキドキしちゃいます。

写真じゃ伝わらないけれど、見本のサイズ感がバグ
紫芋コロッケ 甘くなくて美味しかった
ピザボール 食べたことのない感じのものでしたが美味しかった


バス旅の終わり

ギリギリ集合時間に間に合って(笑)
最後のバス移動です。
約1時間ほどかけて東京駅へ戻ります。
雨予報から一転、快晴の1日。
暑くもなく、寒くもなく、最高のバス旅でした。

スカイツリー見えてきた〜

道路もそれほど渋滞していなくて、全行程スムーズでした。
運転手さんの運転も上手いのか、全く酔うこともなく1日を終えました。


東京駅丸の内口前で解散してバスツアーは終わり。
私たちも東京駅でお土産などを買い新幹線で長野へ帰ります。
前回の投稿でも書きましたが、今回「トクだ値30」で新幹線を取ったので、長野--東京の往復で11,360円とお安く行って来られました。

バスツアーなるものは初めて参加しました。
最小携行人数に満たない場合、中止になる可能性もあると書いてあったので、大丈夫かなあ・・と心配していたのですが・・・
バスは満席!!
みんなよく知ってるなあ・・・と思いました。

このツアーの場合、境内はどこも砂利などが多く、坂や階段も多いのでスニーカー等の歩きやすい履き物で行くのをお勧めします。

公共交通機関では回りにくいのでバスツアーに参加しましたが、比較的近いエリアにお住まいの方ならマイカーで回るのも良いと思いました。

それと、全体的にお土産を買うようなところはほぼないです。
珍しいなと思いました。
昨年、伊勢神宮へ参拝した時は「おかげ横丁」みたいな盛大な観光地化となっていてそれもびっくりでしたが、その真逆でした。

東国三社参りがどれほど知名度のあるものかわかりませんが、少なくとも伊勢神宮と並ぶほどのご利益などと言われているパワースポットらしいので、もう少し観光地要素があっても良さそうなのになあ・・
でもそれだと趣も壊れるのかなあ・・などと思いました。

何はともあれ、天気にも恵まれ、とても充実した1日でした。
また機会があれば、楽しそうなバスツアーに参加してみたいと思いました。

東京駅ってあまり来ることがない
やっぱ新幹線はかっこいい(笑)
0キロポスト。ここが起点ってやつですよね?これって全部のホームにあるの?


おまけ

東京駅で買ってきた「生春巻きセット」と「海老ととうもろこしの和風揚げ」でお疲れ乾杯を新幹線の中で。あ、つまみは3人分ですよ(笑)
打ち上げは、長野駅前のディプント長野店にて
これが最高なのよ
シラスのサラダも美味しかった
カニの濃厚トマトクリームパスタ
サングリアは、凍ったフルーツが入っているらしい(友人談)
三社巡りに行ったらぜひお受けしたい「三社守」それぞれの神紋をいただいて完成する。
最近は、神社参拝の際、お守りではなくお塩をいただいてくることも多い。今回はお塩もお守りも両方ですけどね。これで残り半年も安心!(笑)



最後まで読んでいただいてありがとうございます。
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