
宇都宮で餃子食べ比べ! 週末パスで2日間乗り降り自由な一人旅。その3
一人旅の良さは思いつきで動けること
二日目の朝は、ホテルの朝食でスタート。
宿泊した喜多方駅周辺にはモーニングをやっているカフェなどがなさそうだったので、ホテルの朝食付きで予約してました。
ブュッフェとかではなく、一人ずつの御膳で用意されていました。
小さなおかずが、何種類も乗っていてめちゃよかったです。
かなりのボリュームです。
今日も一日動くので、しっかり完食!
コーヒーもデロンギのマシンが置いてあって
自由に飲めたので一杯いただきました。

さて。
朝食も食べたし、今日の予定は宇都宮で餃子を食べるだけしか決めていません(笑)
どうしようかな・・・
と思っていたら
ふと、思い出しました。
3月に東北を旅した時は工事中だったからやめた
鶴ヶ城ってこのすぐ近くではないか?
もしかして、工事終わってるんじゃないか?
と、調べたらビンゴ。
こりゃ行くしかない!
即、チェックアウト!
こんな風に、その場で決めて即変更できるのも
一人旅の気楽さ。
ダッシュで駅に向かい1本早い列車に乗れました!
8:31 磐越西線 会津若松行
8:47 会津若松 着
鶴ヶ城と不思議なタクシーの運転手さん

会津若松駅から、鶴ヶ城までは徒歩で20分くらいらしい。
季節の良い時なら、全然歩くんだけど・・
7月半ばの猛暑・・・
バスは・・・
だいぶ待たないと来ない。
この後の工程を考えるとゆっくりしている暇はない。
ええい。仕方ない !
贅沢にタクシー使うしかないな。
と乗ったタクシー。
「鶴ヶ城までお願いします。」
とね。
そしたら、そのタクシーの運転手さんが、何やら観光案内してくれ始めた。
私、全く予備知識なく来たわけだけれど
野口英世氏は、ここ会津若松で左手の手術を受けたそうです。
その病院の会陽医院の先生から、支援を受けて勉学を進められたとか。
その会陽医院の跡地は、野口英世の資料館となっているそうで・・
鶴ヶ城へ向かう途中にその建物などがあり、
勝手に一時停止して簡単に案内してくれる(笑)
さらに、この先に見える教会も野口英世のゆかりの地だと。
「城はすぐだから、ちょっと教会も見てく?」
と(笑)


会津若松のタクシーはこんなことまでしてくれるのか〜
と感心していたら
どうやら、この運転手さんは特別だったみたい(笑)
運転手さん曰く
「タクシーの運転手だってさ、ただ言われたところまで黙って行けばいいってもんじゃないんだよ。このくらいのことしないとさ〜」
だそうです(笑)
ラッキーだったわ〜
鶴ヶ城に着く前にすでに観光しちゃったよ。
タクシーは、マイカーなどよりずっと城の近くまで入れるとのことで、タクシーを降りた場所は、本当にすぐ目の前がお城でした。

9時ちょい過ぎくらいに到着したせいか、空いていました。
天守閣入場料は、事前に「アソビュー」というアプリからゲット。
茶室麟閣とセットの券を購入。
このアソビューというアプリ結構便利!
事前決済で買えるから、スマホ一つでOK。しかも割引されてちょっと安い。
さらに、入場料を払う列に並ばずスルッと入れます。
鶴ヶ城は、昭和40年に再建され、平成23年に幕末当時の赤瓦に吹き替えられました。
さらに、資料館として今年(2023年)4月にリニューアルされたのです。
中は、撮影禁止エリアもありますが、ほとんどは撮影してよかったと思います。
が、私は先を急ぐ旅なので、ささっと歩きながら見学(笑)



同じ敷地内にある、茶室麟閣も見学。
アソビューでセットのチケットを購入済みで楽々。
"豊臣秀吉の怒りに触れ、死を命じられた千利休の茶道が途絶えることを惜しんだ会津領主が、利休の子の少庵を会津に匿い、豊臣秀吉に「千家再興」を願い出ました。この結果、少庵は京都へ帰り、千家茶道は引き継がれていった。(鶴ヶ城資料より一部抜粋)"
その匿っていたのがこちらなのだそうです。





駆け足でしたが、とにかく見どころいっぱい。
会津若松は、ちゃんと観光に来たいなと思いました。
さて。
駅へ戻るには、バスですが・・
これがまた、時間がない(笑)
ええい。帰りも贅沢にタクシーだ!
先ほどおろしてもらったタクシー乗り場に戻ると、待機しているタクシーが2台。
そちらに飛び乗って会津若松駅までGO!
ギリギリセーフで会津若松駅に到着。
10:20 磐越西線 郡山行
普通列車乗り継ぎラッシュ

週末パスがあるから、切符をいちいち買ったりしなくていいのが楽です。
11:36 郡山駅着

次は
11:50 東北本線 新白河行
12:30 新白河着

続いて
12:35 東北本線 黒磯行

12:58 黒磯着


実は、黒磯駅前には、レトロなカフェやパン屋さんがあるおしゃれなスポットになっているのは知っていて寄りたいなとは思っていた。


寄りたかったけど・・
黒磯の滞在時間は30分弱。
カフェに寄るにはちょっと時間が足りない。
しかも、そこそこ人がいるようだったし
次の電車に乗り遅れると大変なことになるので・・
今回は眺めるだけにしてカフェは諦めた。
13:21 宇都宮線宇都宮行
14:14 宇都宮着
待ってました!餃子の食べ比べ!
ようやく、この度の目的地に到着(笑)


さて。今回の旅の一番の目的が「宇都宮で餃子。」です。
駅から徒歩15分ほどの「来らっせ」本店が目的地。
お腹ぺこぺこですが、さらにお腹を空かせるためにw
歩いて向かいます。
こちらでは、日替わりで30店舗以上の各店の味が楽しめる「日替わり店舗」と、有名店が入っている「常設店舗」があります。
14時半すぎに到着しましたが30分待ちでした・・
まじか・・この時間なら空いていると思って
あえて時間をずらして来たのに・・





このために来たのですから、30分待ちますよ。ええ。ええ。
お腹を空かせて待ちます。
ようやく順番が来ました!!
じゃーーーん!!

日替わり食べ比べセットはAとBがあって
どっちにしようか迷いましたが・・・
せっかくなので、ご飯なしで餃子のみAとBの両方いきました!
食べられるか心配でしたが・・
昼と夜の兼用ならいいよね!ってことでw
ちゃんと完食しました。
かなりお腹いっぱいで、さすがに夕飯は無しにしました。
味の違いは、
劇的に違いがある!ってほどではないのですが、
皮が違ったり具材が微妙に違ったり
説明を読みながら、食べ比べを堪能しました♪
どれも美味しかったです。
大満足!!!
わざわざ来た甲斐があります。
一人で何店舗も行けるわけないし
そんなおひとりさまにぴったりです。
グループできて、
みんなで食べ比べしている人たちもいました。
楽しかった〜♪
満腹で帰ります。
そうそう、来るときにすぐ近くに大きな神社があって、
お祭りしていたのです。

Googleマップで見たら
二荒山(ふたあらやま)神社というらしい。
この日は、ちょうど天王祭だったらしく勇壮な太鼓のパフォーマンスがされていました。
せっかくなので、参拝。


境内に小さなお社もたくさんあって
回れるだけ回りました。
神社好きとしては思いがけず出会えたのも嬉しい。
めちゃくちゃ暑かったけど(笑)
そこからまた歩いて宇都宮駅に戻りいよいよ帰ります。
15:53 湘南新宿ライン 逗子行
16:51 大宮着
今回の旅の終わりに

さて。
大宮からは大人の事情でワープします(笑)
(翌日も朝から仕事なので)
17:17 新幹線あさま621号
週末パスは、運賃分として利用できるので特急券のみ購入。
2,640円ですね。
かがやきだと、もう少し早く着くけどその分ちょっと高い。
急ぐわけでもないので、あさまの自由席で。


週末パス。すごくよかったです。
乗れるエリアは限られていますが、結構遠くまで行けます(笑)
2日間乗り降り自由で8,880円。
子ども料金もあります。
週末のみ利用でき、お盆など使えない期間もありますが
泊まりでなく、日帰りで一旦帰ってきて、次の日また別方面へ出かけるなんていうのもアリだと思います。
子どもと列車に乗る経験なんていうのも
おすすめします。
気になったところで降りたり
子どもが飽きたら降りたり
乗り降り自由だとそういうところがいい。
ただし、普通列車は場所によっては1時間2時間に1本とかの線もあるので、下調べはある程度必要です。
でも、それも含めて普通列車の旅って楽しいです。
いや〜グルメ旅・・・と言いつつ
それほどあちこちのグルメは寄れていない。
割と、カツカツスケジュールで移動していたからなあ。
まあ、今回は、週末パスでどれだけ移動できるか
というのが目的の一つでもあったので、よしとします。
というのも・・・
実は、この夏、青春18きっぷで普通列車の旅をしてみようと
思っているのです。
が!
普通列車にそんなに長い時間乗っていられるのかわからない。
ということで、週末パスを利用して試してみたのです。
結果。
全然、大丈夫。
普通列車に乗り継ぐのも楽しいし、トイレとかも大丈夫そう。
ということで、決行することにします!

最後まで読んでいただいてありがとうございました。
この夏、18きっぷの旅も楽しんできます。
週末パスの旅その1
週末パスの旅その2